花粉症

2007年度
今年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散数は少なめ。過去10年平均の3割前後

花粉症はくしゃみ、水性鼻漏、鼻閉、眼掻痒を4大症状とする花粉アレルゲン(アレルギーを起こす物質)によるアレルギー疾患です。
原因
花粉はスギ、ヒノキ科、イネ科、ブタクサ属などがあります。花粉の種類により飛散時期が異なります。また雑草がアレルゲンになることもあります。通年性のものではダニやカビが原因となることもあります。

原因のわからない方は一度アレルゲンの検査をすることをお勧めします。血液検査で、結果は3-5日でわかります。

治療

毎年花粉症でお悩みの方は花粉の飛散の始まる2週間ほど前から内服をする初期療法が効果があります。内服は花粉のシーズン終了まで続けます。

シーズン途中から治療を始める場合は症状に応じて内服薬、点眼薬、点鼻薬を組み合わせて症状を軽減させます。薬は眠気を伴うもの、長期投与が望ましくないものなどがありますので、必ず医師の指示に従ってください。

日常の注意としてはなるべく花粉と接しないようにすることです。これは非常に難しいことですが、自分のライフスタイルにあった対処法を工夫しましょう。

スギ・ヒノキ花粉情報(東京都)