しゃんぷー




ふじさん







桜舞う、小春日和。

誰かにとっては特別でも、アタシにとっては何気ない日。

誰かにとっては特別な人も、アタシにとってはただの人。

アタシの一日はアタシにとって特別な、シンジを起こすことから始まる。


碇シンジ。14歳。その他全部普通。説明はこれだけで十分。

シンジの良いところは、アタシだけが知っていればいいの。

他のヤツにとって、シンジは平凡なヤツ。それだけで良いの。







「おはようございます。おばさま!」


チャイムも鳴らさず、アタシは隣に住む碇家のドアを開ける。


「あら、おはよう。アスカちゃん。今日も一段とキレイね」


「おばさまったら! からかわないでください」


「あらホントよ?アスカちゃんはとっても魅力的」


そう笑顔で言われてしまうと、アタシはもう何も言えなくなってしまう。

アタシは、おばさまが大好き。

とても綺麗で、お料理もとても上手。

アタシにもシンジにも分け隔て無く接してくれるの。

もちろんウチのママも大好きよ。

ちゃんと言っておかないと、拗ねちゃうからね。


「シンジ。起こしてきますね!」


アタシは誤魔化すように言うと、シンジの部屋のある二階へとあがっていく。

下からは、おばさまがおじ様を叱る声が聞こえていた。





コンッ コンッ


「シンジー」



特に気取るわけではなく、なれた感じでノックをする。

でも本当は、いつも少しだけドキドキしているの。

そっと、中をうかがうように部屋にはいると。

閉め切った部屋特有の匂いがした。

案の定シンジは布団にくるまって幸せそうに寝ている。

これをみると、自然とホッとする。

だって、シンジが起きていたら、アタシが起こしに来る理由が無くなっちゃうもの・・。








ベットのそばまで行くと、そっとかがむ。

静かに、起こさないように、顔を近づける。

ふふふ、起こしに来たのに起こさないように・・なんて変よね。

男のくせにサラサラな髪の毛に、スッと指を通す。

指の間から、さらさらっと髪が滑っていく。

乱れてしまった髪を、いとおしむように、シンジの耳にそっと掻き上げる。

シンジは、むず痒そうに寝返りをうって、顔を背けてしまう。

こらっ・・。 アタシから顔を背なんて、良い度胸してるんじゃない?

