Mr.Childrenの2008年12月10日発売のアルバム、
「SUPERMARKET FANTASY」は最高傑作らしいです。賛成です。
そういうわけで、こっそりと自分なりの感想なぞ書いてみたいと思ってしまいました。
このアルバム、すでに発売前に発表されていた楽曲が7曲もあるんで、
どうかな?と思っていたのですが、とんでもなかったです。
アルバムという形でひとつの構成を成し、一体となって攻めてくると、
全部素晴らしく輝いて、感動を与えてくれました。
曲順なんかも絶妙だなと思いましたね。
「3. エソラ」なんかはキャッチーでポップな曲ですが、
もし曲順が「5. 少年」のあとだったりすると、なんかもったりした曲に聞こえてしまうんですよね。
なんで、そのあたりもきっとたくさん練るんでしょうね、知りませんが。。
ちなみなんですが、ドラマ、映画の主題歌やタイアップ曲なんかの場合、
その映画やドラマは見ないことにしてます。
見ちゃうとどうしても曲と共に映画やドラマが頭に浮かんでしまう場合があるもんで。。。
見るとすれば、曲を自分の中でちゃんと消化したあとですね。
SUPERMARKET FANTASY
2009/01/05
この曲、アメリカン・ロックのように聞こえるんですが、私だけでしょうかね。
♪自分より劣ってる マヌケをあぶりだし
♪ホッと胸撫で下ろしてる
実に痛い歌詞でグッときちゃいます。
自分の幸せは自分で決める。
人との比較ではないと、なぜかそんなことが頭に浮かんでしまいました。
♪たまに不吉な夢見るんだよ 走っているのに進まない
このフレーズで、あぁ、この人は自分と同じような事を体験してるんだぁって、一気に親近感が湧いて、
さらに歌にするってことは、それだけ気になってることなんだぁ、おんなじだぁって、
あっさりと歌われてることに感情移入できるんですよね。
きっと誰でも良い曲だねって言えるような大ヒットシングルなので、
何も言う事はないのでしょうが、
やはりグッとくるポイントはここでしょうか。
♪もう一回 もう一回
辛いときとか、ここのフレーズだけ聞いてもいいくらいです。
この曲はメロディ、アレンジ、雰囲気、総合的にいい感じです。
なんとなく、体全体で感じてればいいって感じので、洋楽の1曲のように聞ける曲です。
ですが、なぜかグッときて、涙がでてくるんですよね。
♪別に巧くなくていい
♪声が枯れてたっていい
♪受け止めてくれる誰かがその声を待っている
この曲を聞くと、桜井さん、自分は歌はうまくないよ、でもいいんだよ、
みたいなことを歌っているようにも思えるのですが、
個人的には、桜井さんって、歌うまいと思うんですよ。
うまいというか、心揺さぶられるというか、
そういううまさがあると思うんですよね。
でも、サッカーの試合で「君が代」を歌ったりする姿は想像しにくいというか、
そういううまさとは違うのだろうかと思うところもあるわけです。
それはそうとして、
この曲にグッときているところは、やっぱりそういうところで、
うまくやる必要はないよ、
それを必要としてる人がいるんだよと、
必死でやればいいんだよと、
そう受け取りました。
この曲、全部がグッときます。名曲のひとつになっちゃいました。
実は個人的には「HERO」に通ずるものがあると思っちゃってて、
どういうことかというと、
どの立場にいても当てはまるというか、
恋人同士の歌にもなれば、
親子の歌にもなるし、
友情の歌にもなるしで、
そういう微かにぼやかすというか、
そういう曲に聞けるんですよねぇ。
個人的に5曲目までの楽曲がかなりレベルが高いので、ここで小休止って感じです。
「旅立ちの唄」もメロディいいですし、詩もいいんですが、
このシチュエーションを経験した事ないので感情移入ができないんですよね。
そういうのもありますし、かなり前から聞いている曲なので、
勝手に小休止しちゃいます。
でも小休止にしては良い曲過ぎるんですけどね。
この曲、グッとくるフレーズいっぱいで大好きです。
♪「ゆずれぬものが僕にもある」だなんて
♪だれも奪いに来ないのに鍵かけて守ってる
♪分かってる 本当は弱いことを
♪それを認められないことも
無条件降伏的なフレーズなんですよね、ここ。
♪人それぞれの価値観 幸せ 生き方がある
♪「他人の気持ちになって考えろ」と言われてはきたけど
