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それは渡波へ釣行した時のこと。天気は夜明けとともに雨が降り出すという最悪の予報。しかし、3日間遠征の中日ということもあり、釣りを開始したが、8時頃には雨が降り出した。魚も釣れないので、食事にする。買っておいたとろろそばにダシをかけて準備完了。さあ、食べようと思ったが、いくら探しても無い。箸が無い。店員が入れ忘れたらしい。うーん、どうやって食べようかと思案していると、間が悪く突然潮が飛び出した。今日はいつになく流れ藻が多いので、激流と相まって竿が飛ばされそうになる。そばの上に傘を置き、仕掛けを引き上げ、再キャストで体勢を整えようとするが、潮が早すぎて間に合わない。さっき投げた竿が、すぐに飛ばされそうになっている。途中根掛かりも多発し泣きそうである。雨脚も非常に強くなってきた。それでもしばらくして落ちついたので、ソバを食べる方法を考えようと、戻ってみて唖然。いつのまにか風で傘が動き、ソバの上にはザーザー降りの雨が注いでいる。いやな予感・・・おそるおそる覗き込むと予感的中、とろろそばは冷やしかけそばと化していたのでした。しかも、薄まったダシは超関西風の色。冷やし釜揚げといった方が当たっているかも・・・いずれにしても、箸がないこともあり、さすがの私も食べる気がしません。こんな日に限って食料を買い込んでいなかったので、夕方の満潮まで、大雨のなか空腹のまま釣り続けることになってしまいました。