「はい。ここからは私共の歌ったり飛んだりできる所になって
いるのでございます。ご案内致しましょう。」雨はポッシャン
ポッシャン降っています。蜂雀はそう言いながら、向こうの方
へ飛び出しました。せなかや胸に鋼鉄のはり金がはいっている
せいか飛びようがなんだか少し変でした。

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