ULPについて
ULP(ウルトラライトブレーン)又はMLP(マイクロライトプレーン)は、日本では超軽量動力機と言います。
| ULPは、日本では超軽量動力機と呼ばれ、通称ウルトラライト機、
またはマイクロライト機等と言われる動力装置を装備した軽量航空機を言います。
マイクロライトは主にヨーロッパ、ウルトラライトは主にアメリカでの呼び名です。
どちらも同じです。 |
概要
ウルトラライトプレーンは、ハンググライダーにエンジンを付けて
飛んだのが始まりと言われています。エンジンにより平地から飛ぶ
ことができるようになった訳です。アメリカで生まれたと言われています。
その後、セスナのような普通の飛行機の形が生まれて来て、現在の日本では
これが一番普及しています。
ウルトラライトプレーンの目的はスカイレジャーを楽しむことに有ります。
一般に航空機は、耐空証明(車検制度のようなもの)、航空従事者の技能証明
(運転免許証のようなもの)などが必要です。ウルトラライトプレーンも航空機です。
「 しかし、超軽量動力機が元来スポーツ愛好者のための簡易構造の機体として
生まれたこと、ハンググライダーやパラグライダーに小型エンジンを装備した極めて
シンプルなものや、セスナ等の軽飛行機に類似したものまで様々なタイプのものが存在します。
このように個々の機体が大きく異なること等を考えると、航空法で規定する航空機(例えばセスナ機のような小型飛行機)に対する技術基準(耐空証明)や操縦者に対する技術基準(技能証明)等をそのまま適用することは困難です。また、そのまま適用した場合、スカイレジャーを楽しみたい皆さんが参加しにくくなりかねません。
このため、超軽量動力機については、通常の耐空証明や技能証明等に代えて機体、操縦者、離着陸行為について、以下の基準を設け、これを満たす場合、運輸大臣の許可を受けることができるようにし、スカイレジャーを安全かつ気軽に楽しんでいただける仕組みとしています。 」 (旧運輸省〜レジャー航空を楽しむには!より)
ということで飛んでいる訳です。
ULPの法的位置付
航空法規 法第11条
航空機は有効な対空証明を受けているもので無ければ、航空の用に供してはならない。但し、試験飛行等を行うため運輸大臣の許可を受けた場合はこの限りでは無い。
(以下略)
ULPは、この「但し」の中の「等」になります。
ULPの定義
運輸省航空局「試験飛行等の許可の取扱いについて」より
「超軽量動力機」とは、操縦者が着座姿勢で飛行を行いうる着陸(水)装置、動力装置を装備した簡易構造の飛行機を言う。
「ジャイロプレーン」とは、飛行中は主として空気力の作用によって回転する一個以上の回転力により揚力を得、推進力はプロペラによって得る回転翼
航空機を言う。
ULPの要件
国土交通省航空局「試験飛行等の許可の取扱いについて」より
1.単座又は複座で有ること。
2.自重は、単座は180Kg以下、複座は225Kg以下で有ること。
※自重とは、搭乗者、燃料、非常用パラシュート、フロート等を除いた
飛行機の重量をいう。
3.推進力はプロペラによって得るもので有ること。
4.車輪、そり、フロート等の着陸装置又は着水装置を装備したもので有ること。
5.対気速度及び高度を計測できる機器を装備したもので有ること。
6.翼面積は10m2以上(超軽量動力機のみ)。
7.失速速度は65km/h 以下(超軽量動力機のみ)。
8.最大水平速度は185km/h 以下(超軽量動力機のみ)。
9.燃料容量は30リットル以下。
申請の義務
機体(法第11条)、乗員(法第28条)、離着陸場(法第79条)については、運輸省に申請しなければなりません。これは普通クラブ又はスクールの代表者が一括で行います。又、毎年健康診断書も提出します。
実際は、JML(日本マイクロライト航空連盟)を通し、航空局に提出します。
ULPの種類
現在ULPと呼ばれているものには、次の様な種類が有ります。
| 体重移動型 |
ハンググライダー型 |
ハンググライダーに座席を付けた様なものです。
トライクと言います。 |
| パラシュート型 |
パラグライダー型 |
パラグライダーに座席を付けた様なものです。
パラプレーンと言います。 |
| 舵面操縦型 |
固定翼型 |
普通の軽飛行機と同じ様な形と操作をします。
ULPでは一番ポピュラーてす。 |
| ジャイロプレーン |
回転翼型 |
ヘリコプターを小さくした様なものです。
ジャイロコプターとも言われます。 |
飛行範囲
現在、飛行場から半径3km以内が飛行範囲になっています。(一部9kmも有り)また離陸した飛行場に着陸しなければなりません。
高度は最低安全高度が地上や山、鉄塔などの物件から150m以上となっています。またULPは航空交通管制区、管制圏は飛行禁止となっています。管制区は高度200m以上の高さの空域で運輸大臣が指定します。日本の大部分は管制区になっています。
つまり空域が管制区内の地域では地上や山、鉄塔などから150m〜200mの上空を飛ぶことになります。
もっと詳しく知りたい方は、JML(日本マイクロライト航空連盟)のページをご覧下さい。
お願い!
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