ストーリー





紅蓮の炎に包まれて崩れ落ちゆく“NEO CITY”…
かくして、正義の忍、朧五忍衆のはたらきにより、邪悪は滅ぼされたかに見えた。しかし、黒煙をあげて燃えさかるビル群の中、一瞬ゆらめいた不気味な影の存在に気づいた者はいない…。

 魔都“NEO CITY”での闘いから2年余り…ジョー・ムサシをはじめとする若き忍の精鋭集団、朧五忍衆は、壊滅したとはいえ、なお多くの謎を残したままの“NEO CITY”について追跡調査をおこなっていた。
だれが、何のためにあのような犯罪都市を築いたのか、街にあふれていた凶悪な忍者軍団の正体は?
それら情報を集めるため各地に散っていた五忍衆のもとに、ある日、忍の里が襲われたという急報が入った。敵は「闇の五忍衆」と名乗る忍たちで、里に代々伝わる「五色の宝玉」を奪って逃走したという。ただちに宝玉の行方を追う朧五忍衆。
だが、リーダーの赤忍ことジョー・ムサシは“NEO CITY”以来のこの一連の事件になにか意図的なものを感じて、宝玉と「闇の五忍衆」については青忍たちに任せ、自らはこれまでの調査を続行した。
そしてついに、これが、かつて里を捨てて抜け忍となり、悪の道に走っていった「黒忍」と呼ばれる男のしわざであることをつきとめた。黒忍は“NEO CITY”を崩壊に追い込んだ朧五忍衆を憎み、彼らの抹殺をたくらんで、宝玉を奪ったのだ。そうだとすれば、宝玉を取りもどすべくバラバラになっている仲間が危ない! ムサシは走った。仲間と落ち合い、宝玉を取り返しつつ黒忍と対決しなければならない。忍対忍の熾烈な争いが始まろうとしていた。



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