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Theater Report 36
          

21.Jan.02
 冒頭のロゴが今までになく凝っているようですが、一寸ロゴに背景を付けてみただけです、何となくチラシの色合いがこんな感じかな、と思いまして。

 さて本日は“CRISS ANGEL MINDFREAK”です。
 チラシをちらりと見て、何だろう、一寸おどろおどろしいようなものかな、と思っていって見ました。tktsで$23でした。良かった、実に良かった$23で。$50だったら少し暴れたりなんかしてたかも知れません。椅子を蹴ったり、パイプ椅子で乱入したり、リング場外での乱闘になっていたかも知れません。一番高いVIP席は$55!払った人は太っ腹。結構いましたけど。
 チラシが一寸おどろおどろしくて劇場名が「World Underground Theatre」、何となく期待しちゃうでしょ、どんなアングラちっくな芝居だろうか、なんて。

 出し物はイリュージョンでした。マジック、奇術、手品ですね。格好とか照明とかは一寸それっぽいんですが、中身は鳩を出したり、箱抜けをしたり、トランプだったりで割と普通でした。しかも劇場と言ってもライブハウスで舞台は低く、最後のネタなんか何にも見えなくて何をやってるんだか全く判らなかった。そんな事で良いのか。やってる事の見えない手品は全く面白くない、当たり前だが。そんなこんなで面白くなかった。
 チラシはよく見ましょう。ちゃんと「2001MAICIAN OF THE YEAR!」と書いてあった。すっかり私は、うっかり八兵衛で有った。然し「Magician of The Year」は本当だろうか?狭くて大ネタが出来ないせいもあるだろうけれども、ガセやハッタリの様な気がする程大したことはなかった。

 劇場は43rdのブロードウェイとの角にあるプロレス(WWF)関連グッズのお店の入り口の脇のドアを入って階段を降りていった所にある。確かにundergrandです。でもこのプロレス屋さんとは同じビルで、トイレは巨大スクリーンでプロレス中継を見ながらお食事が出来ると云うカフェを抜けた所にある。帰りもプロレス屋さんのお店を通って帰るのだ。
 プロレス喫茶はとても広くて、何となく羨ましかった。こっちでやればいいのに、とも思ったがプロレスの方が確実にお客さんが入るんだろうなあ。こちらはこちらでNYのそれなりの名所なのであろう、結構人が入っていた。

 音響は評価対象外です。