PowerX Hard Disk Managerを使う
PowerX Hard Disk Manager
PowerX Hard Disk Manager 8を使用すると、ディスクのバックアップ、パーティション操作、デフラグ、ファイルの完全消去などが行えます。
PowerX Hard Disk Manager 8
http://www.powerx.jp/product/catalog/safety/xhm8/
PowerX Hard Disk Mangerでディスクをまるごとバックアップする
バックアップ
・ PowerX Hard Disk Manager 8を起動します。
・ 「バックアップ」アイコンをクリックし、「バックアップウィザード」を表示させます。
・ 「バックアップ対象」を選択します。
ディスク0ドライブ全体をバックアップするときは、「ベーシックディスク0」にチェックを入れます。
・ 「アーカイブの保存先」を選択します。
「ローカル/ネットワークドライブにアーカイブを保存」を選択します。
・ 「アーカイブの保存先 - パーティションの選択」で、アーカイブの保存先を指定します。
・ 「アーカイブの説明」で、アーカイブに対する説明を入力します。
「バックアップの実行方法」として「すぐにバックアップ」を選択します。
・ 「バックアップの設定内容」でバックアップの設定内容を確認します。
・ 「バックアップウィザードの完了」で、「完了」ボタンをクリックします。
・ 「適用」アイコンをクリックし、バックアップ処理を開始させます。
リストア
バックアップしたデータを復元します。
・ Hard Disk Manager 8インストールCDをCD-ROMドライブにセットしPCを起動します。
(F2キーを押しBIOSのブートメニューを呼び出してCD-ROMを選択します。)
・ Hard Disk Managerを起動します。
・ メニューから「ウィザード」を選択し、「ディスクまたはパーティションの復元」をクリックしてウィザードを開始させます。
・ バックアップしたデータを選択し、アーカイブファイルの詳細を表示します。
・ 復元対象の表示で、HDD全体(例:ベーシックディスク0)を選択します。
・ 復元先で、アーカイブの復元先(例:ベーシックディスク0)を選択します。
・ 復元内容の確認とオプションの設定で、設定内容を確認します。
・ ウィザードを完了させます。
・ 「適用」ボタンをクリックして処理を開始します。
MBRの更新(初期化)
WindowsのMBRを書き込みます。
・ ディスクマップでハードディスク(例: ベーシックディスク0)を選択します。
・ 選択したハードディスクを右クリック → 「MBRの更新」を選択します。
・ 「適用」ボタンをクリックして変更処理を行います。
Hard Disk Manager復元環境が起動するUSBメモリを作成する
PowerX Hard Disk Manager 8 にはWindows PE 2.0を利用したCDから起動する復元環境があります。
ここでは、CDでは無くUSBメモリで復元が行える環境を作成します。
準備するもの
・ USBメモリ
・ PowerX Hard Disk Manager 8 製品CD
USBメモリのフォーマット
USBメモリをNTFSでフォーマットします。
必要なファイルのコピー
Hard Disk Manager 8製品CDから必要なファイルをコピーします。
最低限必要なフォルダとファイルは以下の通りです(トータルサイズ:200MB弱)。
[フォルダ]
BOOT
EFI
SOURCES
[ファイル]
BOOTMGR
パーティション設定の変更
USBメモリから起動するためにパーティションの設定を変更します。
・ 起動用パーティションをアクティブにします。
Hard Disk Manager 8 を起動してUSBメモリのパーティションをアクティブに設定します。
・ USBメモリにブートセクタを書き込みます。
Hard Disk Manager 8 を起動して「MBRの更新」を行います。
動作確認
作成したUSBメモリから実際に起動し動作を確認します。
2010.02.13