Red Hat Linux 9でWebDAVを使う
WebDAVはWebサーバでのファイル操作を行う仕組みです。WebDAVを利用すると、WWWサーバのホームページファイルの追加、削除、変更が他のコンピュータからできるようになります。
Apacheの設定
Apacheがインストールされた段階で、WebDAVを利用するための準備はできています。
ただし、WebDAVを有効にするにはApacheの設定を行う必要があります。
/etc/httpd/conf/httpd.confの設定
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
<Directory "/var/www/html">
DAV On <- この行を追加します
</Directory>
Apacheの再起動
設定を有効にするためにApacheを再起動します。
ディレクトリ/var/www/html以下に対してWebDAVでアクセスできるようになります。
Windowsの設定
・マイネットワーク -> ネットワークプレースの追加を選択します。
・ネットワークプレースの追加ウィザード -> インターネットまたはネットワークのアドレスにWebDAVサーバのURLを指定します。
・ネットワークプレースの名前を指定します。
WindowsのエクスプローラからWindowsのファイルを操作するのと同様の手順で、/var/www/html以下のファイルを操作できるようになります。
2008.04.12