そんなことを思ってもみても、アタシの顔はきっと、ゆるみっぱなし。

後ろから見たら、女の子と見分けつかないわね・・。

シンジに言ったら拗ねちゃいそうだけど、フフ。

もっとも、素直になんてアタシも言えないんだろうけど、ね。

シンジの髪の毛を一房すくい上げ、そっと顔を近づける・・。

「良い匂い・・」

思わず声が出てしまった。

シンジに聞かれちゃったかな?一瞬の静寂の後、規則的に聞こえてくる寝息に、ホッとする。


「ばぁーか・・」


自分でも信じられないくらいの甘い声で呟く。


つかんでいた一房の髪の毛に、まるでキスをするように近づけると、おもいきり息を吸い込む。

すーっとシンジの匂いがアタシの体を満たしていく。


「アタシって変・・かなぁ・・」


鳴りやまぬ、心臓の高鳴り。

しかし、それとは別に、シンジの髪の匂いはアタシの心を、

驚くくらい、穏やかな気持ちにしてくれる。


「お前のせいなんだぞ?バカシンジ」


甘い、甘い声で、アタシは無意識のうちに、そう囁いていた。

さぁ、今日も一日が始まる。

大好きな匂いを胸一杯に吸い込んで――。




「おっきろーー!! バカシンジーーー♪」










学校への登校途中。

今日はいつもよりゆっくり歩いている。


「うぅ・・。まだ耳がキーンてしてる・・」


そう言うと、シンジは恨みがましい目でアタシを見てくる。

起こすときに、シンジの髪をもてあそんでいたせいもあって

いつもより耳元で大きな声を出しちゃったの。


「なーにそれ?毎日起こしに来てくれる、幼なじみに感謝を示す新しいひょーげん方法?」


アタシは内心の動揺を抑えつつ、シンジの耳をつかみ上げて、そう耳元で囁く。


「いたっ、痛いよアスカッ」


シンジの耳元に顔を近づけたせいで、ふわっと良い匂いがあたしの鼻をくすぐる。

ずるい。どうしてこいつは、こんなに甘い匂いがするんだろう。


「やめてほしかったら、感謝の態度を示しなさい?」


「感謝の態度って? 荷物持ちの新しいひょーげん方法?」


生意気にも、アタシをからかうように、シンジは笑いながら言った。

その笑顔を見たアタシは、すぐに目線をそらしてしまう。

自分の顔が赤くなっていくのがわかる。


「アスカ?」


「お昼ご飯も付いてないと、だめ」


目をそらしてしまったアタシを

不思議そうに、のぞき込んできたシンジ。

慌てて、どうでも良いようなことを付け加える。


「えー お昼もー?」


言葉では、そう言うシンジだったけど、顔は笑っていてどこか嬉しそうだった。

そんなシンジを見ていると、アタシまで嬉しくなってきてしまう。


「だめ!いーーーっぱい、食べちゃうもんね♪」


「僕のお小遣いが、もう殆ど無いの知ってるくせに・・」


ちょっと拗ねたように、シンジは口をとがらせて言ってくる。

もうダメ。そんな顔さえ可愛く見える。

男の子を可愛い・・なんていったら変かな。

きっとシンジは拗ねちゃうわね。

女の子みたいな顔だって気にしるみたいだし。


「しょうがないわね。シンジの分はアタシが出してあげるわ」


「何それ・・」


「シンジはアタシの分を奢るの!」


アタシは笑顔でそう言うと、少し先の曲がり角から出てきたヒカリに向かって

走り出した。


「意味わかんないよ〜」


後ろを見なくたってわかる。シンジの困った顔を想像して、アタシは自分の顔が

笑顔になっていくのを押さえきれなかった。


「おっはよ〜ヒカリー!!」















「おはよ。アスカ」


「ハァハァ おはよ!ヒカリ」


洞木ヒカリ。クラス委員長。そばかすがチャームポイントの、お下げ髪の女の子。

料理が得意な、アタシの大親友!


