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資料

会員温室訪問記 -篠原敬二氏温室から-
(写真はクリックすると拡大します)


篠原さんは以前I.S.I.J.会報誌ニュースレター(76号)で紹介されたことがあり、会員の間でもアドロミスクスやエケベリアなどを上手に作られることで知られている、栽培歴が長いベテランです。アドロミスクスは大きな葉を維持し、エケベリアも美しく仕上げられているので、どのような環境で育てたのか興味がある方も多かったのではないでしょうか?「特に変わったことはしていないんですが…」 と話されていましたが、栽培の参考のひとつにもなればと、今回ホームページ上での公開に了承していただきました。
※通常温室見学はされていません



■栽培環境
植物は自分で管理できる範囲内で育てられていて、小型温室ですがゆとりがあり、一株一株に目が行き届くよう数を抑えて栽培されています。温室は2階ベランダにつくられ、一日中日が良く当たる場所にありました。
棚の上段はやや遮光される程度で、ご本人が大好きなエケベリアを中心に、例会や趣味家との交換等で集められた多肉植物を育てられています。下段は厚手のビニールシートで遮光され、ハオルシアを中心に栽培されていました。
夏場温室内は40℃以上になるので扇風機を回して風通しよく、冬は10℃以下にならないようヒーターで加温されています。



■栽培について
土は赤玉土主体で、腐葉土を少し混ぜています。ハオルシアなど根の太いものは微塵を取って使用し、エケベリアなどは、微塵を残して使用していました。肥料は年に数回液肥を与えるだけだそうです。液肥は普通に手に入るものを薄めて使う程度で十分だそうですが、しばらくたってから土や鉢の表面に肥料が白く浮き上がるようなものは避けてほしいとのことです。
鉢は 土の水持ち具合いに合わせて、駄温鉢とプラ鉢を使い分けています。鉢下に発砲スチロールを敷いていますが、清潔・保温・明るくするなどの効果があるようです。
栽培で特に気をつけているのは水やりで、夏場のアドロミスクスの管理には特に神経を使います。アドロミスクスは根が弱く傷つきやすいので、植え替えは 夏の暑い時期は避け、古い根を整理して新しい根を出させてから土になじませるとうまくいくそうです。


アドロミスクス・ハリー アビオスマウンテン
以前篠原氏が東京例会品評会に出品されたときの写真です。
上の株は夏に調子を崩してしまい、葉挿しで復活中。
アドロミスクス・宇玉殿
昭和62年より栽培。写真では伝わりにくいですが、葉が大きくできています。
アドロミスクス・マリアニナエ アンチドルカツム
アドロミスクス・トリギナス?
メタリック地に赤いスポットのコントラストが美しい葉のアドロミスクス。
卵状の大きな葉のアドロミスクス
アドロミスクス・ヘレー 
ゴツゴツして赤くなるタイプ。
アドロミスクス・ヘレー
ダルマタイプ。
アドロミスクス・クーペリー
アドロミスクス・松虫錦
ハオルシア・コレクタ
40枚近くの葉がある古株。「江隈ユニオンダレンシス」と呼ばれるタイプ。
ハオルシア・クーペリー
大型タイプ。
ハオルシア・オブツーサ
単頭で葉数も多く大型。
ハオルシア・オブツーサ
同じ環境で育てても葉にツヤのあるものやないものなどタイプがいろいろあります。
エケベリアコーナー
栽培されている方は多いのですが、きれいに育てられている方は少ないのでは。美しい工芸品が並んでいるかのようでした。
エケベリア・ミニマ
昭和56年に龍胆寺氏から来たもの。なかなかここまで群生できません。
エケベリア・魅惑の宵
赤く色付き、締まった株。
エケベリア・カンテ
ダドレアと見間違えるほど白くきれいに出来ています。昭和48年から株分け更新しながら栽培を続けられています。
フリルがとても美しく仕上がったエケベリア。
エケベリア・白鳳
ほんのりと色づいた葉色。
エケベリア・ザラゴーサ
花もきれいな小型の優品。
アナカンプセロス群生株
クラッスラ・呂千恵
風格ある古株で、例会でも出品されて話題になりました。
フォーカリア
これも年季が入った古株。
コチレドン・熊童子
斑の入ったもの。
アロエも数種ありました(奥はアロエ・ドロテアエ)
アロエ・ディスコイングシー
塔状に育っていますが、特別な系統なのかよくわからないそうです。

I.S.I.J.インターネット広報部