とある日常のヒトコマ
蝋燭<捲簾×三蔵>
「も……イかせろッ」 なんでコイツはこんな時まで高圧的なんだろうか。特に拘束はしてないが、全裸で思いっきり脚を開いてガチガチに勃ち上がったチンポとケツの穴を俺に弄くられまくってるってのに。 しかも自分でしようともせずイかせろと命令たぁな。 まぁ、別にイイけど。本性Mなツンデレ女王様を掌で転がしてる気がしないことも無いから。 んじゃお望み通りイかせてやるかな。それで終わりにする気もねぇけど。三蔵もイったら終わりとは思って無いだろ、多分。 バラバラと内壁を適当に擦っていた指の動きを変え、前立腺を思い切り擦りながらチンポをキツ目にしごいてやれば、悲鳴のような声を漏らしながら喉を思い切り反らせて身体を跳ねさせた三蔵が精液を勢い良く吐き出した。数度に分けて脈打つチンポから放たれた白濁が、興奮で薄赤に染まった三蔵自身の胸やら腹やらに散って非常にエロい。もっと見てぇ。 というわけで、イってるのもお構いなしに前立腺を擦りまくってみると三蔵が目を見開いて悲鳴のような声を上げた。 「ヒッ……ヤ、イッ、ア!ア!」 ビクビクと陸に上げた魚みたいに身体がのたうつ。 「ぅア!キツッ!ムリッ……だッ!止めッ!ひぐっ!ッアア!」 イイねぇ。気の強いこの男が悲鳴を上げながら懇願してる様というのは中々興奮するものがある。愉しいねぇ。 「ヒッ、も、イ、イくッ、イぐぅぅぅぅ!!!」 酷い声を上げて涙も涎も垂れ流したまま、白眼をむきかけた顔の三蔵の身体がビクンと跳ね上がる。それと同時にナカの指も痛いほど締め付けられて、顔をしかめつつ熱い吐息を吐いた。 ナカイきしたな、これは。精液なんざ連発出来るモンでもねぇから、イってすぐはどうしても空イきになる。んで、空イきは際限がない。 あー、愉しい。 渇いた唇を舐めて、正気を失ってる三蔵を攻め続ける。 「ひぐっ!ガ、アッ、ぅぐ、くるッ、く、るぅッ、お、かし、ぐ、なッるぅぅぅぅぅ!!!」 「イイぜ。狂っちまえ」 もう言葉なんだか反射で出てる声なんだか解りゃしない。コイツのこーゆー姿は他のヤツとヤってる時にゃ見られねぇから、ある意味貴重だ。百年の恋も覚めるような酷いツラと声だが、俺には興奮を煽るモノにしか映らない。 理性崩壊してぐちゃぐちゃのドロドロになってプライドの欠片も無く地に落ちてンのが、サイコーにクる。 これ見てるだけでイけそーだわ。 でももう少し。 店内をぐるりと見渡すと、イイモンが手の届くトコにあった。イかせた後暇になってた手を伸ばしソレを掴み、三蔵の身体の上にかざして傾ける。 「―――ッ!!!」 ポタリと落ちた熱く融けた蝋に、三蔵の身体が仰け反って硬直した。その身体目掛けて更にポタポタと融けた蝋が滴り落ちる。 壁の燭台に刺さってた蝋燭はプレイ用の低温蝋燭ではなく、かといって酒の香りを楽しめなくなるという理由でアロマキャンドルでもない普通の蝋燭だ。一応念のために高めから皮膚の厚そうな部分を選んで落としてはいるが、どうだろう。こーゆーのも好きなら思いっきりいきたいところだが。 強すぎる衝撃に三蔵の身体は硬直しきってて、言葉すら出ない。融けた蝋が身体に落ちる度条件反射のように身体が跳ねるが、それもさっきまでとは比べ物にならない。 それでも、ケツをなぶっていた時ほぼ勃ちあがりきってたチンポが今はガチガチになって先端から先走りを溢れさせている。 ケツに突っ込んでる指で締め付ける内壁を逆らうように掻き回せば硬直してる身体が小刻みに震え始めた。 「ふぅん?」 掻き回している指の動きを変えて、前立腺を思い切り抉ると同時に、蝋燭の位置を変える。さっきまでとは逆に、皮膚の薄い処へ。そして、高度も下げ、火の温度が伝わるほど近くに。 さぁ、面白いモン見せてくれよ? ゆっくりと、蝋燭の角度を傾けると、溜まっていた融けた蝋が滴を結んでポタリと落ちた。三蔵の乳首へと。 「ヒギャアアアアア!!!」 物凄い悲鳴を上げて三蔵の身体が跳び跳ねる。その身体が近すぎた俺の手に当たり融けた蝋が飛び散った。 「〜〜〜〜〜ッ!!!ガ!ッぅぐ、ぎ、アッ、アアアアアア!!!」 身体に降り注ぐ融けた蝋。それに混じって触れられてもいない三蔵のチンポから再び精液が吹き出す。 「ハハッ」 こんなんでイっちまってやがる。マジ変態でヒデェツラと声に、もう止まらない。 「ッア、ア、ッハ、ゥ」 精液を吐き出し切って、三蔵の身体がソファーに沈む。けどな、まだ終わらねぇぜ? 虚ろな目をして無防備に投げ出された身体。その、中心。二度放って萎えかけたドロドロのチンポの上へ手を移動させる。 そして、俺は蝋燭を傾けた。 |
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