VMware ESXi 3.5 Update 5 はホストOSを必要としない、直接ハードウエアにインストールして動作させるハイパーバイザです。多くの仮想マシンを同時実行させることができます。
VMware ESXi 3.5 Update 5 は外部のリモート環境からの操作を受け付けるためのインターフェースも備えています。

・ VMware Workstation 6.5
・ Windows 7 64bit
・ Panasonic Let's Note S8
・ VMware ESXi 3.5 Update 5 インストール用仮想マシン
・ VI Clientインストール用Windows XP (仮想マシン)

VMware ESXi 3.5 Update 5 をインストールする仮想マシンを作成します。
・ ゲストOS: Linux 　バージョン:　他の64ビット
・ Memory: 1024MB
・ ハードディスク(SCSI LSIlogic): 64GB
・ ネットワークアダプタ: ブリッジ

＜vmxファイルの編集＞
vmxファイルに下記のパラメータを追加します。

monitor_control.restrict_backdoor = "TRUE"
monitor_control.vt32 = "TRUE"

VMware ESXiのISOイメージを入手します。
ダウンロードするにはユーザ登録を行う必要があります。

無償の VMware ESXi： ライブ マイグレーションを実現するベアメタル ハイパーバイザー
http://www.vmware.com/jp/products/esxi/
VMware-VMvisor-InstallerCD-3.5.0_Update_5-207095.i386.iso

・ CD/DVDにダウンロードしたVMware-VMvisor-InstallerCD-3.5.0_Update_5-207095.i386.isoを設定します。
・ 仮想マシンを起動します。
・ VMware ESXi 3.5 Update 5 のインストールを促す画面で、Enterキーを押します。
・ 使用許諾契約書の内容確認で問題なければ、F11を押します。
・ VMware ESXiをインストールするディスクの選択画面で、ディスクを選択し、Enterキーを押します。
インストールディスクの確認画面が表示された後、VMware ESXi 3.5 Update 5がハードディスクにインストールされます。
・ インストールが終了後、再起動します。
再起動後、ハードディスクにインストールされたVMware ESXi 3.5 Update 5 が起動します。

初期設定として、管理者権限（root）のパスワードと管理用のネットワーク設定を行います。
rootのパスワードやネットワークの設定はVMware Infrastructure ClientからVMware ESXiをアクセスするのに必要になります。

・ インストール直後の起動画面でF2キーを押します。
・ 初期設定を行う画面で、画面に従い、設定を行います。

VMware ESXi側で初期設定が終了したら、管理端末のWebブラウザでVMware ESXiにアクセスします。アドレスとして初期設定で設定したIPアドレスを指定します。

https://<初期設定で指定したIPアドレス>/

VMware ESXiの表示画面から「Download VMware Infrastructure Client」をクリックすると、VMware Infrastructure Client(VMware-viclient-all-4.0.0-208111.exe)をダウンロードします。

ダウンロード後インストールします。

VMware Infrastructure Clientには.NET Framework 2.0が必要です。.NET Frameworkは自動的にインストールされます。

・ VMware Infrastructure Clientを起動します。
・ 初期設定で設定したIPアドレスとパスワード、ユーザ名(root)でログインします。
・ セキュリティーの警告は無視します。

インストール直後のVMware ESXiは、60日間使用期間限定の「Evaluation Mode」になっています。
アクティベーション時に入手したシリアルナンバーをVMware ESXiに登録して、無期限でVMware ESXiを利用できるようにします。

シリアルナンバーの登録は、VMware Infrastructure Clientから行います。
・ VMware ESXiにアクセスし、VMware ESXiのホスト名を選択して「Configuration」タブをクリックします。
・ Configuration画面「ソフトウェア」の「Licensed Features」「License Source」の「Edit...」をクリックします。
・ 「License Sources」画面の「Use Serial Number」を選択してシリアルナンバーを入力します。
・ 最後に、「OK」ボタンをクリックします。

仮想マシンの作成と起動は、VMware Infrastructure Clientから行えます。

Windows XP


CentOS

変更 2010.09.11
2010.02.03