魔法の鏡

    アスカとシンジの場合 中編
    作者:でらさん
















    自身のプライドを賭けた大いなる決意・・・
    は、したものの、実際にシンジを目の前にすると決意が萎んでしまう。
    二人きりになった頃合いを見て、さあ!
    と思っても、体が動かない。同居しているおかげで、あれから多くの機会はあったのだが、
    その全てにアスカは失敗していた。どうもこの三年の間に、シンジに対する及び腰が体に
    染みついてしまったようだ。
    そんなアスカは、一計を案じた。それを彼女に思いつかせたのは、先の不幸が確定してい
    るこの男。


    『俺、三年の鈴木トシオ。今度の休み、デートしようよ、惣流さん。
    絶対、後悔させないって。自信あるんだ、俺』


    顔はそこそこいいようだし、背もシンジくらいはある。数多の誘いを一言の元に断り続け、難
    攻不落とまで噂されるようになった自分に今更特攻してくるくらいだから、言うように女の扱い
    にも自信があるのだろう。後で人づてに聞いた評判も、悪くなかった。
    とはいえ、シンジに夢中のアスカにとって考慮にも値しない男・・・
    の筈だった。鏡の向こうに現れた、もう一人の自分に会うまでは。
    今でも基本的にそれは変わらない。シンジ以外の男と付き合う気はない。
    が、囮、またはダシには使える。シンジを嫉妬させるダシだ。普通以下の男ならまだしも、こ
    の男なら、シンジも危機感を抱いて告白してくるに違いない。
    鈴木と約束したデート前日まで、アスカはそう断じていた。
    それが、


    「あのバカ。一体全体、なに考えてんのよ。
    アタシに、あの、にやけた雄犬とデートしろっての?レイプされに行くようなものなのよ」


    アスカのあては、全く外れていた。
    自室のベッド上で胡座をかいて座るアスカは、腕を組んで顔をしかめた。愛用するピンクのパ
    ジャマは、まだ脇に置いてある。今の彼女は、ブラとショーツのみ。
    シンジは危機感を抱くどころか、それをすっ飛ばして諦めてしまった。アスカが鈴木とデートす
    るという話を聞いたシンジは、すっかり意気消沈。アスカが話しかけてもろくに応えず、家でも
    ぼーっとするばかり。レイから慰めの電話がかかってくるほどで、逆にシンジとレイの距離を縮
    めてしまったくらい。アスカの思惑は、完全に失敗したと言っていいだろう。
    ここまで来てしまったからには、取るべき手段は一つ。体を張っての最終手段。

    ワタシを、あ・げ・る♪

    これしかない。
    もはや、プライドとか恥ずかしいとか言っている場合ではない。シンジの意志を尊重している余
    裕もない。デート当日の明日は、自分の不在を利したレイの猛烈な攻勢があるのは確実。体を
    使って一気に決めると思われる。今頃は、勝負下着を吟味していることだろう。シンジとて、迫っ
    て来るレイを拒否しないはずだ。彼にはもう、レイを拒否する理由はないのだから。
    勿論、デートをすっぽかして家に居座ることも選択肢の一つ。はっきり言って鈴木に対する罪悪
    感など皆無だし、元よりデートなどする気はない。今日この日までに、シンジが告白してくる予定
    であったのだ。
    が、それでは問題の先送りでしかない。決意が無駄になってしまう。もう一人の自分に見下され
    たまま、負けを認めたことになる。
    それはイヤだ。相手が自分でも、いや自分だからこそ、負けを認めたくない。


    「やってやろうじゃないの。
    アタシだって、やる時はやるんだから」


    意を決したアスカはベッドから降り、パジャマを身につけて、一つ深呼吸。
    今夜、ミサトは夜勤で朝まで帰ってこない。しかも体調は万全。今日のチャンスを逃すと、次は何時
    になるか分からない。やるなら今日だ。
    これから未知の領域に足を踏み入れることになる。今まで想像の内でしかなかった行為。しかし、
    世の恋人同士、夫婦間では当たり前の行為。大人へのステップ。怖くないと言えば、嘘になる。初
    めては痛いというのが、友人知人の一致した意見であるから。


