ストライクウィッチーズ公式サイト

2012 8/29

残暑お見舞いもう仕上げます
自分は足回りの怪我頻発で引きこもりでした・・・

2012 1/5

新年明けましておめでとうございます
更新も滞りがちですが、今年は劇場版ストライクウィッチーズあったりするので
よろしくお願いいたします

2011 10/3

扶桑海ノ閃光(ふそうかいのせんこう)
は、1938年に、扶桑皇国で公開された映画

大本営陸軍企画、協力:陸軍省、海軍省

扶桑海事変での各軍、特に陸軍
ウィッチの活躍を中心に描いたもので、
主演の穴拭智子少尉以下、事変に参加
したウィッチが多数、実名で登場する。

空戦シーンは実際の記録映像の他、気球や
航空機をネウロイに見立て、ウィッチによる
カメラマンによって、迫力ある再現映像が
撮影された。


右写真
当時の鑑賞券 個人所蔵

通常の鑑賞券ではなく、主演の穴拭少尉
が券面にあしらわれたもので、早期購入者
には少尉の個人章をデザインした根付が
付属するという豪華版であったようだ。



というネタ・・・
劇場版、よろしくお願いします
(上のバナーから公式に飛べます)


2011 6/2 next world witches

ラウラ・ニッシネン
laura nissinenr

スオムス空軍飛行第24戦隊
44末17歳、中尉
使い魔はコリー

ハンナ・ウィンド大尉と同じく、新人グループ
をまとめるリーダーの一人。
スオムスのウィッチ中でも10指に数えられる
精鋭で、スオムス軍人最高の名誉とされる、
マンネルハイム十字章の受勲者でもある。

口数は少なく不言実行、戦場では冷静かつ
勇猛果敢な狩人で、新人にとっては鬼教官。

ぶっきらぼうな口調で近寄りがたい印象を
与えるが、他愛のないイタズラに興じたり、
ゲームやレクリエーションには壁を作らず
参加するなど、心根は気さくな性格。

ポーカーフェイスでカードゲームの類に
滅法強く、この手のことに勘の働くエイラと
組んで、高級将校からお菓子・嗜好品を
巻き上げていた。

「ニパはブラフが全然ダメで、負けてばっかり
だから、時々組んで勝負してた」とは本人の弁。

1944年初夏の戦闘で、コントロールを失った
味方のウィッチと空中接触し墜落、重傷を
負う不運があったが、その後戦線に復帰
している。



12/20 next world witches

アンジェラ・サラス・ララサーバル
angela salas larrazabar

ヒスパニア空軍派遣部隊「青中隊」指揮官
44末18歳、中尉
使い魔はアンダルシアン
固有魔法に、多量の魔法力を銃弾に込め、
着弾時に炸裂、威力を増大させる魔法炸裂弾
をもつ。

厳格な役人一家の生まれ。
ウィッチ能力の発現は早く、欧州戦役の初期
から飛行しているベテラン。

責任感がきわめて強く、寡黙。
その反動から、物事を自分の中に抱え込む部分
があったが、504部隊員との交流で、徐々に
精神的な重荷から解放されていった。
カワイイとかキレイとか、褒められるのが苦手。

ヒスパニアがカールスラントに派遣した精鋭
部隊「青中隊」のメンバーに選抜され、欧州
各地を転戦、後に同隊の指揮官へ任命された。

ガリア地方の戦局悪化に伴い、青中隊は
ロマーニャ方面へ戦闘を継続しつつ南下、
国境付近で活動中のロマーニャ軍に合流し、
しばらく行動を共にしている。

充分な補給を受けた青中隊は、ここでも精鋭の
名に恥じぬ活躍を示し、中尉は名誉赤ズボン隊
隊員に推薦された。

501によるガリア解放の後、青中隊は
ヒスパニア本国へ帰還したが、中尉は
新設される504JFWへの参加要請があり、
ロマーニャに残っている。
この際、正式に赤ズボン隊への参加が
承認された。

他国軍のウィッチが赤ズボン隊に入隊する
事例はきわめて珍しく、内々ではあるが
加入式が行われ、さすがの中尉も目を
潤ませる場面があった。
(このときのことを話すと顔を赤くして否定する)