「今日は、ご機嫌ね」


そう言うと、ヒカリはチラッと後ろから走ってくるシンジの方を見る。

つられてアタシもシンジのを見てしまう。

何気なく見たつもつもりだけど、走ってくるシンジと目があった。

シンジはアタシと目が合うと、何がそんなに嬉しいの?っていうくらい笑顔をみせる。

一瞬、その笑顔に目を奪われて、思わずアタシも頬がゆるんじゃう。

だけど隣にヒカリが居ることを思い出して、あわててムツカシイ顔。


「ったく。何であんなに幸せそうなのかしら、アイツ」


そう誤魔化すと、ヒカリは面白そうにアタシを見て、肩でトンっとこづいてくる。

素直じゃないんだから、ヒカリの目は確実にそう言っていた。


「ハァハァ。おはよう。洞木さん」


「おはよう。碇君」


ヒカリがシンジを見ながら、おかしそうに言う。


「なんか楽しそうだね。なんの話してたの?」


そんなヒカリの様子を見て不思議に思ったのか、シンジはアタシに聞いてきた。


「うるさい!女の子同士の話を知りたがるんじゃない!」


走ってきたせいで、シンジの匂いが風にのってアタシの所までやってくる。

何でこいつはこんなに良い匂いがするんだろう・・。


「・・不公平」


「え?何が?」


突然のアタシの言葉に、シンジは戸惑ったように聞き返す。

そんな、ぼけぼけっとしたシンジの様子を見て、アタシは確信する。

やっぱり不公平だ。











何気なく過ぎていく一日。

ふと気づくと、いつもアイツを見てる。

一緒に学校に行って、別々に帰る。

本当に、何気ない毎日。

それなのに、アタシはいつもドキドキしてる。

授業が始まってもそう。

アタシはシンジのすぐ後ろの席。

授業中、もう殆どシンジしか見ていない。

綺麗な黒い髪の毛が、サラサラと気持ちよさそうに揺れてるの。

甘い匂いを運んでくるの。

思わずスッと手が伸びて、シンジの髪をさわっちゃった時は焦ったわ。

シンジには、ゴミついてたのって言って誤魔化したけど・・・。

そしたらシンジ、笑顔で『ありがとう』って、アタシどうしたらいいの?














お昼休み。

アタシはいつも通り、仲の良いヒカリとレイの3人でご飯を食べようとしたの。

そしたらレイが、暖かくなってきたし屋上でお昼食べよって言い出して、あたし達みんなで

屋上に行ったの。


「うわー 結構混んでるね!」


レイは本当に楽しそうに言う。


「ん〜あったかーい!!」


思わずアタシも、春の暖かさに大きな声を出しちゃう。


「あっ! しんちゃん発見!!」


そう、大きな声でレイが指を指す。

どきっとして、アタシはレイが指さした方を向く。

そこにはレイに大きな声で呼ばれて、ちょっと恥ずかしそうに、こっちを見ているシンジ達がいた。

シンジ達って言うのはアタシの主観。

ヒカリにしたら、また違う呼び方がありそう。

シンジは相田と鈴原の二人と一緒に座って、お弁当を広げたところだった。

相田ケンスケ。14歳。変態。 

毎日カメラを持ってる変な人。

アタシにとってシンジが特別のように、コイツのことを特別だと思ってる人もいるかもしれない。

鈴原トウジ。14歳。ジャージ。

アタシにとっては毎日ジャージを着ている変な人。とい程度の認識。

でも、ヒカリにとっては特別な人。

アタシにだけわかる、シンジの良さがあるように。

ヒカリには、アタシにはわからない鈴原の良さが見えてるんだと思う。

それはきっと、とっても素敵なこと。

ヒカリは鈴原の匂いをかぐと、良い匂いだと思うのかしら・・・。

鈴原の匂い・・。

ちょっと想像しちゃったわ・・・。

ご飯どうしてくれんのよ。














中学生って微妙。

男の子と女の子が一緒にご飯食べるってあんまり無いの。

アタシなら気にしないんだけど・・・。

ううん、嘘。本当はシンジにどう思われるか。それが怖くって・・。

ホント馬鹿よね。


「しんちゃーん。一緒にお弁当たべよー」


レイは何考えてるのかわからない。

妙にシンジになつくし、好きなのかな・・。

アタシがシンジのことを好きなのは知ってる。

レイは?そう聞いてもニシシッと笑うだけで、教えてくれない。

レイのあっけらかんとしたシンジに対する態度が、余計アタシを心配させる。


「え!一緒に?」


シンジは、かなり戸惑っているみたい。

自分だけじゃ決められないのか、鈴原と相田を交互に見てる。


「おなごと一緒に飯なんか食えるかい」


生意気にも鈴原はあたし達に向かって、そう暴言を吐く。

アタシは良い。鈴原とご飯なんか食べたくないから。

でも、ヒカリは?


「はん!あたし達だって、アンタなんかと食べるのはお断りよ!」


「なんやと!!」


ホント、素直じゃない。


「まぁまぁ。トウジも惣流もカッカすんなよ」


相田はそう言うと、鈴原の耳元でなにか言う。

それを聞いた鈴原は、押し黙ったままなにか言いにくそうにしている。


「シンジはどうなんだ?」


相田が今度は、シンジに聞く。

シンジは・・一緒に食べたい?

