◆◆◆◆◆◆



第46回録音を始める。

今回の協力者は……。

はろー! わたしよ、ミサトさんよー!

……葛城ミサトである。

おぃーっす!!

頭が痛いわ。大体どうして貴女はこの昼間から酔っ払ってるの!

あっはっはっは!
おんやぁ? そこ行くおチビさんは赤木のアイちゃんじゃあござんせんか!
アイちゃんアイちゃん! ちこう寄れちこう寄れ!

う? あー! みしゃなのー!

そうよー、ミシャトお姉しゃんよーん? こっちおいで! ほれ、もそっと来てみい!

あーい! ……う? うー! あうー!

いた、いたたた! ……なしてアイちゃんはわたしを叩くの?

みしゃ、くちゃい。

貴女、お酒くさいのよ。早くアイを放して。ほら、ママの所にいらっしゃい。

ままー。

わたしはぜーんぜんくさくないけどー?

十分臭うわよ。子供はお酒くさいのが嫌いなの。とっととシャワー浴びてきなさい!

へーい。

全く……悪いお姉さんねー、アイちゃん?

みしゃ、わるいこ。

そうよ? アイちゃんはいい子よね?

あい!

そうね、ふふ。じゃ、ミサトが戻ってくるまで待ってましょうか。

まま、あいね、あいね、あれー!

ん? 何?

よんでほしーの。

あの絵本?
いいわよ、アイちゃん。じゃ、ミサトおばさんが戻ってくるまでに何冊読めるかしらね?

みしゃ……ばばー。

あら、ばばーは駄目。

めっ?

そうよ。ごめんなさい、ママが不注意だったわ。ミサトお姉さんの間違いね。

おねちゃ。ままもめっなの。

そうね。じゃ、読んであげるわ。どんなお話かしら?

きゃー!

ふふ。……むかしむかし……。




一時間が経過した。
アイは絵本を読み聞かせる内に眠ってしまった。
今ようやくミサトが浴室から出てきた所だ。

お待たせ、リツコ。

ええ、ええ、待ちましたとも。随分色っぽい格好ね。

あ、あんたのバスローブ借りちゃってるから。いいでしょ?

ま、いいわよ。あら、貴女、ブラは?

あ、ごめん。ずぶ濡れになっちゃったから。どっちにしろこの格好なら別にいいでしょ。
全くもって予備の下着は友人宅に常備すべきよね。リツコの新品、ないの?

生憎だけど上も下もサイズが合わないわよ。
ん? 下は大丈夫かしら?

試してみても良いけどね。リッちゃんはどんなセクシーランジェリー持ってんのかしら?

あら、自慢する程のものはないわ?

勝負は黒?

が、多いわね、確かに。それか白だけど。貴女は赤?

あー、それもなきにしもあらず。

どっちよ?
で、なんでブラがずぶ濡れの憂き目にあうのかしら。シャワーは裸で浴びるものよ?

らしいわね、世間では。常識に挑戦するのもいいんじゃない?

酔いどれの言いそうなことね。私は貴女が時折羨ましくなるわ?

よせやい、照れるでねえか。

あっはは! 全く、貴女って娘は……。で、酔いは覚めたのね?

悲しい事ですが、奥方様。
熱い湯の猛攻にわたしの中のバッカスもついにはほうほうの体で逃げ出しましたです、はい。

ふふ、全く、若い頃よりも馬鹿みたいだわ。

悪くないでしょ、赤木夫人? わたし達はこれでいいのよ。子持ち女は老け込むのが早いわよん?

まっ! 言ってくれるわ? さ、座りなさいな。パンツは穿いてるんでしょうね?

え!? どうだったかしら?

はいはい、おふざけはその辺にして。……何お尻押さえてんのよ。
言っとくけどローブの裾を持ち上げんじゃないわよ?

にゃはは、そこまではしないって。パンツは脱いでシャワーに立ち向かったの。
だから濡らしてないしちゃんと穿いてるわ。

勇ましい事。アマゾネスもかくありなんね。そろそろいいかしら?