トラヤヌス作戦の際には、ロマーニャに敬意を
表し、赤ズボン隊の制服を着て参加したが、
作戦失敗後の混乱の中、部隊の撤退時間を
稼ぐため戦場に留まり、多くのネウロイを撃破
しつつも、自身は重傷を負った。
辛うじて救出されたが、45年時は長期療養中。
ジェーン・ドミニカ両大尉の「のろけ」を呆れつつも
微笑ましく見ているが、自分に向けられた
好意にはあまり気づかない様子。

「ここは私に任せてください」
「来い!ヒスパニア精鋭、青中隊、簡単な相手ではないぞ」

12/16 next world witches

西沢義子
yoshiko nishizawa

扶桑皇国海軍横須賀航空隊
44末19歳、飛曹長
使い魔は家猫

ウィッチ用の被服を開発・製造する工場に
母が務めていた関係で、幼い頃よりそこに
出入りするウィッチと親交があった。

自身にウィッチ能力が発現した際は、迷わず
空戦ウィッチの道を選んだが、出荷待ちの
陸軍用装束が気に入っており、勝手に
着こんでいるところを、海軍で教官を
務めていた横川少尉に発見される。

もともと西沢の才能に期待していた横川は、
陸軍に取られる前に、と練習用ストライカーを
独断で持ち出し共同飛行、海軍入隊を熱心に
勧誘した。

海軍入隊後の実力は、同期の中でもトップ
クラスで、扶桑皇国遣欧艦隊の一員に抜擢、
出港時に、後に「リバウの三羽烏」といわれる、
坂本、竹井両名と知り合ったようだ。

豪快無比な言動で知られるが、空戦では繊細、
華麗な空中機動の持ち主で、特に射撃占位の
取り方に関しては芸術的。
後に501,504の戦闘隊長となった坂本、竹井を
して「西沢にはかなわない」と評したほどで、
周囲からは「リバウの魔王」と呼ばれていた。


その一方で、全てを理論でなく感覚で行う天才
タイプで、人の顔や名前を覚えるのが苦手、
楽しいことだけやっていたいという奔放な性格
から、指揮官、教官としての適正は全くない。

リバウでの任務が一区切りついた後、教官
として本国に戻る予定であったが断固拒否、
付き合いの長い坂本、竹井も、「西沢に教官
なんて無茶無謀」と進言したため、そのまま
欧州に残ることになった。

その後は、所属は遣欧艦隊に置いたまま、
欧州各地を転戦している模様。

唯一弱点と言えるのが胃腸の繊細さで、
食材の鮮度にはうるさい。ただし、鮮度さえ
あれば、味は平凡でも構わないようだ。

502JFW基地に立ち寄った際には、管野少尉
と模擬空戦を行いこれを圧倒、「カンノ」「姉御」
と呼び合う間柄となった。

「あたしってば最強ね!」

12/15 next world witches

ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・
ザイン・ウィトゲンシュタイン
heinrike purinzessin zu sayn wittgenstein

カールスラント空軍第5夜間戦闘航空団
第4飛行隊司令など

44末16歳、大尉
使い魔は黒猫

オラーシャに起原をもち、カールスラント
に移住した名門貴族の家系。
欧州各国に影響力を持つ名家である。

幼い頃より貴族として、ウィッチとしての
使命を厳しく躾けられて育つ。

出自からやや世間知らずな面があり、完璧
を期すあまり、部下や整備兵など周囲に
きつく当たることもあるが、自己にも厳しい
平等さと、生来のカリスマ性、立ち振る舞い
から、信者、親衛隊とでも言えるグループが
彼女の周辺に形成されている。

