FedoraのXenでHVMドメインを実行します。HVMドメインとしてWindows XPをインストールし実行します。

/boot/grub/grub.confの編集

・Xenのkernel行に「dom0_mem=512m」を追加してXenモードでブートします。

イメージファイルの作成

・5GBのイメージファイルを作成します。
# dd if=/dev/zero of=/home/fedora/xen/winxp.img bs=1 count=1 seek=5G

設定ファイルの作成

・HVMドメイン設定ファイル(/etc/xen/xmwinxp.hvm)を作成します。
・/etc/xen/xmexample.hvmをコピーして編集します。
# cp /etc/xen/xmexample.hvm /etc/xen/xmwinxp.hvm
# vi /etc/xen/xmwinxp.hvm

[内容]
kernel = "/usr/lib/xen/boot/hvmloader"
builder = 'hvm'
memory = 256
name = "WinXPHVM"
vcpus=1
pae=1
apic=1
vif = [ 'type=ioemu, mac=00:16:3e:00:00:10, bridge=xenbr0', ]
disk = [ 'file:/home/fedora/xen/winxp.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]
on_reboot = 'restart'
on_crash = 'restart'
device_model = '/usr/lib/xen/bin/qemu-dm'
sdl=1
vnc=0
serial = 'pty'

・Windows XPのインストールCDをドライブに挿入します。
・create bootコマンドでHVMドメインを起動させインストールを開始します。
# xm create xmwinxp.hvm boot=d

・createコマンドでHVMドメインを起動してWindows XPを開始します。
# xm create xmwinxp.hvm

参考
Xenコマンドラインインターフェース

2007.12.08