あいよ、始めましょうか。


◆◆


「バカシンジの分からず屋!!」

ワッと顔を覆ってすすり泣きながら少女は駆け出した、というのならば可愛げもあるが、
実際の所は少年の横っ面を強かに引っ叩いて彼女は素晴らしい速さで走り去っていった。
取り残された少年はというと、過去の彼を知る人間ならば途方に暮れて彼女の後姿を見送るか、
あるいは拗ねて投げ遣りな悪態でも吐き捨てるものと予想するであろうが、
実際の所は頬に手形を浮き上がらせて彼が顔を上げた時には少女の姿がもう消え去っており、
そして途方に暮れる事もいじける事もなく、何と毅然と歯を食い縛り少女の後を追っていったのであった。

……ミサト。

あん? あによ。

いえ、何でもないわ……。

そ? じゃ、続けるわよ?

私としては当然の如く後を追いたかったが、正直な話、少年について全力疾走するには
ただ単に行き合わせただけの人間としては大袈裟に過ぎ、またその行動が不可解でもあるし、
何より全力疾走すると胸が揺れて痛いのだ。
という訳で、カモシカを追うチーターの如く駆け去った少年を見送りながら私は保安部に連絡を取るという
極めて理性的な手段を講じる事にした。

……チーターとカモシカって同じ地域に生息してたかしら、赤木博士?

知らないわよ。貴女が勝手に付けた比喩でしょうが。

胸って揺れると痛いのよね、ほんと。あんたも分かるでしょ?

ミサト。

怒っちゃいやん。さ、続けましょ。

少女アスカの居所は容易く知れた。が、ここでひとつの些細な問題に気づいたのだ。
私がそれを知った所で何になるというのだ?
追跡者はシンジ少年であり、彼はその脚の筋肉の躍動のままに駆けて行ってしまったではないか。
ぽつねんとそもそもの発端の地に立ち竦む一己の女に何が出来るというのだろう。

……シンジ君に連絡を取ったんじゃないの。

そう、その通り! 私は無論それに気が付いた。
そしてもうひとつ私の出来るかも知れないある可能性を見出した。
すなわち私の立つその脇には、おお、我が愛車が!

……ミサト。

おお! 我がアルピ……、何よ、リツコ。さっきから。イイトコなんだから邪魔しちゃいやん?

貴女って救い難いわ。

あら、今頃気付いたの? それがわたしの身上よ? わたしはいつでも葛城ミサトなの。

はぁ……続けてくれるかしら。出来るだけ簡潔に、本題に迫ってくれる?
車への愛はまた別の機会に聞いてあげるから。ね、いい子だから。

くっ、ママの眼差しって強烈だわ。

馬鹿言ってんじゃないの。さもないと貴女の呼び名は「みしゃばばー」よ。

うへぇ、それは堪忍。んじゃ続けますか。

私は車でシンジ君を追う事にした。無論車中で連絡も取る。本当は罰金ものだが
可愛い弟と妹の為なら法律など取るに足らない。……まあ、その意気込みだ。
程なく走っているシンジ君の横に車を付ける事が出来た。
その時の私の胸中を正直に告白しよう。
ひたすら真摯に、全力で、ただひとつの目的の為に走る彼の姿は美しかった。

……ミサト?

あら、これは本気。いい男になったわ、シンちゃん。かのメロスもかくありなんってね。
まあ、まだ子供っぽいとこが抜けないけど。

あらあら、惚れ込んだものね。ちょっかい掛けちゃ駄目よ?

わたしを何だと思ってんのよ。妹の男にして自分の弟に手を出すとでも思ってんの?

それもそうだけど。からかうのも程々にね?

あ、それは無理。だってそれがわたしの……。

身上だから?

そうよ、親友。分かってるじゃない。さ、続けましょ。そう長くはないから。

シンジ君を乗せ、私はアスカの元へと車を走らせた。
場所は公園。ユニゾンの特訓の時の想い出の場所との事だ。
ここでひとつ、アスカについて言及せざるを得ない。
彼女は結局の所、シンジ君が自分を迎えに来るのを待っていたのだ。
浅ましい女の所業と思う事なかれ。一途にして真摯なるその想いを誰が軽んじる事が出来ようか?

