Theater Reports #75
30.Aug.02 18:00に始めるつもりだったらしい。
 左の写真は何でしょう?と問われてもお困りだと思いますが、自転車屋さんです。此処で何が始まるかと言いますと、年に1回のTap Danceの大イベント“Traffic Jam”です。「何処でや?」とお思いのあなた、あなたは正しい。実は左端の倉庫らしき小屋の屋根の上で行われます。

 左が手作りのTitle看板!ビルの壁に梯子を掛けて、適当な高さの所にいきなり釘を打ってこの看板は掲げられた。手作りと言った趣が実によく出てるでしょ。一寸字が読み難いけどそれはご愛敬というものですね。



 用意されたスピーカーはこのSX200か300の1発だけ!





 然しチャンと生演奏のバンドが仕込まれていた。しかもピアニストはKUNI MIKAMIさんと云う日本人の方で、この方はデューク・エリントン・バンドで活躍する立派なプロである。流石に仲々の演奏をしていた。



 このおじさんは只喋っている訳ではない。今は歌を唄っている所である。下の写真を御覧頂ければお分かり頂ける様に唄って踊るEntertainerであります。仲々一寸したものであった。




 おじさんの足下にあるラジカセは、飛び入り参加のDancerが持ってきた音を再生する為のものでおじさんが唄っているマイクで音を拾うらしい。




 今踊っている淑女がこの大イベントの中心人物らしくこの人が仕切っていた。この方のダンスも仲々!
 マイクを持って唄っている黒人の青年は歌も唄うし、独りRhythmBoxもやるし、Danceも踊る。しかも凡て本当に上手い!


 こんな曲芸も用意されていた。

 New Yorkでは至る所でこのようなイベントが行われているらしい。こんな物を観に行くのも楽しみの一つだ。

 18:00開始予定は大きく遅れて18:50頃に始まった。ご愛敬である。