今回の目玉はモーテック。
第１戦では燃調コントローラーで燃料を微調整してみました。
これはこれでまぁまぁ、よくなるところはあるのですが、
しょせんは吸気圧力センサーの信号をごまかして
コンピューターが燃料マップから読みだす位置を変化させるだけです。
しかし、点火マップの読む位置までいっしょに変わってしまうので
根本的にエンジンチューニングの勉強 にはならないような気がしました。
それは２号車を製作する前にすでに気づいていたことなので、
配線ハーネスをばらばらにしてコンピューター関係だけ別にして組み立てておきました。
そして無事に第１戦が終わったので、速攻でモーテックに切り替えました。
モーテックのセッティングについてはモーテックセッティング日記のほうを
参照してください。
予 選
今回のエントリーはオープンクラス32台、NAクラス21台プアマンズクラス３台の合計56台です。予選通過は５０台です。
前回ツートンだったボディもきちんとオレンジ色に仕上げました。
予選はA組。スタートドライバーはかむるち弟。
スタート直後、前回の覇者”浜の大将”が他車と接触しコースアウト。
畑に落ちたようです。今回は浜の大将を追いかけるのが目標だったのに
ちょっと拍子抜けしてしまいました。
そして４０分経過までトップを走行しました。
そして、タカロに交代。交代の時間ロスで３番手に後退しました。
そして１時間２０分経過時点でかむるち兄に交代。
その直後、ボンネットのゼッケンがはがれ、びらびらしているのでピットイン。
直しているうちに、だいぶタイムロスしました。
ところが、でて３周ほどで、またはがれました。
きょうはなんか調子くるうなぁ。
そんなんで、予選は５位で通過となりました。
予選B組は”ブラックリバー”と”RPMカプチーノよりカフェオレ”がデッドヒート。
今日はブラックリバーが好調のようです。
決勝レース
決勝はあいにくの雨。
スタートドライバーはかむるち弟。
スタート直後のソックスでつつかれてコースアウト。
ほぼ最後尾（５０位？？）からの追い上げとなりました。
２０周で８位にまで順位を上げてはいたのですが、
トップを快走する”ブラックリバー”にラップされてしまいました。
ノーマルタービンをブースト１．２Ｋでセッティングしたところ４０００〜６000rpmあたりでは
ものすごいトルクが出ていますが、6000rpm以上はだらだら回る だけになってしまいました。
ドライではそうでもなかったのですが、ウエットだと
４０００rpmあたりではレスポンスがよすぎて、ホイールスピンが多発して、
ヘアピンから立ち上がる時なんかはアクセルコントロールが
ものすごくシビアです。
アクセル体感馬力300馬力ってところでしょうか。非常に乗りにくいです。
もっとも、タイヤの溝が少なかったせいもありますが.......。
そして１時間経過、５位にまで順位を上げてのドライバー交代
ピットイン。
ところが．．．．．．．
ボンネットの下からヒューヒュー音がするではないですか。
アイドリングもハンチングしているし、ブーストかかると漏れてるみたいだよって。
これはどっかホースがはずれたか な？
しかたなく、オフィシャルに作業を申請しボンネットをあけてみます。
思ったとおりサージタンクのホースが外れています。
アイドルスピードコントローラーをはずしてあるので、ホースを短絡してバンドをかけておいた
のですがぬけていました。脱脂してはめなおして、インシュロックで追加バンドしました。
作業をしたため１０分ストップとなります。しょうがないので、ついでにガソリンも入れました。
これでまた、３１位ほぼ最後尾からのスタートです。
それでも、第２ドライバー タカロは追い上げ、
１００周目には９位にまで上がりました。
そして交代、かむるち兄です。
もしこのままガソリンが持てばいいところまでいけるんでしょうが、
どう考えても無理だろうなぁ。
そして１４０周目４位まで上がったところ、残りあと２０分というところで
ガス欠症状が出たため、ピットイン。
給油１０分ストップのため１４位にまで順位を落としました。
結局すべるタイヤとヘアピンでふけすぎるアクセルに翻弄され、
メカトラブル、ささいなトラブル等により
とうとうブラックリバーを追うことはできませんでした。
優勝の”ブラックリバー”は今日はほぼ完璧なレースでした。
１６６周、ベストラップ1'16"052もとられました。
１５周差では、もしトラブルが無くても追いつかなかったでしょうね。
完敗です。
次回はがんばろう。
総合 14位 151周
（オープンクラス12位）
敗因．．．メカトラブルによりピット１０分ストップ２回
ベストラップ 1'16"694
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更新日 2005.3.15