……そうね。

でしょ?

さて、シンジ君はアスカが座るベンチにそっと近付いていき、そして彼女の隣に腰掛けた。
デバガメをするつもりはなかったとは、無論言えない。
私は私の身上に則り、彼らの声の届く範囲のその端の位置に上手く陣取り、そっと佇んだ。
そしてしっかり聞いた。
全てを再現していると、私はどうかしてしまいそうなので、切りのいい感じに纏めてみよう。
彼らはぽつぽつと言葉を交換しあいながら、徐々にそのお互いに対する無理解を埋めていこうと
試みているようだった。無理解とは無論の事、この騒動の発端となった事柄に関する
お互いの主張への無理解だ。
彼らにとってはその事柄はかなりの重要事らしかった。
が、聞きながら真相が明るみに出ると私はこの世の神という神を呪いたくなった。
とりわけ婚姻、あるいは出産をつかさどる神を。
もっと言えば、命名の神などいればピッタリ当て嵌まる。
つまりはこういう事だ。

「ごめんね、シンジ。引っ叩いちゃって」

「ううん。僕も言い過ぎたよ。でも、これに関してはアスカももう少し考えて欲しいんだけど」

「分かってるわ。でもそれはアンタも同じよ」

「あのね、アスカ……」

「いいえ! 言わせてもらうわ! 特にこのカヲルっていうのは絶対に駄目よ!」

「何でさ? カヲル君は……」

「アンタの親友だったって言いたいんでしょ。
でもね、もしこの使徒男が女の子だったとしたら
シンジ、アンタは今頃“僕の親友だったんだ”なんて
暢気に言ってられる身分じゃないわよ、警告しとくけどね。
何でアタシが夫の浮気相手の名前付けた子供を育てなきゃいけないのよ!」

「浮気って、そんな事なかったよ」

「あり得ない話じゃなかったって言ってるの。とにかく同じ理由でレイも駄目!
それからユイもキョウコも駄目ったら駄目!」

「それにちなんだ名前ってのは?」

「愚問ね、アタシのシンジ。お願いだからアタシを嫉妬させないで。嫌な女の子になっちゃうから」

「アスカ……分かったよ。でも、それじゃアスカも考え直してよね」

「……アタシの提案の何処が問題あるのよ」

「だって、アスカ。アスカの考えた名前、全部ドイツ名だよ? 日本で暮らすんでしょ?」

「いいじゃない」

「別に全部が絶対に駄目って言うんじゃないけどさ。碇アルベルトとか、碇コルネリウスとか、
グンターとかディートリヒとかマクシミリアンとか、ちょっと言いにくくない?」

シンジ君がアスカの手を握ってそう優しく語りかけた。ここで変だと言い切ってしまわない所が彼の
優しさと見るか、優柔不断と見るか、あるいは掻い潜ってきたその処世と見るか、これいかに!

うぉっほん! ミサト、おふざけは?

止めます、ママ。

ふふ、さ、続けて? 何ともおかしくも微笑ましいお話だわ?

アスカは困ったようにシンジ君を上目遣いに見つめ返した。

「どうしても駄目?」

「どうしてもっていう訳じゃ……。違和感の少ないのなら」

「テオとかマルセルならいい?」

「う、うん……まあ、ぎりぎり」

「あのね、シンジ。女の子の名前だったら?」

アスカは睫毛をぱちぱちとさせる事を忘れない。こうしてシンジ君を見つめれば
大抵は彼の胸の中に罪悪感を呼び起こす事が出来る、何とも魔女の如き所業だ。

……貴女、さっきと矛盾してない、それ?

