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当院でよくある病気Mental Disease

1. うつ病

  • うつ病の診断

    身体疾患を否定する意味では頭部CTスキャン、胃透視、血液検査なども重要ですが、本質的には病歴と精神ー身体症状についての問診が主です。

    他人に気を遣う、几帳面、責任感が強い、まじめといったメランコリー親和型の特性を普段の性格で確認することも重要です。このような症状、性格特性をチェックする自記式の質問紙もスクリーニングの一助となります。

  • うつ病の治療

    急性期には休息、抗うつ剤の内服が主となり、寛解期には再発を防ぐ生活指導、カウンセリングが重要です。必要な場合には認知療法、リワーク通所に回っていただきます。

    抗うつ剤は元気になっても6~7ヶ月はそのままの量を続け、それから慎重に少しずつ減らすのがよいといわれています。ともかく早期に受診し、うつのエピソードを完全に治しておくことが大切です。

  • うつと更年期障害は? ー閉経期とその前後はうつ病がよく起こる時期ですー

    以前より更年期うつ病と呼ばれ、これはいら立ち、不安(いわゆる焦燥)が強いのが特徴的だといわれ、一般のうつ病から区別されることもありますが、現在は若干状態に特徴があっても通常のうつ病と同じと見られています。焦燥は老年期のうつ病でも、若年者でもみられます。

    しかし更年期はうつ病の好発期であることは確かです。心理的状況とホルモン分泌の変化はうつ病に陥るきっかけになります。
    通常の更年期障害を超えた気分の落ち込み、不安、食欲不振、胸部圧迫感などがあるときは、一度精神科を受診されることをおすすめします。

2. 軽症うつ病

  • かつての自律神経失調症

    うつ病に特有の抑うつ気分が軽く、不定愁訴的な身体症状が目立つ軽いうつ病があります。従来、仮面うつ病、自律神経失調症といわれてきました。

  • 軽症うつ病の特徴、本格的うつ病との違い

    よくある症状は、不眠、動悸、背部痛、肩こり、頭痛、胃部不快感などです。本格的なうつ病に特有の悲観的な考え、死んでしまいたいという願望はほとんどありません。なんとなくある時から気分がすっきりしない、積極性が出ないといった状態になります。

  • 軽症うつ病の治療

    それでも日常生活に対してはかなり影響があり、仕事の能率が低下し、楽しむ能力も低下します。一部は本格的なうつ病に移行するといわれています。抗うつ剤の少量の内服、環境調整でこのような軽症うつ病はたいてい軽快します。

3. パニック障害

  • どのような症状があるか?

    パニック発作を主とする病気です。ストレスが契機になったり、あるいはきっかけなく突然発作に襲われます。動悸、息苦しさ、胸痛、吐気、めまい、発汗、震えなどの身体症状と、死ぬのではないかというくらいの強い不安感があります。

    長くとも数十分しか続きませんが、繰り返すとまたおきるのではないかという予期不安が強くなり、一人での外出や電車、自動車、飛行機に乗ることに対する乗り物恐怖を合併することもよくあります。うつ病、うつ状態を合併することもあり、逆にうつ病にパニック発作を来たすケースも珍しくありません。

  • パニック障害の診断

    これも病歴と精神ー身体症状についての問診が主ですが、身体疾患、とくに心疾患を否定するために心電図、血液検査なども行います。心疾患とパニック障害が合併している場合もあります。

  • パニック障害の治療

    セロトニン系の抗うつ剤、抗不安剤の内服が効果的です。発作中の誤った認知、思考を矯正する認知療法、起こりやすい状況に繰り返し直面させ耐性をつける行動療法なども行われます。

  • 思い込み・誤解・誤診に注意

    パニック障害は、実はかなりありふれた病気です。しかしながら、その症状から特に狭心症などと取り違え、救急外来を受診されることも珍しくありません。


4. 双極Ⅱ型障害

  • 軽い躁状態が見られるうつ病

    近年、双極Ⅱ型障害という、軽躁が混じるうつ病が注目されています。
    (※対して、入院を要するような本格的な躁を呈する病態は、従来「躁うつ病」といわれ、最近では双極Ⅰ型障害の名称で呼ばれます)

    軽い躁ですので、周囲にもあまり目立たず、いつもより口数が多い、活動的である、ややお金遣いが荒くなった、異性に対して積極的になるといった程度です。このような軽躁のときは仕事も普段よりはかどることが多く、本人は好調だと思い込み、病感を持ちにくいようです。

    昼間の眠気、過眠、対人的な敏感さ、夕方悪くなる日内変動を特徴とする非定型うつ病もこのカテゴリーの一種です。

  • 他との合併症

    パニック発作、強迫、対人恐怖などの不安性障害の合併が多く、リストカット、アルコール乱用などの問題行動が比較的よく見られ、過食もほとんどのケースであります。抑うつ状態にあっても気分変動が激しく、急に激しく落ち込むかと思うとすぐに回復したりします。

  • 見過ごされてしまうケースが多い

    精神科医の間でもまだ認知度が低く見逃されることが多いのですが、非常に有病率が高く、報告によっては通常のうつ病に匹敵する程度であるといいます。自傷行為などのために境界性人格障害と誤診されることもありますが、この人たちはうつ病の病前性格を共有しており、決してわがままな人ではありません。むしろ必要以上に他人に気を配り、人前でがんばりすぎて、その後落ち込むことがよくあります。

  • 双極Ⅱ型障害の治療

    通常の抗うつ剤の治療に加え、バルブロ酸、非定型抗精神病剤などを気分調整剤として使います。抗うつ剤だけでは気分変動を招き、状態を不安定化しますので、気分調整剤の投与は必須です。


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