Neo Contra Hands-On(GameSpot)

 これは「復活」ではない。17年前にシリーズ第1作が登場して以来、魂斗羅の伝説は絶えることなく続いていたのだから。いくつかの例外を除き、魂斗羅は多彩な視点を持つ、スピーディーなアクションシューティングとしてその名を轟かせてきた。そして最新作『ネオコントラ』でも、ハイスピードな銃撃戦がいくつもの異なる視点から展開され、プレイヤーは絶え間なく変化する戦闘シーンを体感できる。

 往年の魂斗羅ファンは、『ネオコントラ』の新システムに多少戸惑いを感じるかもしれない。プレイヤーは最初の4ステージを自由に選択できる。そのうちのひとつでは、視点は主にトップビュー(クォータービュー)で展開される。プレイヤーは全方向に移動&攻撃することができるが、操作はデュアルショック準拠の「左スティックで移動、右スティックを倒した方向に攻撃」ではなく、「×ボタンで攻撃、LRボタンで銃口or自機の向きを固定」となっている。これに加えて、プレイヤーはローリング回避を行うことができる。

 ゲームスタート時、プレイヤーは3つの武器セットを選択する。ただしゲームを進めていくと、新キャラクターやアナザーエンディングと共に、新しい武器(サムライ・ソードなど)がアンロックされる。それぞれの武器セットは、火炎放射器、マシンガン、ショットガンといった通常武器2つと、『パンツァードラグーン』のように空中の敵をロックオン(ため撃ち)して撃ち落とす対空武器1つで構成されている。

 我々の見た感じでは、『ネオコントラ』は「弾避け」に重点を置いているようだ。高性能なローリング回避、そして銃弾と即死トラップで埋め尽くされたゲーム画面は、時としてシューティングゲームをプレイしているかのようだ。

 「一発死」の自機に大量の敵と、『ネオコントラ』の難度はかなり高そうだ。だが初心者向けのチュートリアルモードや、難度を下げたイージーモードも用意されている。ただしイージーモードでは、ゲームの全てを見ることはできない。

 押し寄せるザコの大群、そしてその後に控える巨大なボス……それが『ネオコントラ』のウリだ。そしてこの他にも、まだまだ様々な魅力が隠されていそうだ。『ネオコントラ』は10月26日(海外)に発売予定。続報を待て!



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