もしシンジにも鈴原みたいな事を言われたら、アタシはどうなっちゃうだろう。

シンジはチラッとアタシの方を見た気がする。


「えっと・・。いいんじゃないかな」


一瞬の迷いの中、シンジは照れたような笑顔でそう言った。


「じゃ!アタシしんちゃんのとっなり〜」


そう言うとレイは無理矢理シンジの左隣に座る。


「ちょ!ちょっとレイ!!アンタ、なにシンジの隣にすわってんのよ!!」


思わず、本音が口をついて出る。

アタシはレイをシンジから引き離そうとするけど、結局無理だった。

だから、アタシはシンジの逆隣。右側に座ってやったわ!!


「シンジはモテモテやの〜」


何でお前だけ・・・そう言う言葉も聞こえてきたけど、今は無視。

負けてらんないのよ!


「あっ、ヒカリはアタシの隣ね」


そう言うとヒカリを強引に隣に座らせる。

せっかく、シンジの横に座ったのに隣が相田や鈴原じゃ・・・ね。

まぁ、ホントは鈴原の横にヒカリを座らせる作戦なんだけど。

相田もその辺は心得たもので、ちゃんとレイの横に座ったわ。

そう。アンタの、その思いやりがあれば、きっとアンタを好きになってくれる人もいるわ。














小春日和の学校の屋上。

ぽかぽか天気の中で、仲の良い友達や大好きな人食べるお弁当は、とても美味しい。

たわいもないことを、みんなで笑いながら話す。

鈴原が茶々を入れアタシが怒る。ヒカリが止めてレイが笑う。

アタシ達にとっては普通の日常で、ほんの少しだけ嬉しかった日。

花の香りを運んでくるような、そんな気持ちの良い風が、アタシの髪をさらう。

隣に座っていたシンジに髪があたってしまった。


「あ、ごめ――」


アタシがシンジに謝ろうとした時。

シンジはスッとアタシの髪の毛に指を絡ませると

頬の横あたりから、やさしく撫でるように――。

アタシはあまりの事態に、固まってなされるがまま。

他のメンバーも箸を止め口を開けて、シンジの突然の行動を見ていた。


「アスカの髪ってすごく綺麗だよね。それに・・すごく良い匂い」


そう言うとシンジは、そっとアタシの髪に鼻に近づけた。

それはまるで、おとぎ話に出てくるような。

ナイトがお姫様の手にキスをするような。

アタシの髪の毛にシンジがキスをするような。

そんな非現実的な風景。

ゴクッ

そんな唾を飲み込む音は誰か。


「お、、おいシンジ。お前何しとんねん・・・」


いち早くツッコミを入れたのは、エセ大阪人のなせる技か。


「し、、、しんちゃん?」


シンジの突然の行動に横にいたレイもビックリ。

シンジの肩をつかみ、ぐわしぐわしっと揺する。


「碇君が狂った・・」


ちょっとヒカリ。ぼそっと何いってんのよアンタ。

相田はと言うと、ちゃっかり写真を撮ってたわ。

きちんと没収してアタシの宝物に・・・・。


「え・・・あっ!! ご、、ごめんアスカ!」


シンジは自分がしていたことに気がついたのか、慌てて髪の毛を離す。

アタシは何て言ったらいいのかわからず、ただシンジの顔を見ていることしかできなかった。

そんな、アタシの反応を怒ってるとでも思ったのか、シンジはただただオロオロとするばかり。


「あの、そのホントゴメン・・」


消え入るような声であたしに謝ってくる。


「しんちゃんどうしちゃったの?なんで急にアスカの髪さわったの?」


何も言えないでいるアタシに、レイはフォローを入れてくれる。

こういうところは本当に助かる。アリガト・・レイ。

すごく微妙な空気が流れてる中、シンジは困った顔になって言った。


「え、、どうしてって・・・その、気づいたらさわってたんだ・・・」


ふーんっとレイは納得したんだか、しないんだか唸ってから、何を言うかと思えば。


「女の子の髪の毛がさわりたかったんなら、アタシのさわればいいのに!」


そう言うが早いか、シンジの手を取ると自分の頭に置いた。


