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しいのみ君が目を覚した時、太陽はすでに高く登っていた。
立ち去る前にしいのみ君は両手を合わせてこの神殿の神に感謝した。
その時一瞬、いにしえの神は目覚めた。
神もまた絶対的な存在ではない。相対的なのだ。すなわち神は祈るものがいなければ存在しない。神とは祈り崇め、自分を神と呼び、助けを求めるものがいて始めて存在するのだ。
いにしえの神は自分の神殿に立つ小さな生き物に祝福を送った。
その後再び、起きるあてのない長い眠りについた。
しいのみ君がもと来た道を戻りはじめてしばらく行くと、遠くからいんげんどじょうの呼ぶ声が聞こえてきた。しいのみ君は走った。

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