KIRA'S CABARET
 
     

 

  vol.1 『カルテット   2007年1月 麻布die pratze  
 

vol.2 『清美は醜穢、醜穢は清美

  2007年7月 こまばアゴラ劇場  
         
         
       

 

 

 

 
 
  KIRA'S CABARETとは  
     
 

KIRA'S CABARETはオープンリーなゲイの俳優として活動している青山吉良が、見えるものだけではなく、見えないものを現出させる舞台本来の醍醐味にこだわり、立ち上げたプロジェクトです。青山が長年温めてきたテクストを軸に、演劇、ダンス、語り、音楽と様々なジャンルの共演者との異種格闘技を通して、新たな舞台表現のジャンルを目指します。上演は劇場に限らず、クラブや寺院なども予定。演じる者と観る者の間にシンプルな形で、現実であって現実でない、もう一つの別の時空を息づかせたいと願っております。
第1回公演はハイナー・ミュラーの『カルテット』。特異なキャラクターでベケットの一人芝居を続けている菅原顕一を迎え、18世紀と20世紀の両世紀末にラクロが放ち、ミュラーが仕掛けた「危険な遊戯」に挑戦します。
第2回公演はコンテンポラリーなダンスシーンで活躍する堀江進司(黒沢美香&ダンサーズ)を相手に、「清美(きれい)は醜穢(きたない)、醜穢(きたない)は清美(きれい)」というタイトルでKIRA'S CABARET版『卒塔婆小町』を。
そのほか、新派でお馴染み、鏡花の戯曲『日本橋』をジェンダー・フリーな仕掛けにより、新たな「語り」として再生する企画が続きます。
多様性のある社会。それを支えていくのは想像力です。自分と違う存在とどう向き合うか…。今ほど想像力の危機を感じる時はありません。ささやかな場ですが、KIRA'S CABARETが演じる側、観る側双方の想像力が出会い、よりしなやかに生まれ変わる磁場となることを願ってやみません。