3:出水



出水というのは鹿児島の北西に位置する山も海もある町で、日本最大の鶴の越冬地として有名です。鶴と言っても丹頂鶴のようなコントラストの美しい鶴ではなく、ほぼ黒いナベツルや、半分灰ろいマナヅルという鶴がほとんどです。
出水に着いたらおばあちゃんのところにご挨拶に行き、その後何軒かの親戚を回って、鶴の観察センターに行きました。

今年は例年になく鶴が多かったそうですが、マナヅルは一息早くロシアに帰ってしまったそうです。

ただ、今年は今まで来た事がなかったカナダからの鶴も来ているようで、やはり世界的に今年は変な気候だったようです。
しかし、佃煮にでもなりそうな程の鶴の量です……。これで半分は帰った後なのだから、多い時はどれだけいたのやら……。

鶴は家族単位で生活するので、たいてい2羽とか3羽とかで行動するそうです。

そして暖かくなると、雨が降った次の日が晴れていれば、親子でロシアに帰っていくのだそうです。この「雨が降った次の日が晴れていれば」とういのは、気流の関係らしいのですが。

しかし出水市、「出水市の野鳥はマナヅル、ナベツル、云々」と書いてあって、「えぇ!?鶴って野鳥なの!?」とか思いましたよ……。鶴とか白鳥のような大きな鳥が「野鳥」というのは何となく違うような気がしませんか!?

あ、そうだ。懸案の「ご当地限定キティ」。鶴の観察センターに4種類ありました……。空港寄る事なかったじゃん!!!いや、あるかどうか分からなかったから仕方ないですが……。



この後、お宿に移動。お宿は元国民宿舎の宿で、暖房はケチってるから寒いは温泉は沸かしてないから寒いわ(ケチつけたら「うちは温泉を沸かしたりはしてま……すいません、してます……。ぬるかったですか?」とか言いやがった!!!!)で、「安いから宴会に利用してる人はいるようだが、泊まりのリピーターはつかないだろう!」という感じでしたよ……。以前泊まった国民宿舎はもっと素敵だったのに……。やはりこの「元」国民宿舎、というのが癌なのか……。



翌日は親戚周り第2弾を実施してから阿蘇へ移動。

3:阿蘇に行く

 

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