プロパティ名適用対象継承
writing-mode:文字列の方向body要素以外有り
  
文字列の方向tb-rl縦書き(上から下、右から左)で表示
lr-tb横書き(左から右、上から下)で表示(デフォルト)
writing-modeプロパティは、文章を横書きか縦書きで表示するかを指定します。には、tb-rl, lr-tb の何れかを指定します。
ただ、このプロパティだけの指定では、プラウザが表示するページの原点が左上角のままなので、文字列の表示が画面の途中から表示されます、正しく画面の右上から表示されるようにするには、ページの原点が右上角になるように、body要素に文字表記の方向(左右)を指定する、directionプロパティと値r t l を指定して、body { direction : r t l ; }(右から左)のように記述し、さらにdiv要素にdirection : l t rを指定します。
なお、writing-modeプロパティは、body要素には使用できないため、ページ全体をdiv要素で括り、その中に各要素を入れ子の状態にします。

注意画像 ●writing-modeプロパティはW3Cの正式な仕様ではありません。
●writing-modeプロパティを使用できるプラウザは、Internet Explorer5.5以降だけで、他のプラウザでは使用できません。

TIPS画像


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サンプルソース
【CSS】 <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd"> <html lang="ja"> <head> <style type="text/css"> <!-- body {margin:10px; direction:rtl; } div {writing-mode:tb-rl; direction:ltr; width:200px; height:600px; border:2px solid red; position:relative; top:0px; right:0px; background-color:#000000; font-size:1.2em; color:#FFD700; padding:10px; } p {border:2px solid red; position:relative; top:-12px; right:-10px; width:280px; height:600px; background-color:#000000; padding:10px;} h2 {color:red; height:600px; background-color:#FFD700; border:2px solid black; text-align:left; position:relative; top:-12px; right:5px; padding:10px; } --> </style> </head> 【HTML】 <body> <div> 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は栃木県日光市にある神社。江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現を祀る。 日本全国の東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、 「日光東照宮」と呼ばれることが多い。 東国の精神的中心としての歴史は徳川氏の東照宮よりも遥かに早く、遅くとも源義朝による日光山造営までさかのぼりうる。 さらに源頼朝がその母方の熱田大宮司家の出身者を別当に据えて以来、鎌倉幕府、関東公方、後北条氏の歴代を通じて東国の 宗教的権威の一中心であり続けた。徳川氏の東照宮造営はこの歴史を巧みに利用したと考えられる。 <h2>社殿に見える動物</h2> <p> 日光東照宮を訪ねると様々な建物に多様な動物を見ることができる。これらの動物のほとんどは平和を象徴するものとして描かれている。  奥社入口を護る「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかか れる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。 神厩舎には猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面があり、猿が馬を守護する動物だという伝承から用いられている。この8枚で猿の一生が描か れており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている。日光の彫像の中で眠り猫に続いて良く知られている、 「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な3匹の猿はこの神厩舎に造られたものの1枚に過ぎない。なお、「見ざる、言わざる、聞かざる」 は幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えである。 </p> </div> </body> </html>