
13.Dec.01
今日は“Kiss Me Kate”を観てきました。
キッチリ8時に始まって、休憩を挟んで2時間45分、未だ時差呆けが続いて眠たかったけど寝なかった。それ位面白かった!
音響的な問題は若干感じましたが面白かった。
言葉が凡て解ればもっと面白いだろうなあ。それで西洋の古典演劇の知識(勿論シェーさんですよ)が完璧だと滅茶滅茶笑えるんだろうなあ。
コメディは考えるところが少なく作ってあって良い。ホントは知識があった方が面白いが、誰でも楽しめる様に作ってある、メッセージを追求してしまうとそうはいかない。メッセージを追求すると何か芸術的の様な気がするが、結構自己満足止まりであったりするので注意が必要だね。
自己満足は人を満足させる始めの一歩だと思うけど、そこ止まりでは、自分と勘違いした取り巻きしか喜ばない。うーむ反省せねばならんな。
でも寛美を観ても参考にはならないよね、矢っ張り。あれは違う芸。藤山寛美の芸は、楽しむと云うよりは、いつも通りに安心したり、感心したりする芸だと思う。それも大事だし、立派だけどね。
処で相変わらず一番安い席(それでも$66!)でした、後ろから2列目。でしたが今日はバルコニーの両サイドの席が空いているから座って良いと言われバルコニーの3列目の一番中央よりで観ることが出来ました。
ラッキーである!!
平日の人の入らない曜日は安い席買いが正しい様だ。
ところで音響的な問題というのは、音の定位が縦にバラバラだと言う事です。
どういう事かというと、私の観た席では、ホーンセクションとドラム等がグランドレベルから聞こえ、弦がステージとプロセの中間よりちょっと上、役者の声がそれよりさらに上のプロセ寄りから聞こえてきた。気にしなきゃ良いんだろうけど気になる。そして気になり出すともうとっても気になっちゃうんだよね。
これも台詞や歌をキチッと聞かせる為にはしょうがないんだろう。それは分かる、分かるけどもう少し何とかならないかなあ。