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「一票の格差を考える会」

全国「一票の格差」一覧表

知ってびっくり! こんなに差が大きいとは !

一票の格差を考える会

(7. 9. 2000) [ 会員 三宅朝昭 + 熊井 章 ]


下の表の説明をします。Bは今日現在の選挙区の数で、1人区ですから議員の数とも言えます。 Cはそのブロックの比例区の定員です。 A/Bはその県(またはブロック) の議員一人あたりの有権者の数です。 全国平均は334,779人ですから、 これより少ないほど、少ない有権者で(少ない投票で)当選できること、 つまり「トク」だということです。逆にこれより多い県は「損」をしているということです。

その右の行の全国との差がプラスなら「トク」、マイナスなら「損」ということになります。 Dの有権者比は、Aを全国の有権者数 100,433,798で割った価で、 その県の有権者が全国の有権者のうち、どれほどを占めているかという比率です。

Eは300 X Dで、比例区を除く全議員数300のうち、 その県が何人議員を出す権利があるかという価です。従って、 一番右のB−Eの価がプラスで大きいほど、 有権者比率以上に現在議員を送り込めるということで、 その県は「トク」だと言うことです。 これに対しマイナスが大きいほど、有権者比率以下の議員しか選べない、つまり 「損」をしている県だという事になります。 ゼロに近ければ、全国平均に近いので、ほぼ妥当ということです。

----有権者/区----( 人 )
都道府県当日有権者選挙区比例区A/B全国との差有権者比選挙区B−E
北海道4,575,788138351,984-17,2050.0455613.67-0.67
青森 1,186,502 4-296,62638,1540.011813.540.46
岩手 1,127,703 4-281,92652,8530.011233.370.63
宮城 1,845,057 6-307,51027,2700.018375.510.49
秋田 968,9663-322,98911,7900.009652.890.11
山形 986,1014-246,52588,2540.009822.951.05
福島 1,657,677 5-331,5353,2440.016514.950.05
東北計7,772,006 2614298,92335,8560.0773823.222.78
茨城2,347,5477-335,364-5850.023377.01-0.01
栃木1,571,3615-314,27220,5070.015654.690.31
群馬1,593,6895-318,73816,0410.015874.760.24
埼玉5,452,30014-389,450-54,6710.0542916.29-2.29
北関東計 10,964,8973120353,706-18,9270.1091832.75-1.75
千葉4,707,31012-392,276-57,4970.0468714.06-2.06
神奈川6,755,83317-397,405-62,6260.0672720.18-3.18
山梨696,0453-232,015102,7640.00693 2.080.92
南関東計12,159,2383221379,976-45,1970.1210736.32-4.32
東京9,748,4192517389,937-55,1580.0970629.12-4.12
新潟1,972,6506-328,7756,0040.019645.890.11
富山906,0843-302,02832,7510.009022.710.29
石川934,0373-311,34623,4330.009302.790.21
福井648,7653-216,255118,5240.006461.941.06
長野1,748,1855-349,637-14,8580.017415.22-0.22
北陸信越計6,209,7212011310,48624,2930.0618318.551.45
岐阜1,662,8155-332,5632,2160.016564.970.03
静岡2,974,0869-330,4544,3250.029618.880.12
愛知5,449,35415-363,290-28,5110.0542616.28-1.28
三重1,466,8615-293,37241,4070.014614.380.62
東海計11,553,1163421339,798-5,0190.1150334.51-0.51
滋賀1,023,8143-341,271-6,4920.010193.06-0.06
京都2,067,8266-344,638-9,8590.020596.18-0.18
大阪6,933,56119-364,924-30,1450.0690420.71-1.71
兵庫4,377,41612-364,785-30,0060.0435913.08-1.08
奈良1,145,2564-286,31448,4650.011403.420.58
和歌山865,8483-288,61646,1630.008622.590.41
近畿計16,413,7214730349,228-14,4490.1634349.03-2.03
鳥取486,0472-243,02491,7560.004841.450.55
島根604,2113-201,404133,3750.006021.801.20
岡山1,551,4235-310,28524,4940.015454.630.37
広島2,281,1937-325,8858,8940.022716.810.19
山口1,233,2554-308,31426,4650.012283.680.32
中国計6,156,1292111293,14941,6300.0613018.392.61
徳島665,7583-221,919112,8600.006631.991.01
香川826,2813-275,42759,3520.008232.470.53
愛媛1,204,5594-301,14033,6390.011993.600.40
高知658,4863-219,495115,2840.006561.971.03
四国計3,355,084136258,08376,6960.0334110.022.98
福岡3,917,12111-356,102-21,3230.0390011.70-0.70
佐賀681,6293-227,210107,5690.006792.040.96
長崎1,191,7064-297,92736,8530.011873.560.44
熊本1,465,8855-293,17741,6020.014604.380.62
大分981,4554-245,36489,4150.009772.931.07
宮崎925,9713-308,65726,1220.009222.770.23
鹿児島1,398,8815-279,77655,0030.013934.180.82
沖縄963,0313-321,01013,7690.009592.880.12
九州計11,525,6793821303,30731,4720.1147634.433.57
全国計100,433,798300180334,77901.00000300.000.00

この表は、有権者の数の比率以上に議員を選ぶことができる都道府県と、 有権者の数ほどには定員を持てないでいる都道府県とを、はっきりと示しているので、 どうかじっくりご覧ください。

これをどう解決したらよいかは、大変難しい課題です。 皆さまのご意見をお待ちします。 全国平均より大きく離れている都道府県の B−E欄に、色がつけてあります。 「トク」はピンク、 「損」は黄色です。

また、言うまでも有りませんが、上の表は都道府県単位での比較です。 選挙区ごとの比較となると、さらに格差は広がります。 表紙に掲げた例はその一つです。

最後に、この表の2行目には、有権者数を使うべきか、 総人口を使うべきかという議論もあると思います。 どちらにも理屈は有ります。 ただ、どちらを使っても結論には大きな差は生じないと考えます(#)。 下の二つの表は、 総人口を用い、選挙区ごとに計算した結果の一部です。 ( 毎日新聞 8月4日 )

1票の価値が低い選挙区

順位選挙区人口格差倍率
神奈川7区592,9372.49
神奈川14区591,5522.48
愛知10区573,3522.40
愛知 6 区572,5242.40
兵庫 6 区558,4722.34
東京22区556,1482.33
千葉 9 区555,6832.33
埼玉13区555,4462.33
埼玉 1 区546,7382.29
10千葉 4 区544,9102.29


#: 神奈川14区対島根3区は、総人口を使うと2.48倍、有権者数を使うと2.44倍です。

1票の価値が高い選挙区

順位選挙区人口格差倍率
島根 3 区238,4481.00
高知 3 区249,6061.05
徳島 3 区259,0761.09
島根 2 区261,3711.10
島根 1 区263,8801.11
佐賀 3 区273,2711.15
福井 3 区275,0621.15
福井 1 区275,8741.16
山梨 1 区277,0161.16
10福井 2 区277,2531.16



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