    「ヒカリは、三日くらい痛みが続いたとか言ってたわね・・・
    って、やめやめ!考えるな、アスカ!ただ、突進あるのみよ!」


    アスカは、ネガティブな方向に行こうとする思考に鞭を入れて自分を奮い立たせる。
    そして、ドアをそーっと開けて外の様子を窺う。すると、洗面所に向かうシンジの後ろ姿がチラと見
    えた。
    シンジの部屋に入り、堂々と正面から迫るより背後からいきなり迫った方がやりやすいと考えたア
    スカは、そろそろとシンジの後を付いていくのだった。








    分かっていたはず、予想していたはずの事態なのに、ショックだった。
    アスカが上級生の誘いをOKしたという噂は、すぐにシンジの耳にも届き、シンジは暫し言葉を失った。
    自分がアスカに相応しい男でないと自覚はしていても、彼女に対する好意は否定しがたい事実。ア
    スカが他の男と愉しそうに歩く姿など、絶対見たくない。いっそのこと、無理矢理にでもアスカを犯し
    て・・・
    などと、獣のような妄想も抱いたシンジは、馬鹿な自分を嗤った。
    自分の不甲斐なさを棚に上げ、彼女を汚して何になるのか。そんな行為は、自分の性欲と征服欲を
    満足させ、彼女を傷つけるだけ。それ以外に何の意味もない。
    自分はただ現実を受け容れ、おとなしくしていればいい。ジッとしていれば、心に吹き荒れる嵐もい
    つか収まる。数年もした頃には、ああ、そんなこともあったなと思い返す程度のことなのだ。


    「一度くらい、デートしてみたかったなあ」


    シンジは、洗面所の鏡に映る自分を今日ほど情けないと思ったことはない。
    思わず出た本音。もう、実現することはないであろう願望。
    アスカが日本にいる間は、こんな、つかず離れずの関係が続くと思っていた。また、続いて欲しいとも。
    彼女がいずれ誰かと付き合うにしても、自分がそれを視ることはない。時が過ぎ、思い出になった後、
    風の便りで聞くものと決めつけていた。
    それが、こんなに早くなろうとは。
    アスカがどれほど本気か知らないが、相手の鈴木という先輩は容姿も人柄も良くて、悪く言う人間は
    いない。今まで数人の女の子と付き合ってきたが、別れた女の子達はその後も彼と友達付き合いを
    しているそうだ。自分には、とてもそんな真似は出来ない。少なくとも、人間性において自分より遙か
    に上の男と言えるだろう。なら、たとえ今本気でなくても、本気で付き合うようになってもおかしくない。


    「やっぱり、僕には綾波の方が」


    色々と気を遣ってくれるレイの優しさに溺れるのもいいとシンジが心を決めようとしたその時、また鏡
    に変化が。
    ゆらゆらと波だった鏡が平面に戻った後には、彼がいた。
    明日香を彼女にしているという、碇眞二。彼は今日も、悔しいくらいに落ち着いている。
    自分も今日は、この前のような醜態を見せずに済みそうだ。慣れたし、諦めの心境は不思議と静か
    なもの。これが幻覚でも現実でも、どうでもいいとさえ思える。


    <どうした?今日は、落ち着いてるじゃないか>


    「吹っ切れただけさ」


    <失恋でもしたか?そっちのアスカに、男でもできたとか>


    的を射た言葉。自分は自分を知るというやつか。
    そしてその後に続いた言葉は、更なる現実を叩き付けてくる。


    <それとも、最初から相手にされてなかったことに、やっと気付いたか>


    「先輩に告白されて、OKしたんだってさ。
    でも、なるようになっただけだから、別にどうってこともないよ」


    言うだけでも心臓の鼓動が早まり、嫉妬に心が焦がされる。
    それほどに悔しいけども、鏡の向こうにいる自分に弱みを見せたくない。男としての意地だ。
    それを知ってか知らずか、向こうの眞二は罵倒を続ける。


