最終更新日: 2013/06/02
(*1) 本来の上映時間は約86分であるが、表記84分の日本盤DVDは約84分30秒収録で若干カットされている。BFIがリリースしているUK盤Blu-ray+DVDは86分の完全収録である(実物は未確認だがUS版DVDも86分と思われる)。日本盤も、2011/8/24 リリースの【HDニューマスター/チェコ語完全版】Blu-ray と DVD では86分版が収録された。
チェコ語原題以外に、英語題もあれば併記。但し、英語が原題のものは、英語題のみ記載。
作品名 | 特典等 | メーカー | 購入リンク |
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『アリス』 |
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コロムビア | |
『アリス【HDニューマスター/チェコ語完全版】Blu-ray 』 |
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コロムビア | |
『アリス【HDニューマスター/チェコ語完全版】DVD 』 |
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コロムビア | |
『ファウスト』 |
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コロムビア | |
『悦楽共犯者』 |
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コロムビア | |
『オテサーネク』 |
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アップリンク | |
『ルナシー』 |
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コロムビア | |
『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』Blu-ray |
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コロムビア | |
『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』DVD |
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コロムビア |
DVD名 | 内容 | メーカー | 購入リンク |
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『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ』 | フランス制作のドキュメンタリ(原題『Les Chimères des Svankmajer』) 58分を収録。『オテサーネク』製作時期に撮影されたもので、2005年に他界したパートナー、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーとの共同制作の様子や会話が多く収められた、貴重な映像記録で、シュヴァンクマイエルファン必見の内容です。 | コロムビア |
DVD名 | 内容 | メーカー | 購入リンク |
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『ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス |
2008年3月26日に1,000セットの完全限定品としてリリース。好評により、2008年8月に、500セットの追加販売。日本で発売されている全てのDVD~長編・短編集・ドキュメンタリ計10巻~をメーカーの枠を越えて収録したボックスセット。
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コロムビア、アップリンク、ダゲレオ出版 | |
『ヤン・シュヴァンクマイエル PREMIUM BOX』 |
2007年8月22日リリース。『ルナシー』と『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』のDVD BOXで、913セット限定生産。
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コロムビア |
DVD / Blu-ray 名 | 内容 | メーカー | 購入リンク |
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『Alice [DVD + Blu-ray]』 |
『アリス』のUK盤 Blu-ray と、DVD(PAL)のデュアルフォーマット。
(*1)BD再生時の時間、PAL DVD再生時は4%早回しの時間となる。 ![]() ![]() ![]() [関連リンク]
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BFI, 2011/5/23 リリース | |
『Jan Svankmajer - The Complete Short Films』 |
The Last Trick (1964) ~ Food (1992)まで全短編26作品を年代順に収録したUK盤 DVD(PA盤 / リージョン2)、 3枚組です。映像特典はドキュメンタリやインタビューなど合計約2時間半収録。日本では単独でDVDリリースされている「シュヴァンクマイエルのキメラ的世界」も映像特典のひとつとして丸々含まれる充実ぶりです。とても資料性が高い54頁の解説書も付属。 作品は全て、デジタル・リストアされ、オリジナルのアスペクト比で収録されており、日本盤短編集DVDと比べて非常に高画質です(特に「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」収録作品では画質差が大きい)。 会話からクレジット、画面上のテキスト、英語歌詞に至るまで、完全な英語字幕がつきます(表示・非表示が選べる)。音声仕様は Dolby 2.0。
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BFI |
書名 | 著者・編者等、出版 | 紹介 | 購入リンク |
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「シュヴァンクマイエルの世界」 | 編集・翻訳:赤塚若樹、図版構成:くまがいマキ、国書刊行会, 1999年 | シュヴァンクマイエルのインタビューや文章が充実しており、データも詳細で豊富です。第一刷が1999年とシュヴァンクマイエルに関する和書籍の草分けで、オテサーネクやルナシーなど近作については触れられていませんが(増刷時にオテサーネクのデータは多少付け加えれています)、本書の価値は落ちておらず、シュヴァンクマイエルの思想や作品の背景を窺い知れる、ファン必読の一冊でしょう。 | |
「シュヴァンクマイエルとチェコ・アート」 | 赤塚 若樹著、未知谷, 2008年 | これまでもシュヴァンクマイエルやアートアニメなどの紹介、論考で、素晴らしい仕事をしてきた赤塚 若樹氏による、シュヴァンクマイエル、チェコ映画、チェコアートについての非常に読み応え有る評論集。後述の解説本が初出の、「ヤン・シュヴァンクマイエル全作品解説」、「ユートピアを求める終わりなく闘い」も収録されている。 | |
