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Theater Report #43
        

26.Jan.02 20:00
 辛い一日もある。人生には色々な事があった辛い一日もある。人生楽ありゃ苦もあるさ。

 マチネは辛かったので、アパート近くの楽しそうなチラシの張ってある劇場に行ったらSOLD-OUTであった。不幸の続きである。
 結局次に当たったもう少しアパートに近い劇場である。ここでお芝居を見る事にした。この辺はNew Yorkの良さとでも言いましょうか。私のアパートのあるミッドタウンでは5分歩けば劇場があって何処かで何かやっているので兎に角何か見られる(アパートを出て道を渡り右に20m位行った所のビルにも2つ小屋がある)。
 劇場はビルの2階にあって広さで云うと池袋のシアターグリーン位かな。椅子なので50人位しか入りません。因みにマチネの劇場は名演小劇場を一回り小さくしたような所でした、但し2階付き。

 結局見た芝居は“HARM'S WAY”
 で内容はと言うと?????
 多分結構笑っている人がいたので日本で云う学生演劇の部類で内輪受け的なネタが多かったのではないかと思う。特定のファンだけが笑っていたように思う。ストーリーはある様な無い様な、よく解らない内容で。短いコントをつなぎ合わせている様な雰囲気があった。だけど一応主役らしき人物は一定のキャラクターを持っていたし(人をよく殺す)、多分一応のストーリーはあるんだと思う。不条理コメディとでも云う様な舞台であった。出てきた所で若人に「どうだった」と聞かれたので、おどけて見せたら「そうだねクレージーだったね」と云うようなことを言っていた。
 出演者にお友達のいない方にはお勧めしません。20年後にコレこそ21世紀の演劇と言われていたら考えを少し修正します。無いと思うけど。
 でも怒ってはいません。、安かったし、音響照明舞台でデザイナー一人で頑張ってるんだもん。オペだってその人一人なんだもん。面白い所はそれなりに面白かったし。あれが日本語なら私は大笑いしていたかも知れません。兎に角クレージー、不条理でした。

 何はともあれ疲れた1日であった。

 ♪焼酎を煽るだけぇ〜♪