語り部は千の舌を持つべし。

誰の言葉よ、その胡散臭いの。

え? わたし。今考えたの。

……先を急いで。それと、下らな過ぎるわ。

「あのね、シンジ。女の子の名前だったら?」

「え、えーっと、日本女性名は濁音が入る事が少ないんだよ。それにあまり長いのは……」

「ああ、すると……この辺が駄目なのね。インゲボルグとかヨゼフィーネ……、ええ? ローゼマリーも
マルガレーテもヴィクトーリアも駄目なのぉ?」

「ああ……まあ、絶対駄目ってわけじゃないけど」

「ヒドイ! シンジってば駄目ってのばかりじゃない。後は、あ、でもこれはいいでしょ? ヘレネ!」

「ヘレン?」

「ああ、英語だとそうかしら? 傾国の美女の名よ? トロイア戦争を引き起こした」

「縁起悪くない?」

「そう? そんな事考えないけど。歴史のある名前じゃない。それに取り合って戦争するほどの美女なのよ?
後はねぇ、マルゴとかもいいわよね。ハンナとかエンマとかマリアとか、……短い名前ばっかりねぇ。
アンネ、エリー、リーザ? クリスティーナとか駄目?」

「クリスティーナはちょっと……いかにもって感じだから……。後、エンマは止めとくのがいいよ、絶対」

「?」

シンジ君が当惑顔で言い聞かせるのをアスカは更に当惑顔で聞いているが、
私には彼の言う事がよく分かる。

「マリアは日本でも普通につけるよ。まあ……そんな感じかなあ、語感とかもあるけど」

「呼びにくいって事?」

「うん、でもとりあえずはいいじゃない、この辺で。ね、アスカ。もうこれで喧嘩はよそう?」

「うん……シンジがそう言うなら」

言って、アスカはコテンとシンジ君の肩にその頭を凭せ掛けた。
これで体を掻き毟らずにおられようか!
シンジがそう言うなら!?
今だかつてアスカがこんなしおらしい言葉を吐いた事があったか?
家ではいつもこうなのか!?
くわっ!!

……ミサト、おっぱいが零れてる。振りつけはいらないわ。

邪魔しないで!
実際私は体を駆け巡る悪寒に堪らず身を捩った。
暫し正体不明の蛇女のように体をくねらせてもぞもぞと這い回る悪寒と懸命に戦い、
私は漸くの事でそれを振りきる事に成功したのだ!

ほら、リツコ! 鳥肌! さぶいぼ! 思い出しただけで!

それは貴女がお風呂上りにいつまでも解放的な格好してるからよ。それと胸仕舞って。

ヒィーッ!

演出はいいから。終わりなの?

ひぃ、あ、もうちょい。

「アスカはほんとはどんな名前がつけたかったの?」

「アタシはね、ほら、アタシの名前、アスカって短いじゃない。だからローゼマリーとか、
マリー=ルイーザとか、そういうのがつけたいなって」

「そっか。ごめんね、アスカ。僕の我侭で我慢してもらって」

「ううん、いいの。アタシのも我侭だもん。それにこれから2人が気にいる名前を考えればいいでしょ?」

「そうだね」

シンジ君がアスカを抱き寄せ、彼女は幸せそうに、感極まったかのように漏らした。

「ああっ、早くシンジの赤ちゃんが産みたい……」

この時私が足を挫いたのを報告せねばなるまい。お姉さん、ちょっち痛かったわ。
ともあれ解決したようなので、私は彼らの背後に近づいてこう言った。言うべき事と信じて疑わなかった。

「仲直りしたようね、シンちゃん、アスカ。さ、もう暗くなるし、送ってあげるわ」

彼らは声を揃えて言ったものだ。

「結構です」


◆◆


……終わりなの、ミサト?

そうよう……これで幕引きよう。わたしは可愛い弟と妹に拒絶されてトボトボ帰っていったのよう。

貴女、足挫いたんじゃなかったの? どうやって車運転したの。

支障のない程度に挫いたの。

欺瞞ね。

医療費は誤魔化してないわよ?

誰もそんな事言ってないでしょ。では、分析、しとこうかしら、一応。

あ、言い忘れた。

何?

