http://wwwne.jp/asahi/infinity-paty/imada-hobby/

全長・全幅・全高 4000x1630x1080mm
ホイ−ルベ−ス 2340mm
車両重量 730kg
エンジン形式 直列4気筒DOHC
総排気量 1558cc
キャブレタ− デロルトDHLA40ツイン
最高出力 126ps/6500rpm
最大トルク 14.4kb−m/5000rpm
サスペンション(F/R)ダブル・ウィッシュボン
/ラジアスア−ム+ロワトランスバ−スリンク
1973年車


池沢さとし著 サ−キットの狼で有名になった。フロント・スタビ−ライザ−
地上12cmの高さについているため、やま道はもちろんちょとしたデコボコ道でも気をつけて走らないと、それをすぐうしなってしまう。
お父さんも未舗装道路を走らなければならならなかったとき、ゆっくり道を選んで走ったんだって、そのとき後ろにいたおばさんが乗るクラウンにあおられ、クラクションの連発、ブレイキを踏んでやろうと考えたけどなんせ古い車、修理に時間がかかり大切な車を傷めたくなかったので我慢したんだって。
小さいけど外車だぞ、クラウンなんかより高いんだぞ。と心で思っていたそうです。

これがこの車の安定を保っている部分のひとつです。
峠ではビックなスパ−カ−を狼のように追い回したそうです。


エンジン、ギヤボックスともにオバ−ホルを日本でおこなう。
本当は英国本土のものがほしっかたそうだけど、新車買うのでないから、贅沢はいってられない。たとえお金があっても生産中止の車、時期もないと手に入れられないもんね。
ということで、米国からの輸入車ロサンゼルスと言うことでほとんど錆もなくよいコンデション。
サスペンションも変更し最高のワイデイングをみせた。
さすがコ−ナリングマシン素人のお父さんにも良さが分かり、怖がる愛犬を乗せ峠、首都高を安全速度で走ったそうです。ほんとかな?
地上11cmのところにミッション・リンケ−ジのジョイントがあるためこれまた気をつけないと。。。
ルノ−12ゴルデイ−ニ用5段。


ドワは外見より厚みを感じる。
パワ−ウィンド
車高が低いため乗り降りが不便。ドアを大きく開けばいくらか楽になる。と言って、歩道付近に停車後、最後まで開くと縁石にぶつけてしまうよ。
女性のスカ−ト姿ではまず乗れないだろう。実際お父さんは乗車に断られているらしいけど違う理由ではないかな?
コクピットはシンプルで且つタイトであり、薄ぺらなシ−トだが意外なほど良好なドライビングポジションを確保できる。
市販車のなかでは一番F1に近いポジションなのでは。
一度シ−トに収まればゆとりさえ感じさせる。友人のポルシェ911カレラと比べたが、ロ−タスのほうが広さを感じた。
隣に乗ったお母さんも脚がほとんと水平に伸ばせるので楽だったと言ってたよ。


1994年11月。GROUP LOTUS JAPANのツ−リングに参加し、箱根にいったときの写真だそうです。嫌がるお母さんもたくさんのロ−タスを見て少しは理解してくれたらしい。

皆さん大変きれいにしてあり、とても20年以上前の車とはおもえません。
特に岐阜から参加した人のスペシャルは1000万円はかかており、市販で売ってる”ロ−タス・ヨ−ロッパ スペシャル”のビデオに紹介されました。

僕も何回も見たよ。もし、本人の了解を得られれば紹介したいと思います。



アメリカから輸入後ロ−タス専門ショップパッピ−さんでオ−ルペンからシャ−シメンテナンスを行いそれ以降目立った故障もなくよく走りました。
修理個所は
ブレ−キに気泡がはいる。
アクセルからエンジンまでのワイヤ−が錆で動きが悪くなる。
ともに工賃合わせて1万円ぐらいでした。
雨の日は乗らないようにしていたので梅雨の時期に何度かクラッチ版がくっ付いてしまったことがあります。
最終的には大きな故障を覚悟で手にしたにも関わらず、私を助けているのか?日本車より故障が少なく、金銭面でもほぼ掛けた分帰ってきた気がします。
きっとどこかで大切にされ元気に走っていることでしょう。
またいつか会える日を楽しみにしてます。


スペシャルの紹介は現在はここまでです。
お父さんがこの車を手放した時、写真や資料をどこかに隠してしまい出てきません。
もう二度とこのような外車には乗れないと思い、つらい気持ちを忘れるため目の届かないところに隠したそうです。
いつかその玉手箱が見つかったら、皆さんに紹介します。

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