    <三年も一緒に暮らしてて手を出さない男なんて、見限られて当然だな。
    お前が悪い。自業自得ってやつだよ>


    「最初から手の届かない女の子だったんだよ、アスカは。
    僕は、綾波と付き合うことにするよ。綾波なら、僕に優しくしてくれるし」


    <綾波って、綾波麗のことか?>


    「そうだけど、なんだよ」


    <こっちじゃ、僕の従妹なんだよな。
    明日香に輪をかけたやんちゃでね、色々と騒ぎを起こしてくれるんだ。
    中学の時なんか>


    言葉を途切った眞二の視線に不思議を見取ったシンジは、体ごと振り返る。
    と、こちらに向かってパジャマ姿のアスカがスタスタと向かってくる。
    顔に怒気はないが、熱でもあるように頬が少し赤い。興奮でもしているかのよう。
    咄嗟にこの場のことを説明しようとするシンジだが、このところギクシャクしていたこともあってか、
    口が巧く動かない。


    「ア、アスカ、これはさ」


    アスカはシンジに構わず、彼を体で押しのけて鏡の前に。
    洗面所に入ったシンジを物陰から暫く窺っていたアスカは、鏡の異常を目にした瞬間から本来の
    目的を忘れた。
    大いなる決意を抱く原因ともなった、不思議な現象。それが、シンジの目前でも起こっている。先
    日、自分が体験したことは特殊な幻覚と思っていたが、こうなると話は違ってくる。シンジは鏡の
    中の人物と会話しているようだし、その声も僅かではあるが聞こえてくる。これは幻覚などではな
    く、実際に起こっている現実。何らかの原因で、平行して存在する別の世界とのチャンネルが開か
    れたと見るべきだろう。漫画やSFそのものだが、エヴァや使徒が存在するのだ。こんなことがあっ
    ても不思議ではない。
    元が合理的な思考の持ち主であるアスカは、一度納得したら次の行動に移るのが早い。今回は、
    異世界の眞二に興味が向いた。いけすかないもう一人の自分、明日香も気になるが、まずは目
    の前にいる眞二だ。
    異世界の自分と付き合っている、もう一人の眞二。
    同じに見えながらも微妙に違う顔、僅かに違う体型、確固たる自分を持っていると思われる態度。
    明らかに自分の知るシンジではない。
    この眞二を好きになれるかどうかは、疑問。シンジと違って頼りがいはありそうだが、何かにつけ
    てぶつかり合いそうだ。 それを乗り越えられるだけの自信がない。自分にはやはり、シンジが合っ
    ていると思う。


    「幻覚・・・
    じゃないわね、これは。
    アンタ、シンジなの?」


    <そう、碇眞二。
    そっちの僕とは、少し違うけどね>


    「確かに、シンジとは思えないくらい落ち着いてるわ。憎らしいくらいよ。
    でも」


    <そっちのシンジの方が好き?>


    <明日香!>


    突然姿を現した明日香は、こちらに向かってきながら相変わらず自分を見下したような目で自分
    を見る。
    寝間着が普通っぽいのは、幸い。大人びたデザインではあるものの、この間のような半裸に近い
    淫靡なネグリジェではない。これから裸を視られる以上のことをしようとしていたので、裸を視られ
    ること自体は、別に恥ずかしいと思わない。
    が、ほぼ自分と同じ体ではあるものの、より女としての魅力に満ちているあの体をシンジに見せ
    たくない。あれと比べられたら、自分の体が、みすぼらしく見えるのは確実。
    その劣等感を知っているのか、向こうの自分、明日香は、挑発するような言葉を次々と吐いた。


    <アタシと違って英語もドイツ語も堪能な誰かさんは、まだヴァージンのようね。体つきを見れば
    分かるわ。
    三年も一緒に暮らしてて何もないなんて、信じらんない。どうかしてんじゃないの?アンタ達>


