Debian GNU/Linux 5.0をインストールする
Debian GNU/Linux 5.0をnetinst版でインストールします。
インストール
- インストーラの起動
- インストールisoからPCを起動します。
- ブート画面で「Graphical install」を選択し[Enter]キーを押します。
- (グラフィカル環境でインストール作業を行います。)
- 言語の選択
- 利用する言語に、「Japanese - 日本語」を選択して「Continue」をクリックします。
- キーボード配置の選択
- キーボードの種類として、「日本(106 キー)」を選択します。
- ホスト名、ドメイン名の設定
- ホスト名とドメイン名を入力します。
- ホスト名は「debian」のままとします。
- ドメイン名は「localdomain」とします。
- パーティショニングの方法
- 「ガイド - ディスク全体を使う」を選択します。
- ディスクのパーティショニング
- Debianをインストールするハードディスクを選択します。
- パーティションの構成として、「すべてのファイルを1つのパーティションに(初心者ユーザには推奨)」を選択します。
- (ルートパーティションとスワップパーティションの2つが用意されます。)
- パーティション構成を確認し、「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択して「続ける」をクリックします。
- パーティション変更の確認
- 警告画面で、「はい」を選択して「続ける」をクリックします。
- 管理者のパスワードの設定
- 管理者(root)のパスワードを入力します。
- ユーザパスワードの設定
- ユーザアカウントを作成します。
- 本名、アカウント名、パスワードを入力します。
- パッケージマネージャの設定
- パッケージをダウンロードするサーバとして、「日本」を選択します。
- 一覧されたサーバのアドレスから 「ftp.riken.jp」を選択します。
- 「続ける」をクリックします。
- popularity-contestの設定
- 「いいえ」を選択して「続ける」をクリックします。
- ソフトウェア選択
- システムにインストールしたいパッケージとして、「標準システム」のみを選択します。
- 「続ける」をクリックします。
- ブートローダのインストール
- ブートローダ「GNU GRUB」をインストール問い合わせで「はい」を選択します。
- インストールの完了
- インストール完了で、「続ける」ボタンをクリックします。
- 再起動
- システムが再起動され、ログインプロンプトが表示されます。
パッケージのアップデート
最新パッケージリストを取得します。
# apt-get update
インストール済みパッケージをアップデートします。
# apt-get upgrade
コンソールでの日本語表示
コンソールだけは日本語の表示ができませんが、jfbtermを使うことで表示できるようになります。
jfbtermとxfonts-baseのインストール
# apt-get install jfbterm
# apt-get install xfonts-base
カーネルフレームバッファモジュールvga16fbのロード
/etc/modules を編集し、カーネルフレームバッファモジュールvga16fbをロードできるようにします。
# vi /etc/modules
vga16fb のモジュール名を追加します。
jfbtermの実行
jfbterm を実行することで、日本語表示できるようになります。
rootでも一般ユーザでも使用できます。
# jfbterm -q
exitでjfbtermは終了します。
sshdのインストール
sshdをインストールし、SSHが使えるようにします。
# apt-get install openssh-server
SSHプロトコルバージョン2でログインできることを確認します。
# ssh -l <ユーザ名> <IPアドレス> -2
debian:~# ssh -l ono 192.168.1.46 -2 ono@192.168.1.46's password: Linux debian 2.6.26-2-686 #1 SMP Thu Nov 25 01:53:57 UTC 2010 i686 The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software; the exact distribution terms for each program are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright. Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by applicable law. Last login: Thu Dec 16 13:38:07 2010 from 192.168.1.30 ono@debian:~$
変更 2015.04.07
変更 2014.04.06
変更 2013.03.13
2010.12.16