ハイランドオータム

Kカー耐久フェスティバル'99

1999.10.30-10.31

今回のレースに向けて、車の準備したことは、
フロントショックアブソーバーを作った。
インタークーラーを作った。
リップスポイラーをつけた。




 

練習走行(10/30)

あっ、これは速いや。
エンジンも速いし、コーナーも速い。
ブレーキまでよく効くし。
これはいけるよ。
でも、古タイヤのせいか、ちょっとリアが落ち着かないなぁ。
いままで立ち上がらなかったヘアピンもトラクションがぐいぐいかかる。
3速のままクリアーできるじゃん。
うわー、吸気温度下がるとこんなにパワー出るんだぁ。ブースト同じなのに。
やっぱり、ショック効いてると乗りやすいなぁ。乗りごごちもよいし。
前回の夏では縁石にちょっとでものるとゴツッとして、頭痛がするほどだったのに、
フッとしなやかにうけとめてくれる。
(リアはあいかわらずどたばたしてるけど)
あー、たのしかった。

と思いきや。走行後の点検で・・・。
オイルキャッチタンクにオイルが2リットルもはいっている!
ん、クーラントが減っている?どこかにこぼしたの?
不安。




 

 予 選

まごまごしてたら、最後尾からのピットアウトとなってしまった。
昨日タイヤが暖まるまでとてもリアがでやすかったので、慎重に行く。
(昨日の練習後、フロントのバネを組み換え、レートをあげておきましたが・・)

1周したら暖まった。2周目よしよしいける。
3周目軽くアタック。攻めても大丈夫だな。
4周目アタック!いまいち乗れてないけど、まぁ、けっこうでたろう。

タイムボードを見ると

1 34 2'10"873
2 ・・ 2'14"???


おう、ベストね。もうやめた。
今日はちょっと冷めている!?

が、そんなにあまくはなかった。
結局、カニチーノとモーラさんとこにぬかれて3番手。


予選1番手 18 crux・カニチーノRS


2番手 11 モーラスポーツ&ABガレージ1
(と思ったらこれはゼッケン12の2号車でした。
1号車の写真がありませんでした。すいません。)


3番手 34 teamカムルチー(うち)


 
 



 

決 勝

スターティンググリッドに車をならべると
前も後ろもワークスカーばりの顔ぶれ・・。

プライベートはうちだけかな・・・・。
(かなりビビる)

スタートはザウルスおやじさん。
2番手が弟。最後に私の作戦です。

スタート!

ああ、やっぱり気合い負けしてる。
抜いたり抜かれたり。
周回遅れがからんでくるとペースが乱れ
抜かれてる。


予選4番手だった19 小山スピードOB会アルト とバトル??

とりあえず写真でも撮ろうっと。
パシャ、あれ失敗。
うまく追えない。

(今日は不調〜かな?)
 

さいとーさんに会い、少し話を。
「のらないんですか?」
『いえ、最後なんです。』
「出番なかったりして・・」
『う〜ん、そうかも』
なんかそんな気がする。

「だいぶ、ぬかれてますね。」
『あ〜、ほんとだ』


予選5番手だった51 PALカプチーノ
 

ちょっとボードでもだして応援しよう。
とピットにもどると
無線がはいる。
「ざ〜、だだだが・・・ど」
『えっ、もういっかい』
「ざ〜、ざざざ・・・」
ききとれないよ〜。
「水温が120℃」
ききとれた。なにぃぃぃ、ひゃくにじゅーどぉー。
『ピットはいって』
もどってきた。
ボンネットを開け、クーラントリザーブタンクをみるとからっぽ。
ラジエータキャップをタオルで巻いてゆっくりあける。
ゆげがちょろちょろ???
水がはいってない?
『みず〜。』
持ってきて入れたら、
じゃばーっっと2メートルくらい吹き上げた。
うっわ〜。だめだわこりゃ。
もう一回入れても
ばひょ〜〜

エンジン切って、オフィシャルにリタイヤを告げに行く。
『34番リタイヤです。』
 
 

あ〜あ、でもよくもったなぁ、このエンジン。
2年間まったく開けませんでした。
OH1回もなしに9戦目でガスケットぬけによるオーバーヒートでした。
そういえば、前回の夏仙台がおわったあともリザーブタンクが空でした。
そのころからガスケットぬけの兆候があったようです。
ノーマルガスケットでも持つもんですね〜(笑)。

リタイヤしてしまったけれど、なぜか気持ちは晴々と。
さて、次なるエンジンは・・・・・。


おまけ


MoTecのログ(予選ベスト時)
上からエンジン回転数
スピード
アクセル開度
ギア
で、横軸が時間です。
約2周分のデータです。