Windows環境にRASPPPOE をインストールし、PPPoE動作環境を構築します。
このRASPPPOEは、 PPPoE Host (client) としてだけではなく、 PPPoE Access Concentrator (server) としても機能します。

http://www.raspppoe.com/
RASPPPOE_099.ZIP

・ダイヤルアップネットワーク コンポーネントがインストールされていることを確認します。
・ダイヤルアップ サーバ コンポーネントがインストールされていることを確認します。
・ダウンロードしたファイルを解凍し、「仮のインストールフォルダ」に保存します。
・デスクトップの「ネットワーク」 (Windows 98) または 「マイ ネットワーク」 (Windows ME) を右クリックし、さらにプロパティをクリックして「ネットワーク」ウィンドウを表示させます。
・「ネットワーク」ウィンドウで「追加」ボタンをクリックします。「ネットワーク コンポーネントの種類の選択」ウィンドウの中で、「プロトコル」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
・「ネットワーク プロトコルの選択」ウィンドウの「ディスク使用」ボタンをクリックします。
・「ディスクからインストール」ウィンドウで、「仮のインストールフォルダ」を指定します。 次に「OK」ボタンをクリックすると新しいウィンドウが現れ、モデル： PPP over Ethernet Protocol が表示されます。ここで、再び「OK」ボタンをクリックするとプロトコルのインストールが開始されます。
・Windows の再起動要求に従い、システムを再起動します。

初期設定

・「スタート」 -> 「ファイル名を指定して実行」 で 「RASPPPOE」 と指定して、Dial-up Connection Setup アプリケーションを起動させます。
・Dial-up Connection のショートカットがデスクトップに作られます。このショートカットを使用して「接続」ができるようになります。
・「exit」 ボタンをクリックして終了させます。

PPP over Ethernet Dial-up 接続

・デスクトップ上の Dial-up Connection ショートカットをダブルクリックして「接続」ウィンドウを開きます。
・ユーザ名とパスワードを入力して、「接続」します。

RASPPPoE は、PPPoE Access Concentrator (server) として機能させることができます。
PPPoE Access Concentrator として動作させるときは、 RASPPPOE のインストールに先立ち、ダイヤルアップ サーバ コンポーネントをインストールしておく必要があります。

PPPoE Access Concentrator 機能を有効にする

・「コントロール パネル」 -> 「ダイヤルアップネットワーク」 の 「接続」メニューの「ダイヤルアップサーバ」 をクリックして「ダイヤルアップサーバ」 ウィンドウを開きます。
・「ダイヤルアップサーバ」 ウィンドウの中で、 PPPoE を設定しているネットワークアダプタ名のタブを選択し、「着信する」を指定します。
・PPPoE Access Concentrator 機能を無効にしたいときは、上記の操作で 「着信する」 の代わりに 「着信しない」 を指定します。

変更 2002.04.01