2人ってすっごいちゅーするわよ? わたし見ちゃった。

貴女……顔が素晴らしく輝いてるわ。ほんとに嬉しかったのね、それが見られて。

てへ。

で、どうだったの? すっごいちゅーは。

ああもう、ものすごくフランスっぽいちゅー。

はぁ?

ベロがね、ベロがね、すごい動くのよ。

ミサト……貴女の事が無性に可愛く思えてきたわ。

ええ? そう? えへへ、こりゃまいった。

そうよ。まるでアイちゃんとお話してるみたい。

ままーっ!

きゃあっ!! 揉むんじゃないわよ!

出ないの?

もう授乳期は過ぎたのよ! いいから止めて!

ままー。

……ん? わたしじゃないわよ?

あ、あら、起こしちゃったみたい。いらっしゃい、アイちゃん。

あーい、まま、だっこ。

ミサトお姉さんのお膝はどうかなー?

……。

……もう酒は抜けたわよ?

行ってみなさい、アイちゃん。

あい……。

なんか渋々感が漲ってるわ。ちっこい癖に贅沢ね。ほら、いらっしゃい。あれ、結構重たいのね。

そりゃそうよ。産まれてこの方成長し続けてるんだから。産まれた頃と比べないでよ。

そりゃそっか。んーふふ、やっぱ可愛いわね。

あら、ミサトでもそう思うの? いいことね。

みしゃちゃん。

わたしだって人並みには感じるものがあるの。この胸は伊達についてるんじゃないわよ?

あー!

うひゃ、ちょっと、おもちゃじゃないのよ。叩いて遊ばないで。

胸元を肌蹴てるからよ。さ、今の内に分析……だけど、一言ですみそうね。

その心は?

シンジ君とアスカは彼らなりに将来の家族計画を立ててるって事よ。
子供の名前考えてるなんて可愛げがあるわ。

わたしらも年取ったかしらね、赤木夫人?

そうね、でも……。

でも?

こういうのも悪くないわ。皆一緒に年取って。そう思わない?

そうねぇ……ま、よぼよぼになる頃には答えが出るかもね?

まっ! 捻くれてるわ。ミサト、貴女には将来縁側でたっぷりと言い聞かせてあげる。

羊羹と?

煎茶と、猫が丸くなってたら完璧。

シンジ君とあんたの旦那で将棋でも指しててもらおうかしら。
なあ、リツコばあさんや?

あらあら、何だか楽しそうだわ、ミサトばあさん?

世の中まだまだ捨てたもんじゃないわねぇ……聞こえてる、加持? あんたはそうは思わない?

……ふふ、さ、これで……何回だったかしら、ああ、第46回の記録を終える。
そうね、結構捨てたもんじゃないわ。貴女はどう言うかしらね、母さん?



◆◆◆◆◆◆




あとがき


リンカと申します。
ずいぶん前に書いていたお話(日付を見ると、恐ろしいことに2005年でした)です。
実はこれ、まだまだ続くはずだったのですが、何となく中断したまま、それきりになってしまっていました。
ですが、一応きりのいいところでまとまっていますし、お見せできるかなと。
今となっては恥ずかしい内容ですが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。

では、皆様。掲載して下さった怪作様。
ありがとうございました。


リンカさまより素敵なお話をいただきました。

リツコさんが継母、ママママなのですね(読み仮名が違います
ユイさんとはまた違ってママになったリツコさんは侵襲的にシンジ君とアスカちゃんの交際に関わってきそうな雰囲気があります(笑)、で、こんな風な見守り方をするのもまた科学者なリツコさんな姿を見せているようで面白いですね。

「回」が飛ぶごとに関係が進展していくのがいいですね。飛ばされた途中回ではどんなふうな姿が記録されていたのかなーとかふと想像しそうになるのも良いですね。
あと青葉とかマヤさんとか、脇役キャラも「その後」の顔を見せているのも面白いです。

楽しいお話を投稿してくださったリンカさんにぜひ感想メールをお送りしましょう!

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