とげぬき診療所 いろはカルタ
98.12 第一刷/ 00.01 第二版 とげ抜き先生作
い =いろいろな場合3つ以上を考えてから実行
息が乱れると寿命が短くなる。
ろ =老後のことを考えず、救急車に乗せればよいと思っている人がいる。
は =破廉恥とは人の顔をふんずけて行くことである。
入り方から診察開始
に =にっこり笑ってゆっくり説得
ほ =本当のことは体に聞け
骨に金棒
骨折り損くたびれ儲け
ぼけは生活パターンが変わっただけで起こります。
ぼけ防止に右の脳を鍛えよう
細く長くいきる
へ =下手な手術はしない方がよい。
へをするなら大きな音でしろ
と =どんなに詳しく話してもポイントは三点止まりである。
とげぬきさんにお礼を言いましょ
ち =血がでるのは生きているからである。
「ちょっとちょっと」が「ずっと」になるので困ったものだ
り =理想を失って初めて人は老いる
ぬ =脱がせるばかりが診察じゃない。よく聞いてみよう
る =留守電でガシャンと切る「用なし電話」かな
を =「ヲカシナこと」が世の中たくさんあるが驚いてはいけない
わ =私は医療をしているのであって経営をしているのではない。
我ががまを聞くのがサービスではない
私が治すのではなく、患者さん自身が治すんです。
か =患者の求めていることと治療側の求めていることが違うことがある。
体が休めといっている。
よ =良くできたと思っていても90点止まりと思うべし
よかれと思っても結果が悪ければすべて窮す。
た =誰のせいでもありゃしない、みんなおいらが悪いのよ
駄目なときには、「今を生かせる違うこと」を考えよ
だらだらと手術はすべきでない。急緩急のリズミカルに行うべし。
れ =レントゲン、出してはみたが、どこ見ているのか手術中
そ =その人の「生きる力」ですべては決まる。
つ =「つもり」が積もるとすれ違い
ね =寝られないのは「起きていないから」である
な =何でもかんでも私が知っているわけではない。
「何のためにするのか」常に思い起こせば、迷うことなく治療は進む。
ら =楽になりたいと思ったときが老化の始まり
む =ムンテラは分かり易く長くて三行
う =生まれたからには必ず死ぬ
生まれたときから死に向かってまっしぐらに進んでいる。
うば捨て山に無料タクシー
い =急そぐ手術にいいことなし
入れるのはいつでもできる。入れる前に考えよう
要らないといわれる前に自分から出ていきましょう。
の =後のこと考えすぎて今を見ず
お = オペは「上等仕上げ」、「まずまず」、「最低でも」の三通り考えておく。
怒ると顔が歪んでくるぞ
く = くわなきゃすぐにしなびるぞ
グライダーのように風次第で舞っているから、いつでも着陸する
や =病のなせる業で、時として人は鬼になることがある。
ま =待てば海路の日和あり
まめ、暇、金、四五が無くて六に顔
まだまだお手入れすれば使えます
まともじゃないから救急車で来る。
け =健康を大切にしない人が、医療に携わる者に多いのは何故だ。
ふ =不言実行
こ =骨折の治療には熟し頃がある
五年たって変わらねば次に移るもよし
え =笑顔がすてききれいだね
て =手をふれてみれば、命の泉沸く
あ =慌てず騒がず、よく考えて、なにもしない
挨拶もできぬ人に医の心なし
アドバイスしかできないんです。
愛とは相手を大切にすることである
さ =さりげなく得意がらずにそのままで、後は周りが決めてくれる。
三年は黙って辛抱
去るときは黙って人に惜しまれるように
き =気持ちよく死なせてあげるのも医療のうち
きれいな職場にきれいな仕上がり
ゆ =遺言を書くとすっきり、長生きかな
め =目が死んでいるのは止めようね
み =見ようとすればするほど見えなくなる
見ているつもりでなにも見ていない
し =地蔵様が私を守り、そのおかげで私があなたを守っていられる。
自分の体が嫌だと言っている
死んで体を神様におかえししましょ。
死をなぜ怖がる。神様が決めるのだから心配ご無用。
手術は芸術である。
え =閻魔大王が「まだだ」と言っている
ひ =人のせいにするのは簡単、自分で背負い込みすぎも困ったものである
左見て右を見るのが車の安全確認
百点を求めようとすると代えって上手くいかない
も =目的意識を持たない行為は、素人のすることである。
せ =背中を見れば生きる力がわかる。
す =少し油断すると、すぐベッドに向かって尻から根が生える。
ん =んんと、トイレこらえ中のポケベルかな