    「相変わらず、いけすかない女ね、アンタ。
    自分ながら、一発殴ってやりたいわ」


    <やれるものなら、やってみなさい。お嬢ちゃん>


    「・・・お嬢ちゃん?」


    <眞二達のやりとり聞いてたから、事情は、大体分かってるわよ。
    アンタ、シンジにヤキモチ妬かせて告白させようとしてるんでしょ?先輩とやらをダシに使ってさ。
    ったく、子供の浅知恵ね>


    三年も一緒に暮らしていて、何の進展もない。
    デートに誘ってきた男をダシにして、シンジに告白させようと画策した。
    いずれも真実だ。間違いはない。
    そして真実であるからこそ、その指摘を素直に受け取ることが出来ない。相手が自分だからこそ許
    せない。
    その上あの女は、自分をお嬢ちゃんと言ってコケにした。
    心の奥に押し込めたはずの高慢なプライド、それ故の激しい攻撃性が刃となり、理性を削り取っていく。


    「アタシを、ガキ扱いするつもり?」


    <好きなら好きって言えばいいのよ。簡単なことじゃない。
    何を怖がってんの?アンタ>


    「言わせておけば」


    ついに理性の箍が外れたアスカは、鏡があるのも構わず明日香の首に掴みかかっていった。
    向こうの眞二が何か言ったようだが、その言葉も耳に入らない。
    とはいえ、異世界と交信ができようと、鏡は鏡。アスカの手は、当然、鏡に阻まれるものと、傍らで成
    り行きを見守っていたシンジは考えていた。アスカが突き指、または鏡を割って怪我でもしないかと
    心配したくらいだ。
    しかし、事態はシンジを嘲笑うかのような展開を見せる。


    <きゃあ!>


    なんと鏡を突き抜けたアスカの腕は、明日香の首に。明日香は悲鳴を挙げ、反射的にアスカの腕
    を掴んだ。
    あまりのことに僅かの間、体を硬直させていたシンジは、すぐに事態の重大さに気付いてアスカの
    腕をふりほどこうと、彼女の腕に手をかけた。
    が、予想以上の腕力にシンジは手こずり、なかなかふりほどけない。
    自分も成長したし、ネルフでの訓練も続いている。昔はともかく今は、力だけならアスカより上。
    なりふり構わず力任せに引っ張れば何とかなりそうだが、アスカの体に傷でも付けたらと思うと、
    全力を出せない。それに、首を掴まれている明日香も傷つくかもしれない。
    と、シンジが数瞬の間逡巡したその時、向こうの眞二も揉み合いに参加。四人の腕が、一瞬だが
    重なる。
    そして、次の瞬間


    「わぁ!」


    誰が叫んだかも分からないその言葉が、シンジの最後の記憶となった。
    最後に視たのは、突如発生した白い光。
    意識をも薄れ行く中シンジは、アスカの腕だけは放すまいと力を込めた。









    碇源道宅の監視映像をリアルタイムで視ていた尚子は、次々と映される信じがたい映像に驚きを
    隠せない。それは、その場にいた一〇人ほどのスタッフも同じ。尚子の傍らには津子もいる。徹底
    的な合理主義で知られる津子の顔は、常識を打ち崩されたためか蒼白にも見える。
    研究室の一室を特別に改装したオペレーションルーム。そこには今、尚子が選抜した研究員が集
    い、源道宅で起こっている異常現象の記録と解析が進められていた。
    MAGIのはじき出した推論では、空間歪曲の要因に初号機以外、二人の人物が関わっている。そ
    れは、源道の息子である眞二。そして、尚子の同僚で友人でもある惣流夫妻の一人娘、明日香。
    空間歪曲の場は洗面所の鏡に限定され、二人が源道宅に揃っている時にのみ活性化し、それ以
    外には大した動きを見せない。
    初号機が最大出力を絞り出した場合、次元空間に何らかの影響を与えることは予想されてはいた。
    今回のケースも当初は、たまたま偶然に源道宅が空間の歪みに巻き込まれただけ。それもすぐに
    消えるものと推測されていたのだ。
    それが根本から見直されたのは、MAGIによる詳細な分析と集められた実際の証拠が原因。
    推論の結果、明日香と眞二が重要な要因と判断した尚子は、源道に二人の監視を申し入れ、理由
    を述べた後に許可を得た。
    源道の家には、彼らの不在の内に監視カメラやら盗聴マイクを取り付け、ネルフでの仕事を理由に
    惣流夫妻と碇夫妻に家から出て貰って二人きりの状況に。勿論、プライバシーには充分に配慮し
    ている。 重要ポイントである洗面所以外は、必要でない限り監視していない。
    今日もそれは続いていて、眞二が洗面所に入った時点から監視は始まっていた。
    そして、始まった異変。
    揺らぐ鏡面と、次に現れた眞二ではないシンジ。彼らが交わす会話と、その後の明日香を交えた混乱。
    更に、突然の発光現象。