「それじゃ褒められてる子供みたいよ・・」


あんまりにも嬉しそうにしているレイを見て、ヒカリがまたもやつっこむ。

これはもしや、鈴原の影響かしら。

それにしてもレイ。やっぱり油断できないわ。


「えー恋人同士の間違いじゃないの?ヒカリちゃん」


シンジの手を頭の上にのっけたまま、きわどい発言。


「ほら!シンジもいつまでそんな所に手、置いてんじゃない!」


そう言って、アタシはシンジの手を強引にどける。

髪が乱れたのが不満なのか、レイは拗ねたように唇をとがらせる。


「じゃ!アタシがしんちゃんの髪さわる!」


そう言うと今度はシンジの髪の毛をサワサワとなで始めた。

すごく気持ちが悪かった。

それはアタシの。


「しんちゃんの髪の毛すごーい。サラサラー!シャンプー何使ってるの?」


ビクッ。


「ねえ。何使ってるの?」


「えっとー」


レイの問いに、シンジはアタシの方を見る。


「えー何でアスカの方見るの?」


「え!み、見てないよ!」


「うそ!今見てた!」


「そやそや。みてたでー」


「見て無いったら!!!!」


いつになく大きな声でシンジが怒鳴る。



「「「「・・・・・・・」」」」



「し、、しんちゃん怒っちゃった?」


レイのそう言うつぶやきが、どこか遠くで聞こえる。


「う、、ううん。ゴメン綾波。僕、そう言うの何使ってるのかわかんないんだ。

母さんが買ってきたの使ってるから。」


「ま、そうだろうな。ウチもそうだし」


シンジの答えに相田が、すかさず合いの手を入れる。


「そやそや。男ならシャンプーなんぞ選んだりせーへんやろ」



きーんこーんかーんこーん



アタシ達の空気を読んだかのようなタイミングで、予鈴がなった。

いつもは憂鬱なチャイムの音も、今日は救いの音。


「さっ!そろそろ教室に帰りましょ!!」


ヒカリはパンッと手を打って笑顔でみんなに言った。

こういうところが、ヒカリの素敵なところだと思う。















シンジの後ろで授業を受けながら。

シンジがアタシの髪をさわった理由を考えてた。

アタシと同じ?

ねぇシンジ。

きっと、いつか教えてね。

窓の外では、桜が舞っている。

アタシにとって今日は、ちょっとだけ幸せな日。

誰かにとっては素敵な日。

誰かにとっては悲しい日。




開けられた窓からは。




花の香りとシンジの匂いが漂っていた。




アタシとシンジが使っているシャンプーは同じ物。





それは、アタシ達だけの秘密。










シンジの匂いと同じ匂いでいたい、という独占欲。

シンジの匂いまでも独占したい、という欲求。






これは、アタシだけの秘密。

















ふじさんです。
え-5作目です。ちょっと凹んでいます。
男の子は、いつも女の子の甘い香りに、誘惑されます。
なんであんなに甘い匂いがするんでしょう。
なんて理由で逆バージョンでやってみました。
今まではシンジの一人称が多かったので、ちょっと趣向変えです。
幼なじみ物が続いていますね。今書きかけの物もそうです。
それはまずいですね。
好きな人の匂いまでも独占してしまいたい。
まっありがちな話ではありますね(笑
やさぐれてしまいました・・。
誤字脱字が多いです。直しているんですが・・。
本当にすみません。
読んでくださった方、ありがとうございました。






ふじさんからお話をいただきました。
今回のお話は、髪の匂いのお話でしょうか‥‥。

シンジ君だったら、いい匂いさせていそうな感じはします(笑)
トウジは‥‥アスカがちょっと想像したくないのも、無理はないでしょうね。
まぁ、汗の臭いでしょうか、トウジは。

楽しめるお話を書いてくださったふじさんにぜひ感想メールをお願いします。

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