厳しさだけでなく、功あったものには労いの
言葉を惜しまないなど、人心の掌握に関して
天賦の才があると思われる。

積極果敢な攻撃重視のスタイルで撃墜数を
伸し、カールスラント(そして人類で)3位の
夜間戦闘エースとなった。

年齢や戦功の近いシュナウファー大尉を
ライバル視していたが、彼女の生い立ちと
苦労を知ってからは、陰に日向に手助け
をしているようである。

ナイトウィッチの無線通信コミュニティを
「子供の遊び」と当初は軽んじていたが、
シュナウファー大尉の影響もあって、
こっそり参加してみようかと画策中。

「ウィトゲンシュタイン参上!この戦場は
わらわがもらい受けた!」

12/14 next world witches

フェデリカ・N・ドッリオ
federica n doglio

第504統合戦闘航空団司令

44末19歳、少佐
使い魔はイタリアン・グレーハウンド

機械好きで技術者志望だったため、軍で
ストライカー等の研究をしていたが、試験的に
飛行訓練を受けた際、高い空戦ウィッチの
適正が判明した。
そのまま実戦部隊としての訓練を受け、
少尉に任命されるまでになったが、技術職
へのこだわりから、テストパイロットの道を選ぶ。

民間メーカーの試作・実験機で、様々な高度、
速度記録を樹立した。

欧州での戦闘が本格化、ロマーニャ方面にも
脅威が目に見えるようになったことから、軍への
復帰を決意した。

復帰後の活躍はめざましく、第151飛行隊長
を経て、精鋭部隊「赤ズボン隊」に抜擢される。
その戦果と、明るくサービス精神旺盛な振る舞い
から、民間レベルでの知名度が高い。

マルタ島を巡る数度の激戦に参加、この際負傷し
長期療養中であったが復帰し、同時に504隊長へ
任命された。

長い実戦ブランクがあり、年齢的にも
魔力の減衰期であるため、前線での戦闘任務
にはつかず、組織運営に専念している。

技術者ではあるが、堅実な理論よりは一瞬の
閃きで動く天才肌。
組織運営でもその傾向は同様で、赤ズボン隊
在籍時には、ウィッチの「せくしーカレンダー」を
企画するなど、やや突飛に見える一面も。
(ロマーニャ公からやんわりと止められている)

ただし、組織の下支えや基礎作りに関しては、
書類仕事含め有能で、その上で遊び心も必要、
という方針のようだ。

赤ズボン隊の後輩であるフェルナンディアに
目をかけ可愛がっているが、まだJFWの指揮を
任せるには経験不足と、現場は竹井に一任した。


「ねえ竹井、あの子たちのこと、よろしく頼んだわよ」


9/24 next world witches

ジェーン・T・ゴッドフリー
jane t godfrey

第504統合戦闘航空団(504JFW)所属
原隊はリベリオン陸軍第8航空軍


44末17歳、大尉
使い魔はダルメシアン

リベリオン東海岸の大都市生まれ。
中流家庭でこれと言った波乱もなく育った
ためか、軍隊やそこにいる個性的な
面々には圧倒されっぱなしの普通人。

航空ウィッチになるつもりはなかったが、
適性試験の結果陸軍航空隊に配属された。

しばらくは淡々と任務をこなしていたが、
同じ部隊にいたジェンタイル大尉との
出会いが、彼女の転機となる。

初めてジェンタイルと共同戦闘を行った
際の、彼女の発言が以下である。

「敵を見つけたら、数を数える前から
もう突っ込んで、撃ちまくってるの。
敵に囲まれて、もうダメかと思っても、
そのたびになぜかどうにかなっちゃって、
まるで魔法みたいだった」