「オールアバウト シュヴァンクマイエル」 | エスクァイア マガジン ジャパン, 2006年 | 出版当時の最新長編 Lunacy 関連を中心にしたシュヴァンクマイエル解説本。決して厚い本ではありませんが、内容は、Lunacy のシナリオ完全収録や、役者達へのインタビュー、シュヴァンクマイエルからの手紙、論考等、なかなか充実しています。シュヴァンクマイエルが、亡き妻エヴァへ捧げる「親愛なるエヴァ」には目頭が熱くなりました。赤塚若樹氏による論考「ユートピアを求める終わりなく闘い」にはルナシーの次回作への言及があります。 | |
「ヤン・シュヴァンクマイエル創作術 (東京カレンダーMOOKS) 」 | 東京カレンダー, 2011年 | 映画『サヴァイヴィング ライフ』の公式読本 | |
「yaso 夜想#シュヴァンクマイエル(増補改訂版)」 | ステュディオ・パラボリカ, 2007年 | 2001年に発売された『夜想2minus #0 - 特集 シュヴァンクマイエル』の増補改訂版。2001年版と比べて、ルナシーについてが増補され、オテサーネクについて改訂されている。赤塚若樹さんによる「ヤン・シュヴァンクマイエル全作品解説」や、シュヴァンクマイエルが、英国でのファウスト脚本出版の前書きとして寄せた文章の翻訳「ファウストの脚本に寄せて」、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーによる「ヤンについて」などなど、シュヴァンクマイエルファンとしては嬉し涙ならぬ嬉し涎が出る内容です。 | |
「シュヴァンクマイエルの博物館」 | 編集・翻訳:くまがいマキ+ペトル・ホリー、国書刊行会, 2001年 | シュヴァンクマイエルの造形作品図版集。本書各章にはシュヴァンクマイエル本人の解説文もある。 | |
「GAUDIA 造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル」 | 編集:籾山昌夫+柴田勢津子、求龍堂, 2005年 | 2005年に開催された、ヤン・シュヴァンクマイエルとエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーの作品展覧会の公式図録。 | |
「ヤン&エヴァシュヴァンクマイエル展 アリス、あるいは快楽原則」 | エスクァイア マガジン ジャパン, 2007年 | 2007年に開催された、ヤン・シュヴァンクマイエルとエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーの200点に及ぶ作品を展示した、『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 アリス、あるいは快楽原則』の公式図録。シュヴァンクマイエルの寄稿やエヴァの文章もあり。 | |
「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展―映画とその周辺 」 | パッド レンコーポレーション, 2011年 | 2011年に、ラフォーレミュージアム原宿と京都文化博物館で開催された展覧会の図録。 | |
「不思議の国のアリス」 | ルイス・キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、久美里美訳、国書刊行会, 2011年 | エスクァイア マガジン ジャパンから出版され絶版になっていた、シュヴァンクマイエル挿絵による「不思議の国のアリス」の新装版。 | |
「鏡の国のアリス」 | ルイス・キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、久美里美訳、国書刊行会, 2011年 | エスクァイア マガジン ジャパンから出版され絶版になっていた、シュヴァンクマイエル挿絵による「鏡の国のアリス」の新装版。 | |
「オテサーネク」 | 絵と文:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー、矢川澄子訳、解説:ヤン・シュヴァンクマイエル+池内紀、水声社, 2001年 | シュヴァンクマイエルの長編作品「オテサーネク」のモチーフであるチェコ民話の、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーによる絵本。ヤンは、「オテサーネクをめぐって」という解説文を書いている。 | |
「オテサーネク―妄想の子供」 | 工作舎, 2001年 | シュヴァンクマイエルの長編作品「オテサーネク」のストーリーフォトブック。シュヴァンクマイエル、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーへのインタビューなども収録されている。 | |
「世界のアニメーション作家たち」 | 小野耕世、人文書院, 2006年 | シュヴァンクマイエルへのインタビュー「アニメーションは触覚的な活動だ」(オテサーネク公開時の2001年に行われたもの)と「ルナシーは哲学的なホラー映画だよ」(ルナシー公開時の2006年)が掲載されている。 | |
「ユーロ・アニメーション / 光と影のディープ・ファンタジー」 | 昼間行雄+権藤俊司編、フィルムアート社, 2002年 | ||
「アートアニメーションの素晴らしき世界」 | エスクァイア マガジン ジャパン, 2002年 | 「ヤン・シュヴァンクマイエルとの対話」(1997年のインタビュー)や人物・作品紹介などが掲載されている。 | |
「怪談」 | ラフカディオ・ハーン著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、国書刊行会, 2011年 | シュヴァンクマイエル挿絵による、ラフカディオ・ハーン「怪談」。描き下ろし22点をオールカラーで収録。 | |
「人間椅子」 | 江戸川乱歩著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、エスクァイア マガジン ジャパン, 2007年 | シュヴァンクマイエル挿絵による、江戸川乱歩「人間椅子」。本文数十ページに対して、シュヴァンクマイエルの挿絵が、15枚掲載されていて、その他、書籍の後半にはパラパラ漫画として見られる、少し小さめの連続絵が二十数ページある。 | |
「不思議の国のアリス」 | ルイス・キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、久美里美訳、エスクァイア マガジン ジャパン, 2006年 | シュヴァンクマイエル挿絵による、「不思議の国のアリス」。20枚のカラー絵と、各章のはじめにモノクロのカットがあります。 | |
「鏡の国のアリス」 | ルイス・キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル画、久美里美訳、エスクァイア マガジン ジャパン, 2006年 | シュヴァンクマイエル挿絵による、「鏡の国ののアリス」。20枚のカラー絵と、各章のはじめにモノクロのカットがあります。 | |
「prints (プリンツ) 21 2011年秋号 特集 ヤン・シュヴァンクマイエル」 | プリンツ21 | 約80ページの特集。シュヴァンクマイエルと細江英公氏の対談、シュヴァンクマイエル論(執筆者は飯沢耕太郎・やなぎみわ・小谷元彦・柳下毅一郎・ピエール瀧・宮沢章夫・松江哲明)、フィルモグラフィなど。 | |
「illustration (イラストレーション) 2011年 07月号」 | 玄光社 | 【ヤン・シュヴァンクマイエル「浮世絵に挑む」】 という記事が掲載されている。シュヴァンクマイエルの作品を浮世絵にする試みを紹介し。シュヴァンクマイエルが来日して茨城と京都の工房を訪ねた様子もレポート。 | |
「The Cinema of Jan Svankmajer: Dark Alchemy second edition」 | edited by Peter Hames, Wallflower Press, 2008 | 洋書ペーパーバック。 |