Debian GNU/Linux 3.1 sargeをインストールする

VMware Workstation 6.5にDebian GNU/Linux 3.1 sargeをインストールします。

インストーラのダウンロード

Debian ダウンロードサイト
http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/debian/debian-cdimage/archive/

http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/debian/debian-cdimage/archive/3.1_r8/
http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/debian/debian-cdimage/archive/3.1_r8/i386/iso-cd/debian-31r8-i386-netinst.iso

インストール

インストーラ debian-31r8-i386-netinst.iso からインストールします。

インストーラの起動

debian-31r8-i386-netinst.iso でパソコンを起動します。
インストール作業はテキストベースで行います。
「boot:」と表示されたら[Enter]キーを押します。

言語の選択

「Japanese - 日本語」を選択します。

キーボード配置の選択

「日本(106キーボード)」を選択します。

ネットワークの設定

ホスト名に「localhost」を入力します。
ドメイン名に「localdomain」を入力します。

パーティショニングの方法

「ディスク全体を消去する」を選択します。
ハードディスク全体を利用してインストールします。

ディスクのパーティショニング

「すべてのファイルを1つのパーティションに」を選択します。

/ と スワップ の2つのパーティションが作成されます。

「パーティションニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択します。

ベースシステムのインストール

ベースとなるパッケージがインストールされます。

GRUBブートローダのインストール

ブートローダ「GNU GRUB」をインストールするかどうかの問い合わせがあります。
「はい」を選択します。

システムの再起動

CD-ROMを取り出して「続ける」を選択します。

システムが再起動されます。

Welcomeメッセージが表示

システムが再起動し、Welcomeメッセージが表示されます。
「了解」を選択します。

時間帯の設定

時計を標準時間(GMT)に設定するかの問いには「いいえ」を選択します。

「Asia/Tokyo」に設定するかの問いには「はい」を選択します。

rootパスワードの設定

rootのパスワードを設定します。

ユーザパスワードの設定

ユーザアカウントを作成します。

ユーザ名、アカウント名、パスワードを入力します。

システムのホスト名設定

デフォルトの debian とします。

APTの設定

パッケージ管理システムAPTの設定を行います。

パッケージの入手方法を選択します。
「手動で設定」を選択します。

エディタnanoで/etc/apt/sources.listに以下の行を追加します。

deb http://archive.debian.org/debian/ sarge main contrib

エディタnanoを閉じると処理が続行し、「Debianのソフトウェア選択」画面が表示されます。

Debianのソフトウェア選択

インストールしたいパッケージを選択します。

「デスクトップ環境」を選択します。

問題発生メッセージ表示

「選択されたソフトウェアのインストール中に問題が発生した...」のメッセージが表示されました。

「了解」します。

ベースシステムの設定

「ベースシステムの設定の終了」を選択します。

インストールの終了

インストール処理が終了すると、ログイン画面が表示されます。

アカウント名とパスワードを入力します。

(注)
設定を再度行いたい場合は base-config を実行します。

Debian 3.1の初期設定

OSのアップデート

パッケージリストを更新します。
# aptitude update

パッケージを更新します。
# aptitude upgrade

SSHのインストール

SSHをインストールします。
# aptitude install ssh

プレインテキストで認証できるように設定します。
# nano /etc/ssh/sshd_config

PasswordAuthentication yes ← no を yes にします。

sudoコマンドのインストール

sudoコマンドをインストールします。
# aptitude install sudo

sudoコマンドを設定します。
# visudo

ono ALL = NOPASSWD: ALL
を追加します。

ロケールの設定

日本語表示を英語表示に変更します。
# dpkg-reconfigure locales

デフォルトロケールの設定として「None」を選択します。

Debian Configuration
  lqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqu Configuring locales tqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqk
  x Many packages in Debian use locales to display text in the correct      x
  x language for users. You can change the default locale if you're not a   x
  x native English speaker. These choices are based on which locales you    x
  x have chosen to generate.                                                x
  x                                                                         x
  x Note: This will select the language for your whole system. If you're    x
  x running a multi-user system where not all of your users speak the       x
  x language of your choice, then they will run into difficulties and you   x
  x might want not to set a default locale.                                 x
  x                                                                         x
  x Which locale should be the default in the system environment?           x
  x                                                                         x
  x                              None                                       x
  x                              en_US.UTF-8                                x
  x                                                                         x
  x                                                                         x
  x                   <Ok>                       <Cancel>                   x
  x                                                                         x
  mqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqj


<確認>
ログアウトして、再度ログインします。

メッセージが英語表示されることを確認します。

追加 2013.03.13
2011.10.30