    「トリックと思いたいけど、違うわね、絶対。
    回収斑の動きは、どう?」


    尚子は、画面から目を離さないまま津子に問うた。
    洗面所の床に倒れる二人。
    背後から明日香を抱え込んでいるような格好の眞二は、明日香の腕をしっかり掴んで離さない。
    気を失っていてもこうとは、二人の愛情の深さを現しているようだ。二人の仲の良さは、源道や唯、
    杏子やクラウスからよく聞いている。監視が始まってからも、目のやり場に困って一時的に監視を
    中断したことも多い。非科学的ではあるが、この結びつきが今回の異常の一因かとも思う。


    「報告では、もう着く頃と」


    「いい動きね。
    二人を回収したら、市を通じてマンションの住民に避難命令を布告します。あの発光現象の詳細
    が分からないままじゃ、危険だわ。
    ほとんどネルフ関係者だから拒否する人はいないと思うけど、いた場合は」


    「適正に処理します、博士。
    ご安心を」


    津子の言う適正がどういうものか、尚子には大体分かる。
    日本国内務省や自衛隊内にも知己が多い彼女には、合法的な恐喝など朝飯前。その上、それを
    愉しむ性癖をも彼女は持ち合わせている。我が娘ながら、敵に回したくない人物だ。
    かといって、冷酷というわけではない。特に、アルコールが入ると実に面白い。酔いが回ると男女構
    わず口説きまくるなど、面白いことこの上ない。酒癖の悪さを気にしてか、現在は飲酒を自粛してい
    るようだが。


    「この場にも、最高度の箝口令を敷きます。
    事が漏れたら・・・
    この先を私に言わせないで。頼んだわよ、みんな」


    尚子の言葉を聞いた職員達全てが、一瞬、息を呑む。
    ネルフの内規に在る、最高度の箝口令。それを違反した者には、いかなる弁明も許されずに極刑
    が課せられる。公式記録にはないが、ネルフ創設時から現在まで、数人が密かに処分されていると
    いう噂まであるのだ。
    ところが、尚子本人は至って平静だった。


    (あら、みんな押し黙っちゃった。
    私、何か変なこと言ったかしら・・・
    箝口令って格好良いから、一度言ってみたかったんだけど)


    全てが収まった後、真相を知った職員達から尚子に猛烈なブーイングが浴びせられたのは、余談
    である。
    余談はともかく、明日香とアスカ、眞二とシンジの精神が入れ替わったことに尚子達が気付くのは
    もう少し後。









    でらさんから連載の続きをいただきました。
    今回も素敵なお話であります。

    やはりパラレルワールドといったら入れ替りですよね(強調)

    うっかり当て馬にするために他の男とデートすると言ってみたら予想外にシンジが弱気。
    まさかアスカとしてもシンジ以外の男など・・・とは考えられませんが、男が無理矢理迫るとか万が一の可能性を考えると入れ替わってもらった方が安全ですよね。うん。

    楽しまれましたでしょうか。楽しんだ後にはでらさんへの感想メールをお願いします。

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