2007年9月に行われた社会人独立劇団としての第2弾作品。

前作『ブエナ・ビスタ』に引き続き、大野知恵子によるオリジナル脚本であるが、今作は趣を変え、同時並行ストーリー展開やダンスなどの表現的ステージではなく、よりドラマ的演劇スタイルを追求している。

舞台は、とある仲のよい夫婦の経営する街の小さな熱帯魚屋。
そこに近所に済む常連客、たみーさんが外国から自分に送られてきた1匹の巨大な謎の魚を「飼育のしかたがわからない」と持ち込むところから奇想天外なドラマが進行する。

飼育を頼まれた熱帯魚屋夫婦の夫かずおは魚オタクであり、以来その魚の分析に夢中になってしまう。そのため取り残された妻まよみとの心のすれ違いが生まれ、まよみは日々寂しさを募らせる。

しかしある日、この遠い異国の魚は突然、留守番をするまよみをけだるい歌を歌って眠らせ、まよみの願望をリアルな夢として見せる不思議な能力を発揮する…。



役者の精神的な病気による発作で舞台が一時中断するという大きなアクシデントもあったが、ストーリーの面白さ、舞台全体に投影された幻想的な映像や美しいカラフルな照明など、ほのぼのとしたかわいらしさの中にも挑戦的なアプローチを加えた『ララ…』に対する観客の反応は大変良く、劇団としての新境地を開いた。

ちなみに、この作品の"熱帯魚屋"という設定は脚本の大野知恵子が無類の魚類好きであることからきている。

《ムービー/サウンドファイル》
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《Part 1》

《Part 2》

《Part 3》

《Part 4》

《Part 5》

《Part 6》

《Part 7》

ララ… DVD CM



《DVD/宣伝ポスター/チラシ/パンフレット》

 
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