Fedora 7でWebDAVを使う

WebDAVはWebサーバでのファイル操作を行う仕組みです。WebDAVを利用すると、WWWサーバのホームページファイルの追加、削除、変更が他のコンピュータからできるようになります。

Apacheの設定

Apacheがインストールされた段階で、WebDAVを利用するための準備はできています。
ただし、WebDAVを有効にするにはApacheの設定を行う必要があります。

/etc/httpd/conf/httpd.confの設定

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

<Directory "/var/www/html">
DAV On <- この行を追加します
</Directory>

Apacheの再起動

設定を有効にするためにApacheを再起動します。

ディレクトリ/var/www/html以下に対してWebDAVでアクセスできるようになります。

Windowsの設定

・マイネットワーク -> ネットワークプレースの追加を選択します。
・ネットワークプレースの追加ウィザード -> インターネットまたはネットワークのアドレスにWebDAVサーバのURLを指定します。
・ネットワークプレースの名前を指定します。

WindowsのエクスプローラからWindowsのファイルを操作するのと同様の手順で、/var/www/html以下のファイルを操作できるようになります。

2008.07.21