∞∞∞∞∞ 基本的な書き方 ∞∞∞∞∞
CSSの基本的な記述は、下記のような書式になります。

セレクタ{ プロパティ名 : 値 ; }

スタイルは、「セレクタ」「プロパティ」「値」の3つを組み合わせて定義します。
セレクタとは、スタイルを適用させる要素名の事です。このセレクタの部分でスタイルの適用対象を示し、続く{ 〜 }の中に適用させたいスタイルを記述します。プロパティとは、スタイルの種類の事です、文字の色を表す「color」や背景を表す「background」や文字のサイズを表す「font-size」等がこれにあたります。プロパティに続けてコロン記号「 : 」で区切って値を記述します、値にはプロパティごとに決められている数値や色などを指定します。これでスタイルを設定する事ができます。スタイルは、セミコロン記号「 ; 」で区切って複数指定する事が出来ます。

p { color : red ; font-size : 12pt ; }
上記の例では、セレクタp要素に、文字の色を設定するプロパティ「color」に値として「red」を指定し、セミコロンで区切りフォントサイズを設定するプロパティ「font-size」に値として「12pt」を設定した例です。p要素に2種類のスタイルを設定した事になります。

次に、id名やクラス名を使った記述は、下記のようになります。

#id名{ プロパティ名 : 値 ; }

.クラス名{ プロパティ名 : 値 ; }

各要素のID属性や、クラス属性に固有の名前を付けてスタイルを設定します。記述の仕方は、先頭にシャープ記号( # )を付けID名(任意の名前) {プロパティ : 値 ;  }とします。具体的にIDによる設定は、
 #box01 { width : 100px ; height : 100px ; }
と記述します。box01がID名(任意の名前)になります。
上記の例では、ID名 box01 に幅を設定するプロパティ「width」に値として「100px」を、高さを設定するプロパティ「height」に値として「100px」を指定して、ID名box01に2種類のスタイルを設定しています。
次にクラス名による設定も、先頭の記号が変わるだけです、シャープ記号(#)の変わりにドット記号( . )を付けます。後は同じです。. クラス名(任意の名前) {プロパティ : 値 }と記述します。具体的には
 .box01 { width : 100px ; height : 100px ; }
と記述します。box01がクラス名(任意の名前)になります。
なお、最後の記号セミコロン( ; )は、プロパティの設定が1つだけの場合は省略できます、同じID又はクラスに複数のプロパティを設定する場合は、プロパティ同士をセミコロン( ; )で区切ります。
ID名やクラス名には、半角英数字とハイフォンが使えます。ただし、1文字目に数字は使えません。

ID属性は、ある要素に対してそのHTML文書内で固有の名前を付けるもので、クラス属性は、その要素の種類名や分類名を表すものです、したがって、1つのHTML文書内で同じ同じクラス名は複数箇所に指定できますが、同じID名は一ヶ所にしか指定できません。IDを複数指定する場合は、ID名を変えて指定します、#box01, #box02, #box03と言うようにします。(ただし、同じ要素には、1つのIDしか使えません)。

スタイルシートにコメントを入れる

「 /* 〜 */ 」は、cssソースのコメントとして扱われ、コメントを入れる場合に使用します。
コメントを入れ子にする事は出来ません。