03長野の連休特集

4月26日
 耐空検査の予定日だが、低気圧の影響を加味して延期した。しかし予想以上に回復が早く、あまり上がれなかったがリッジメインでリハビリできた。

4月27日
今日は耐空検査。全く検査の日に限って条件が良い。今日は505は菅平の上までエンジンランで行き、南アルプス往復してきた。2777は無事耐空検査終了し、種田さんが夕方リッジにて慣熟飛行をした。

04271500

5月1日
今日は気圧配置からして高気圧の前面。きっと良いぞと朝から機体を組む。505も種6も気合いが入っている。
 しかし、あまりに視程がよい。北アルプスもくっきり、おまけに逆転層もくっきり。条件のいい日には志賀や菅平の上にcuがちらほら見えてくるのだが全くなし。とりあえず宣言して飛ぶ。奇妙山から菅平を目指し南下するが、峠を越えられない。結局、3機とも自力では無理で505はエンジンランできたアルプスへ行った。私は頭をリッジの復習に切り換えて志賀方面の山ひだに張り付いて夕方まで練習した。リッジランして山肌の2−3m/sのサーマルをヒットして、高度を取り、風上のリッジへ飛び込む練習。くたくたになるまで飛んだ。
 夜、ネットでエマを見ると今まで見たこともない凄まじい逆転層が6500fにあり、その通りの1日だったことがわかった。この気団は全く夏のようだ。

  
全く上空は死んでいた。空撮日和ではあったかも。              志賀方面を望む。

5月2日、3日は会員も多く、昼からは北風が入り、皆リッジを楽しんだ。夜は夜で皆で自炊したり飲んだりして楽しく過ごすことができた。私のタスク達成の前祝いも2日ほどさせていただいた。若い人にもがんがん飛んでもらいたいと思う。皆さん、人生は短いのだから遠慮は無用です。先の短い505やディスカスのパイロットを見よ。可能性があれば必ずトライしているはずです。何時までもあると思うな命と金。

4日は愛妻の祖父母の米寿お祝い大宴会。美味しい酒を飲み過ぎて翌日は酔い覚ましに家族で低山ハイク。長野もリッジで皆楽しんだとのこと。
初心者の練習にも1回の滞空時間が長い長野はオーストラリア並みに良いと思う。


5月10日
 種6の種田さんは夜行で長野入りしてきた。気合いが入っている。私は前日土地家屋調査士会の総会に出て事もあろうに新潟支部長に選出されてしまった。何よりも後2年はこのいい時期に長野入りする機会が総会の為減ってしまうこととなる。町内会の総会は今日の夜あるがそちらは他の監事にお願いして勘弁してもらった。どちらもこの時期に総会なんかするなよ、、、これは単なる愚痴でした。
高層は前回よりは良いが、上空も寒気が抜けて暖かい。山へ行けば大丈夫だろうが、どちらにしても500kは無理のようだ。
 昼に市川さんに電話を入れると山梨では飛んでいないとのこと。この日は成田>フランクフルトのフライトだったので、山梨にいなかったそうです。
 505がエンジンランで菅平へ行った。菅平の上に積雲ができはじめたのでエンジンを出してトライしてみる。逆転層の上にある菅平で2−3で上がり9000−10000で雲底になる。浅間の噴煙が今日は激しいように見えた。雲底から蓼科めざし南下する。ギリギリで抜けられるかと思ったがオーバーキャスト状態で雨が降り出した。505も南から帰るとのこと。
 沈下がきつくなったので引き返す。牧場上空でやっとエンジンをかけ、せっかくだから美ヶ原の西の雲道へ行ってみた。
 いつも霧ヶ峰の人が使うコンバージェンスだ。ウハウハで戸隠まで北上し雲がなくなったので南下する。霧ヶ峰を呼ぶと教証受験仲間の大石さんが答えてくれた。8/8程度で松本側のみ日射有り。速度域を変えて雲の西側を再北上する。雲を離れると聖高原のあたりでしばらく沈下が続いたが、長野盆地はそれほどでもなく北風も強くなかった。
 今日はこの雲道の風下を飛んだのが失敗の原因。

 今日は志賀の雲道を使って北上し、折り返して美ヶ原の雲道で南下して帰ってきたら300k三角できたんじゃなかろうか。佐久盆地でスタックしないですむのでその方面も楽しみです。
 長野で逆転層が比較的低い時はエンジンか曳航機で菅平の上まででも10−15分も曳いてもらえばパラダイスなのを再確認した。皆さん、ここの所要チェックですからね、テストに出ますよ。今日はカメラを車に置いてきたので写真なし。

5月9日15時概況                             同日9時の韓国Pohang エマ 当日の輪島は上層が若干改善された。


だいたい120Kで旋回なしのAvは111k.2回目は130−140多用で南下したとき110kでほぼ変わらず。3回目の北上時は150−160多用+強いプラスで旋回してみた。116kのAvになった。どの+で回るのか何度も試したいと思う。