神保町 昼食さまざま


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カレー屋3軒

1999年1月29日記/3月20日追記         
→このページ シャンティ・マヤメーヤウライスカレーまんてん

 『散歩の達人』1999年2月号(弘済出版社)の神田・神保町特集に,「神保町カレー喰いつぶしMAP」というのがあって,カレー屋さん22軒が紹介されている。このうち,2軒はカレーパンの店なので別にして,あとの20軒のうち,私の行ったことのない店は3軒だった。
 今週水曜日からの3日間の昼休みに,この3軒に行ってみた。いずれもだいぶ水道橋の方へ寄ったところで,会社からは少し距離があるが,そのつもりで歩けばたいして時間はかからない。
 

(1) 水曜日 シャンティ・マヤ
 水曜日に行ったのはインド・ネパール料理「シャンティ・マヤ」,インド人(先入観でそう思っただけ)のコックさんがいてナンを焼いている店である。しゃれた作りで,女性客が多いようだ。外から見た感じより奥が深く,カウンターも大きいテーブルもあってグループでも一人でも入りやすい。ランチは固定的なのが何種類かと,日替わりの「本日のカレー」(1週間の予定が外に書いてある)がある。ライスまたはナンとちょっとしたサラダつきで980円,辛くしてもらうこともできる。
 その日の「本日のカレー」フィッシュ・カレーのランチを食べた。最初になぜかミネストローネが出てくる。ナンは焼きたてで最初は手でちぎるのがたいへんなくらい暑かった。カレーは比較的おとなしいけれどこくがある。
再訪したら        

 
(2) 木曜日 メーヤウ
 そこから20メートルぐらいしか離れていない「メーヤウ」に木曜日に行った。同様にこぎれいだが,こちらの方が店は小さい。コックさんはひげの日本人。ランチが何種類かあって750円,ほかに2種類のカレーのランチもある。種類によって辛さは固定で,星印で表示がある。
 注文の時「ご飯は多めでいいですか」と聞かれた。ここでは大盛りがデフォルトなのだ。いちばん辛いチキンのカレーを食べた。骨付きのもも肉が1本とゆでたまご半分,じゃがいもが1個ごろんと入っていて,ルーはサラサラタイプ。辛い。そしてうまい。だけど辛い。ルーの分量が少ないように見えたが,皿の底にけっこう入っていた。
 
(3) 金曜日 ライスカレーまんてん
 金曜日はシリーズ最後で,路地に入ったところにある「ライスカレーまんてん」へ。隣は「とんかつまんてん」,向かいがそば屋,少し先にすし屋がある昼飯横町だ。
 同じくカレーといっても,この「まんてん」は,上の2軒とはまるで違う大衆カレー屋さんで,学生客が多い。カツカレー,コロッケカレーなど,大部分500円。若者向きにご飯の量が多く,こんもり盛り上がったご飯の上に揚げたてのコロッケやカツを押しつけるように乗せて,その上からまたルーをかける。もちろん色あざやかな福神漬があり,とんかつソースもおいてある。味は当然,昔なつかしい和風味,まさに「ライスカレー」。なぜかデミタスのアイスコーヒーがついてきた。

 これでMAP掲載のカレー屋は制覇。しかし,純粋なカレー専門店ではなくて(行ったことはあるけれど)カレーを食べたことのない店もいくつか載っている。次の課題にしよう。
 


 [追記]シャンティ・マヤ再訪
 3月に「シャンティ・マヤ」に再び行ってみたら,改装されていて,カウンター席はなくなっていた。メニューは変わりなかったが,ランチについてくるミネストローネは,スパイシーな味に変わっていた。この方がカレー屋さんらしくていい。