♪想像を超えて 心は理解しがたいもの
わかってるなぁ、と思わずにはいられないフレーズですね。
♪流れ星が消える 瞬く間に消える
♪今度同じチャンスがきたら
♪自分以外の誰かのために
♪願い事をしよう
そして優しいなぁって思いますね、ここのフレーズなんて。
♪僕らは許し合う力も持って産まれてるよ
♪ひとまず そういうことにしておこう
♪それが人間の良いとこ
これをですね、
人間は優柔不断、でもそれがいいところ、と、
なんか慰められてるような気がしてグッときています。
この曲、アレンジとかも含めてとっても”水上”雰囲気があって良いですよね。
でも、これも自分の中に経験としてないので感情移入ができなくて、
普通の良い曲止まりになってしまっています。
たぶん、こういうシチュエーションに思い出のある人であればたまらないでしょうねぇ。
メロディーもキャッチーだし、歌詞もいい。
たぶん人気がありそうな曲なんだけど、
個人的には、「東京」を自分の街に置き換える作業をしちゃうのと、
さらにちょっぴり疑問に思っちゃうフレーズがあったりするんですよ。
♪描いた夢
♪それを追い続けたって 所詮
♪たどり着けるのはひとにぎりの人だけと知ってる
♪「それならば何のために頑張ってる?」
♪とか言いながら分かってる
♪この街に大切な人がいる
最後の1行以外はめちゃグッとくるんですけど、
もし、「大切な人」がいない人はどうするんだろう?
ってことが脳裏をよぎるのですよ。。。
でも、
♪思い出がいっぱい詰まった景色だって また
♪破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる
は、建物とか、自然とか、そういう目に見えるものだけじゃなくて、
過去の自分とか、積み上げてきたものとか、
そういうものに執着しないようにしようと、
そういうメッセージと勝手に受け取ってます。
曲の題名から痛快なロックンロールを想像してしまっていたのですが、
実際は、ロックンロールを聞きながら、
ロックスターと自分を比べてつぶやいているという歌でした。
聞いてしばらくは自分はロックやってるわけじゃないしなー、なんて思っていましたが、
きました、グッとくるフレーズが。
♪わかってるよ わかってるよ
♪どこの世界も楽じゃないってこと
このフレーズだけで、全部の人に当てはまる歌になりましたね。
そして、なぜか最後のフレーズ、
♪決して一人じゃ人は生きていけない
♪I LOVE YOU
この歌詞がめちゃくちゃイモっぽくて、でも最高にいい終わり方だと思うんですよね。
この曲、驚きですよね。
もちろん、「旅立ちの唄」のカップリング曲なので、1年以上前には聴いていた曲ですが、
このアルバムのこの場所にあると、とっても良い曲だと気付かされますよね。
やっぱりオリジナルアルバムのというのは聞くべきですね。
そして、この曲のグッとくるフレーズは、
♪誰かが開けた扉 閉まらぬそのうちに通り抜ける
たぶん、この感覚がイマイチ理解できない人も多いと思うんですよ。
でもわかちゃう人にとっては、こりゃたまらんフレーズですよ、はい。
これもすでにシングル・バージョンがカップリングで発表されていたので、
曲は知っていたのですが、このアルバム・バージョンは、そりゃ大げさなアレンジで、
叫んでいますよね。
こういう曲ってアルバムの最後の曲にピッタリですよね。
むしろ最後じゃないと、その後の曲がおまけに聞こえてしまうこともあるんですよね。
でも、この曲最後じゃないんですよね。
まだ2曲あって、その2曲はとってもじゃないけど、おまけになんかなりゃしない名曲なんで、
いやはや、このアルバムはおそろしい。。
♪「白か黒で答えろ」という
♪難題を突きつけられ
グッときますねぇ
♪白と黒のその間に
♪無限の色が広がってる
いや〜、グッときます。
白と黒、YesとNo、0か100、
なんか現代社会が勘違いしている事をぽろっと言っているようでグッときます。
映画の主題歌であんだけ映画の宣伝されたら、
この曲が映画のためだって嫌でも認識させられちゃいます。
でもこの曲、寂しいですよねぇ。
グッとくるというか、泣けます。
♪信じたい 信じたい
♪誰の命もまた誰かを輝かす為の光
ここだけはみんな、肝に銘じて生きて欲しいと思うわけです。
あー、すごいアルバムだぁ。。ミスチル、すごいなぁ。