DD-WRT化したBuffalo WHR-HP-AMPGをブロードバンドルータとして使用します。

WHR-HP-AMPGをDD-WRT化する

DD-WRTをインストールしたWHR-HP-AMPGのLANと設定用PCをLANケーブルで接続します。

設定用PCのIPアドレスを 192.168.1.x に設定します。

設定用PCのWebブラウザから
http://192.168.1.1
をアクセスし、DD-WRTの control panel を表示させます。

新しいユーザ名とパスワードを設定します。

Administration をクリックします。

ネットワークパスワードの入力画面で、
　ユーザ名 root
　パスワード admin
を入力します。

Router Password で、
　Router Username
　Router Password
を入力します。

最後に、Apply Settingsボタンをクリックします。

インターネットに接続するための設定を行います。

Setup → Basic Setup を選択します。

WAN Connetion Type

・Connetion Type で PPPoE を選択します。
・User Name にISP接続用<ユーザ名>を入力します。
・Password にISP接続用<パスワード>を入力します。
・Service Name にはPPPoE設定を識別するための文字列を入力します。(asahi-net)

・その他の設定項目はデフォルト設定とします。
PPP Compression　　Disable
T-Home VDSL 7 VLAN Tagging　　Disable
MPPE Encryption　　<空白>
Multi Link　　<チェック無し>
Force reconnect　　Enable
STP　　Disable

Optional Setting

Router Name　　DD-WRT
Host Name　　<空白>　　
Domain Name　　<空白>
MTU で Manual を選択し、1454 を設定します。

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

LAN側の設定を行います。

Setup → Basic Setup を選択します。

Network Setup

本ルータのIPアドレスを設定します。

　Local IP Address　192.168.1.1
　Subnet Mask　255.255.255.0
　Gateway　192.168.1.1
　Local DNS　192.168.1.1

Network Address Server Settings (DHCP)

DHCPサーバの設定を行います。
　DHCP Type　DHCP Server
　DHCP Server　 Enable
　Start IP Address　192.168.1.30
　Maximum DHCP Users　40
　Client lease Time　1440 （minutes）
　Static DNS 1 192.168.1.1

　Use DNSMasq for DHCP　<チェックを外す> (注)
　Use DNSMasq for DNS <チェック>
　(注) チェックをすると無線LANでDHCPによるアドレス取得ができなくなることがありました。

Time Settings

NTP Client　Enable
Time Zone　UTC+09.00 を選択します。
Summer Time(DST) none を選択します。
Server IP/Name ntp1.jst.mfeed.ad.jp を入力します。

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

ホームサーバを公開するできるように、必要なポートを開放し、外部からのアクセスを許可します。

NAT/QoS → Port Range Forward を選択します。

Webサーバ

Addボタンをクリックし、下記の設定を行います。

Saveボタンをクリックします。

FTPサーバ (Control)

Addボタンをクリックし、下記の設定を行います。

Saveボタンをクリックします。

FTPサーバ (Data)

Addボタンをクリックし、下記の設定を行います。

Saveボタンをクリックします。

FTPサーバ (PASV接続用ポート 4000～4002)

Addボタンをクリックし、下記の設定を行います。

Saveボタンをクリックします。

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

無線LANアクセスポイントとしての設定を行います。

Wireless → Basic Settings を選択します。

Wireless Physical Interface ath0(IEEE802.11a)の設定

・Regulatory Domain JAPANを選択します。

・Wireless Network name(SSID)に <SSID> を入力します。
・必要に応じて、Wireless SSID Broadcastの Enable/Disable を指定します。

(注)
IEEE802.11aはしばらくの間使用しないため、機能停止に設定します。
Wireless Network Mode で Disabled を選択します。

Wireless Physical Interface ath1(IEEE802.11b/g)の設定

・Regulatory Domain JAPANを選択します。

・Wireless Network name(SSID)に <SSID> を入力します。
・必要に応じて、Wireless SSID Broadcastの Enable/Disable を指定します。

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

無線LANのセキュリティ方式として WPA2 Personal+AES を使用します。

Wireless → Wireless Securityを選択します。

Wireless Security ath0(IEEE802.11a)の設定

・Security Mode で WPA2 Personal を選択します。
・WPA Algorithms で AES を選択します。
・WPA Shared Key で WPA共有キー を入力します。

Wireless Security ath1(IEEE802.11b/g)の設定

・Security Mode で WPA2 Personal を選択します。
・WPA Algorithms で AES を選択します。
・WPA Shared Key で WPA共有キー を入力します。

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

WHR-HP-AMPGのWANとFTTHモデムをLANケーブルで接続します。

・LANに接続したPCからインターネットにアクセスできることを確認します。

・無線LANに接続したPCからインターネットにアクセスできることを確認します。

・システム情報を表示し、システム状態を確認します。
　Status → Sys-Info をクリックし、システム情報を表示します。

ダイナミックDNS(Dynamic DO!.jp) のIPアドレスの更新のためを設定を行います。

Dynamic DO!.jp
http://ddo.jp/

設定

・Setup → DDNS を選択します。

• DDNS Service
  • Custom
• DYNDNS Server
  • ddo.jp
• User Name
  • name (ダミー)
• Password
  • password (ダミー)
• ホスト名
  • itlife
• URL
  • http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=ドメイン&pw=パスワード
• Do not use external check
  • No
• Force Update Interval
  • 7 (日間)

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

動作確認

Apply Settingsボタンのクリック後、DDNS Status の表示内容をチェックします。

PPTPサーバの設定を行います。

セキュリティー設定

Security → VPN Passthroughを選択します。

PPTP Passthrough
　Disable

Apply Settingsボタンをクリックします。

PPTP サーバ設定

Service → VPN を選択します。

PPTP Server
　Enable
Broadcast support
　Enable
Force MPPE Encryption
　Enable
Server IP
　192.168.1.1
クライアントIPアドレス
　192.168.1.241-246
CHAP-Secrets
<ユーザID-1> * <パスワード-1> *
<ユーザID-2> * <パスワード-2> *

Radius
　Disable

PPTP Client設定
　PPTP Client Option
　　Disable

パラメータの保存と設定

Apply Settingsボタンをクリックします。

PPTP VPN 接続確認

iPhoneのPPTP VPNの設定を行い動作確認を行います。
VPNはWi-Fiでも携帯電話データネットワークでも使用できます。

●iPhone VPN設定
・「設定」→「一般」→「ネットワーク」→「VPN」→「VPN構成を追加...」をタップします。
・「PPTP」を選択します。
・以下の内容を設定し、「保存」をタップします。
　- 「説明」←接続設定の説明(PPTP)
　- 「サーバ」←PPTPサーバのグローバルIPまたはホスト名
　- 「アカウント」←PPTPサーバで設定した、アクセス可能なユーザ名
　- 「RSA SecurID」←オフ（デフォルト）
　- 「パスワード」←PPTPサーバで設定した、<パスワード>
　- 「暗号化レベル」←自動（デフォルト）
　- 「すべての信号を送信」←オン（デフォルト）

「VPN」をオンにし、PPTPで接続されることを確認します。

設定ファイルをバックアップします。

Administration → Backup をクリックします。
Backup ボタンをクリックします。
OK をクリックします。

ダウンロードディレクトリに nvrambak.bin ファイルとしてバックアップされます。

追加 2011.11.08
2011.11.02