coLinux上でFedora Core 4を動かす

coLinux

「coLinux入門」 中村真彦著 株式会社ソーテック社の添付のCD-ROMを使用し、Windows XPにインストールしたcoLinux上でFedora Core 4を動かします。

coLinuxのインストール

・stable-coLinux-20050524.exeを実行します。
・コンポーネント選択画面では、
coLinux
coLinux Virtual Ethernet driver (TAP-Win32)
の二つだけを選択します。
・インストール先は、標準のC:\Program Files\coLinuxを指定します。

Fedora Core 4のイメージの展開

Fedora Core 4のイメージファイルとスワップファイルを指定した場所に展開します。
・coLinux-fc4.exeを実行します。
・インストール先として、C:\ を指定します。

coLinuxの起動

・c:\colinux-fc4フォルダのcolinux-fc4ショートカットを実行します。

coLinuxコンソールにFedora Core 4の起動メッセージが表示されます。
login画面が表示されます。

ブリッジ機能の設定

coLinuxを起動した状態(Fedora Core 4を起動した状態)で、Windows XPのネットワーク設定を行います。

・コントロールパネル → ネットワーク接続を開きます。
・既存のネットアークとTAP-Win32用アダプタ接続の二つを選択し右クリックします。
・ショートカットメニューで、ブリッジ接続を選択します。

ブリッジ接続が作成されます。

・新たに作成されたネットワークブリッジ接続に、これまでWindows XPのネットワーク設定 に設定していた内容を設定します。

rootパスワードの設定

・colinux login:プロンプトにrootと入力します。
(初期設定ではrootユーザにパスワードが設定されていません。)
# passwd

ネットワーク機能の再起動

ネットワーク機能を再起動します。
# service network restart

一般ユーザの作成

一般ユーザを作成します。
# useradd <ユーザ名>

ユーザのパスワードを設定します。
# passwd <ユーザ名>
<パスワード>を入力します。

2008.12.28