Sambaを構築する

CentOS 4.4にSambaをインストールし、Windowsのファイルサーバを構築します。ユーザのホームディレクトリへWindowsからアクセスできるようにします。

Sambaインストール

Sambaをインストールします。
# yum install samba

Samba設定

/etc/samba/にあるsmb.confを編集します。
# cd /etc/samba
# vi smb.conf

<編集>
[global]
dos charset = CP932
unix charset = UTF-8 <= 使用文字コードによりEUCJP-MSを指定
display charset = UTF-8 <= 使用文字コードによりEUCJP-MSを指定
workgroup = WORKGROUP <= Windowsワークグループ名を指定

[homes]
comment = Home Directories
browseable = no
writable = yes

Sambaの起動と停止

Sambaを起動します。
# /etc/rc.d/init.d/smb start

Sambaを停止します。
# /etc/rc.d/init.d/smb stop

Sambaの自動起動設定

Sambaを自動起動できるように設定します。
# chkconfig smb on

Sambaが自動起動設定になっているかどうかを確認します。
# chkconfig --list smb
smb 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
ランレベル2~5でonになっていることを確認できます。

Sambaユーザの追加

システムにユーザを追加します。
# useradd -m <ユーザ名>

パスワードを設定します。
# passwd <ユーザ名>
New password:
Retype new password:

Sambaへユーザを追加します。
# pdbedit -a <ユーザ名>
new password:
retype new password:

Sambaからユーザを削除します。
# pdbedit -x <ユーザ名>

Sambaユーザのパスワードを変更します。
# smbpasswd <ユーザ名>

動作確認

[ファイル名を指定して実行]あるいは、エクスプローラのアドレス欄から、\\<SambaのIPアドレス>\でアクセスできることを確認します。
ユーザ名とパスワードには、Sambaに追加したユーザ名とパスワードを入力します。

2006.12.22