Song #2: 手品の結末
Words and Music by Shinichi Hyomi
(1987)
Copyright (c) 1998 by Shinichi Hyomi.
Arno: Vocal
Shinichi Hyomi: Piano
10年も前にヴォーカリストに宿題を出しておいて、それっきりになっていた曲を今回初めて録音しました。ピアノがガタガタの出来なので非常に恥ずかしいのですが、練り直すにもなかなか時間が取れそうもないので、とりあえずラフなデモとして発表することにしました。ご感想、ご意見などいただければ幸いです。
街角にたちこめてる 陽差しを指にからめて
あの頃と同じ手品 笑わせてくれるあなた
ふりほどく思いで 投げかけた言葉は
気づかれない恋を ざわめきに沈めた
さめた肩先も 色褪せて見せるほど
午後は傾く明日からあなたの住む 世界は誰のものなの
うつくしい耳の奥で 黙っている思い出よ
凍てついた吐息は 解かさなくていいの
もつれる指先を ほぐしてくれるなら
これが ありふれたいつもの結末だと
思いたくない組み立てた思いのすべて こわして
もとどおり 砂の中に見えなくなって夢心地のときも 何も言えないまま
ときめきのきざしを いつかのがしていた
今日から
空っぽの部屋 わたしの声だけで
消してゆくの まぼろしたちをいつまでも いつまででも
見送りつづけていたい
あの頃の淡い影が 夢に溶けてしまうまでそして 気がつけば
にぎやかな街の音 耳に戻る
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