Theater Reports Top
トップページへ戻る
 実は最初に観に行った時、全然期待していなくて行く前からどんなことを書こうかと考えていた。そして“Janis Joplin” と “Janis Iain” を間違えた振りをして、八千草薫と竹脇無我が不倫をして、話の中に根津甚八が出てきて最後は多摩川が氾濫して杉浦直樹と八千草薫の夫婦は家共々流されてしまう話(昔のTBSのドラマ「岸辺のアルバム」)だ、等と出鱈目を書いて、それをどうやって纏めようかなどと考えていた。何と不謹慎であった事か!舞台が始まってすぐ反省したが、帰りの地下鉄の中でも感動に興奮しながら「馬鹿な事考えていたな」と反省していた。

 遅くなりましたが、此処に懺悔致します。ゴータマ・シッダルータよ、お許し下さい。
“LOVE,JANIS”のwebはこちら→
http://www.lovejanis.com
#76
Theater Reports
 上の写真はPLAYBILLにして頂いたSinging Janisのサイン!
 全くもってミーハーである。

 左の写真は劇場の入口のDoor。
30.Aug.02 20:00
 “LOVE , JANIS”
 何とこれで3度目であります。これと“PRODUCERS”は来る前からもう一度見ようと決めていた。
 矢っ張りエキサイティングな作品である。Rock・Spiritに溢れている。素晴らしい!!!!!
 昨日の憂さも晴れよう、溜飲も下がろうというものある。

 “ THIS SHOW ROCKS ! ” - Q104-FM
 “ AN UNABASHED CELEBRATION ! ” - USA Today
 “ A HIT ! ” - NY Post

 絶賛である。その通りである。本当に素晴らしい!!!

 最初に観た時は観客が少なくて、こんなに素晴らしいミュージカルなのにいつまで持つんだろうか?と心配になったが、観に行くたびに観客は増えていて、嬉しい限りである。いつまでもLongRunして頂きたいものである。実はもう2年のLongRunで、OffBroadwayでは珍しいというか快挙であるらしい。それもこれも作品の素晴らしさ故である。永く続いてもこの作品を通して流れるRock・Spiritを失わない様にして頂きたい。日本の皆さんにも是非是非New Yorkにお出掛けの節は足をお運び頂き、このRock・SpiritにふれてGutsを身体で受け取って頂きたいものである。多少人によっては好みではない方もいらっしゃるかも知れませんが、一度はご覧頂きたい。

 Singing・Janisが2名、Speaking・Janisが1名の体制だった前回までとは変わり、今回はそれぞれが3名という体制になった。そこで一寸演出が変更になっていた。前回まではSpeaking・JanisがStoryを引っ張っていく様な感じ有ったが、今回はSpeaking・Janisが若い役者に変わった為かSinging・Janisがリードしている様な感じになり、2人の演じている役割も若干入れ替えがあった。私は前回までの方が好みだが妻は今回の形の方が感情移入し易いと言っていたので若干の好みの問題といえよう。その演出上の変化で作品の出来や価値が下がったと言うことはないので問題はない。

 兎に角素晴らしいので本当に一度御覧になって頂きたいものである。