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龍安寺も、中に入ったらちょっぴりだけ桜が咲いていたので、速攻で写真を撮りました。どれだけ桜に飢えているのか……( ^ω^;)
実は観光地図などを見ると、「竜安寺」と書いてある事も多いのですが、正式には「龍安寺」と書くのが正解です。 |
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あまりにも有名な枯山水の石庭。この石庭は「方丈」と呼ばれる建物の庭なので、「方丈庭園」とも呼ばれます。
この石庭の広さは75坪で、意外と狭いです。全部の庭を撮そうと思ったら、入り口入ってすぐから撮ると撮れますが、かなり間延びしてしまいますね(
^ω^;) |
この石の配置は東から5,2,3,2,3と配されているのですが、この数字から「虎の子渡しの庭」と呼ばれています。これは、「母虎が仔虎3匹を連れて川を渡りたいのですが、1匹はメッチャどう猛で、その仔と他の仔を2匹だけにしてしまうと、メッチャどう猛な仔が他の仔を食べちゃいます。母虎は仔虎を1匹ずつしか運べません。さぁ、どうやって運んだらいいでしょうか!」というの中国の話を表してるとも言われてるそうです(子供同士ではなく、向こう岸に豹がいて、豹と仔虎を2匹だけにしちゃうと食べられちゃう、という説もあり)
……レイトン教授(DSの謎解きミステリーソフト)の1作品目の1番最初の問題がこれだったんだよね……。こんな所にヒントが隠されていたなんて……!!
後、上のしおりにも書きましたが、この石の配置は宇宙を表している、とか、雲から顔を出してる山を表している、とか、諸説はあるようです。でも龍安寺発行のガイドブックには、「虎の子渡しの庭」の説明もあるけど、(以下引用)『(前略)見る人の思想・信条によって多岐に解されている』(引用終わり)と書いてあるので、あんまり深く考えない方が良いのかもしれません。 |
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方丈の入り口前に置いてある、目の見えない方が触って石庭を体感できるようにと置かれた石庭の模型。どの角度で見ると全部見えるかと、目線を低くしてグルグル回るのですが、やはり分からず……。 |
実はとあるサイトで「方丈の真ん中から見ると全部見える」と書いてあったので一番最初にそこに立ってみたのですが、全然見えませんでした。で、帰り際に受付の方に訊いてみたら、「向かって左の地面に降りると見えるそうですよ」と言われたのですが、そこは降りるの禁止されてるのよ……orz じゃあやっぱり全部見るのは無理なのね……(ノω`) |
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こちらは方丈の正面仏間。本物の龍のふすまは非公開だそうなので、このふすまは写しなのかしら……。 |

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つくばいを見ようと北側に回る途中見つけた看板。「法要の為拝観者の方は静かにお願い致します」と書いてあります。
この後、法要を終えたご家族が本当にここから出てきたので、「え!?京都のお寺みたく観光地になっているところでも、檀家さんっているの!?」とびっくりしました……。(後で法隆寺で訊いてみたところ、やはり奈良・京都のほとんどのお寺では檀家さんは取っておらず、法要やお葬式は挙げないそうです。逆に法隆寺の雑色さん「龍安寺では法要してるんですか?」と驚いてました……) |
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こちらは北側の縁側。この奥につくばいがあります。
いや、この写真で言いたかったのは、縁側の真ん中ら辺の下に並んでいる、赤い物体です。これ、水の入ったバケツでした。
防火対策!!
……大事だよね……。でも、他のお寺では見なかったよ……。やっぱり、生きて活動してるお寺って感じがするなぁ……。 |
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しおりにも載せたつくばい。徳川光圀が贈った本物は、別の場所に置いてあるのだそうです。
この図案は禅の謎解きを図案化した物ですが、手ぬぐいとかの図案になってたりもして、ちょっと有名ですよね。 |

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こちらは豊臣秀吉が鑑賞し、感嘆したという「侘助椿」。侘助椿といのは「侘助」という人が朝鮮半島から日本に持ち込んだ椿なのだそうですが、その「侘助椿」のもっとも古い木がこれだと言われています。
(でも、「うちのが一番古い」という木が他にも何本があり、「一番古い」に関しては諸説あるようです) |
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裏手の方はちょっとした散策路になっていて、桜が咲いていたらどれだけ見事だったろう、という感じです。 |
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こちらは境内にある「鏡容池」。実は、龍安寺は創建当初、石庭よりこの池のあるお庭の方が人気があって、みなさんこちらを見に来たんだそうですよ。 |
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鏡容池の岩で日向ぼっこしている亀さん達。最初作り物かと思ったくらい、全然ぴくりともしてないのが、すごい可愛かったです。 |
この後子供達が「おなか減った〜」と言ったので、まだ12時前だったけど、お昼を食べてしまうことに。たまたま龍安寺から出たところにお店の看板があったので入って済ませたのですが、次に行く仁和寺の駐車場脇にも美味しそうなお弁当を出す食堂があって、そっちで食べれば良かったかなぁと思ったりしました。観光メインで動いていると、食事の時間をどうしても削ってしまって、「あるところで済ませる」になってしまうから、結構後で悶々とすることがあります……orz
といことで、→仁和寺にGO!(まだ工事中ですι) |