CopyToでフォルダ間の同期をとる
CopyTo
「CopyTo」はファイルの更新やフォルダ間の同期処理を行うツールです。データファイルのリムーバブルメディア(CD-RWやCD-R)へのバックアップや、デスクトップPCとノートPC間でのでのフォルダの同期処理に使用しています。
操作画面
操作もシンプルです。実際に更新処理が実行される前に、プレビューウインドウが表示されどのフォルダやファイルが更新の対象になっているかを表示して入れます。このプレビューウィンドウで確認してから更新処理を実行するようになっています。ついうっかり、更新しなくても良いものを更新したり、削除すべきでないものを削除してしまったという間違いを減らすことができます。
プレビューウィンドウ
ダウンロードサイト
http://www.ne.jp/asahi/cool/kish/index-j.html
操作
[Update] 更新日時の新しいファイルだけコピー
処理元とターゲットの両方に存在するファイルで処理元の方が新しいファイルだけをターゲットフォルダにコピーします。
[Backup] 新規作成ファイルと更新日時の新しいファイルをコピー
処理元にだけ存在するファイルと処理元とターゲットの両方に存在するファイルで処理元の方が新しいファイルをターゲットフォルダにコピーします。
[同期] Backup+ターゲットにあるファイルで処理元に存在しないファイルは削除
[Backup]モードの処理に加えて、ターゲットフォルダにあるファイルで処理元に存在しないファイルを削除します。
[処理元とターゲット・フォルダの間で互いにBackup]
[Backup]モードで処理元とターゲットの間で双方向に処理を行います。処理元とターゲットフォルダそれぞれに存在しないファイルを補い合います。さらに、処理元とターゲットの両方に存在するファイルは新しいファイルを反対方向へコピーします。
[復元] 存在しないファイルと更新日時の古いファイルをコピー
ターゲットフォルダに存在しない処理元にだけ存在するファイルと、処理元とターゲットの両方に存在するファイルで処理元の方が古いファイルをターゲットフォルダにコピーします。
[増分バックアップ] アーカイブ属性のファイルをコピーして、コピー元のアーカイブ属性を解除
ファイルにはアーカイブという属性があります。このモードではアーカイブ属性がセットされたファイル(前回の増分バックアップ後に更新されたファイル)だけをコピーし、コピー後にアーカイブ属性を解除します。
[セミオートマティック同期]
処理元フォルダとターゲットフォルダの両方で修正したファイルがあったときに、プレビューウィンドウで片方だけで修正したファイルと区別して表示できます。このようなファイルがあった場合には両方のファイルを開き、内容を検討してから、矢印の向きを変えることで、どちらのファイルで上書きするかを選ぶことができます。
処理元とターゲットの両方で修正したファイルには従来の矢印マークに加えて?マークが表示されます。処理元とターゲットのどちらかでファイルを削除したとき、反対側のファイルも削除します。プレビューウィンドウではこのファイルを削除から反対方向へ追加に変更することもできます。
2010.04.07