一方のジェンタイル大尉は、
空戦の相性がいいから、という理由で
ゴッドフリーを僚機に固定するよう
上官に申し出ていた。

当初はその強引さに戸惑っていた彼女
だが、次第に公私両面でジェンタイルの
女房役を受け入れるようになった。

直情径行で、度々周囲を驚かせる
ジェンタイルをフォローしているが、
その行動に一番衝撃を受けているのは
「普通人」ゴッドフリーかもしれない。


「大将! ”また” なにかしでかしたですか!」

9/23 next world witches

ドミニカ・S・ジェンタイル
dominika s gentile

第504統合戦闘航空団(504JFW)所属
原隊はリベリオン陸軍第8航空軍


44末18歳、大尉
使い魔は鷲

祖父母はリベリオンに渡ったロマーニャ系
移民。

両親の愛情を受けて育ったものの、経済
的には決して恵まれた境遇とは言えず、
幼い頃より便利屋、ジャンク屋稼業の
手伝いで生計を立てる。

魔法能力が発現してからは、「給料が一
番いい」との理由で航空ウィッチを目指す。

訓練生時代からめきめきと頭角を現し、
ブリタニアに派遣された、精鋭揃いの第8
航空軍中でもトップエースの一員となった。

気怠げな振る舞いが目立つが、その実は
即断実行、意気と情熱の熱血魔女。

前線での服務期間が終了し、教官任務
のためリベリオン本国に帰国命令が出た
際には、上層部に退官届を叩きつけ、
義勇軍としてブリタニアに残ろうとした。
彼女の性格をよくあらわしたエピソードと
言えるだろう。

両手に銃をもった派手な戦闘と戦果で、
「ワンマン・エアフォース」と称された
エースの退官騒ぎに軍は驚き、前線勤務
の延長を認めている。

抜群の体力と動体視力を持ち、それは
趣味のボクシングでも遺憾なく発揮
されている。


戦闘スタイルは単純明確、敵を見たら
突っ込んで、撃って、落とす、であるが、
これは彼女の僚機として、常に共に空を
飛ぶ恋女房、ジェーン大尉のサポート
あってこそのものである。

二人の連続波状攻撃は「ワンツーパンチ」
と呼ばれ、多くのネウロイを撃破してきたが、
最初に強打のストレート、その後ジャブという
感じである。

ジェーン大尉への愛情表現は、いつもストレート。


「さっさと済ませて、パブにでも行こうか」

8/20 next world witches

アドルフィーネ・ガランド
adolfine galland

カールスラント空軍ウィッチ隊総監


44末23歳、少将
使い魔はネコ系のなにか(来歴不明)

近代国家の軍事組織に組み込まれた
ウィッチとして、最高の階級を持つ。

100機超の撃墜数を数えるエース。
一線を退いた後も徹底した現場主義
を貫き、ジェットストライカーの試験
部隊JV44を設立し、テスト飛行を自ら
行うなど、新技術への理解が深い。

ネウロイの本格侵攻に先立って
勃発した、ヒスパニアでの戦いで
実戦経験を積み、戦闘技法だけで
なく、補給や整備など兵站面に関し
ても詳細な報告書を作成した。

現役ウィッチ時代のカールスラント
撤退戦の際、空軍大将に向かって、
(ブリタニア製の)スピットファイアが
欲しいと言い放つなど、歯に衣着せぬ
言動でも有名。

その立場から、カールスラント空軍
だけではなく、連盟空軍における
ウィッチ部隊運用にも大きな影響力
を持っており、501JFW再結成に際し
て便宜を図った。


固有魔法に魔眼を持つ。
使用の際には小銃用の望遠照準器
を使用するが、これは「のぞき込む」
という行為そのものが精神集中の補助
となり、精度の向上に繋がるというもの。

魔法効果は少なからずメンタル状態
に左右されるため、このような事例は
決して珍しいものではない。

8/18 next world witches

ハンナ・ウィンド
hanna wind

スオムス空軍飛行24戦隊所属


44末17歳、大尉
使い魔はワシミミズク

スオムス空軍二位のスーパーエース
一位は501JFW所属のユーティライネン中尉

スオムス空軍の新人グループのまとめ役
強いリーダーシップで引っ張るタイプでは
なく、にこやかに全体を見守る包容力の
ある人柄

個人携行レベルの火器であれば、拳銃から
対戦車ライフルまであらゆる銃器を
器用に扱い、射撃のハンナ、回避のエイラ
と並び称される。

その能力から、502、503への参加要請が
あったが、新人の精神的中核である点と、
本人の希望によりスオムスに留まる。

弱点らしい弱点がなく、すべての要素が
バランスよくまとまった、高レベルのオール
ラウンドファイター

国を、仲間を愛し、柔らかな微笑を
絶やさない、優しい天才。


同24戦隊所属のカタヤイネン曹長と、容姿が
瓜二つに似ている点が冗談の種にされている
が、上級将校の視察の際、人違いされたまま
曹長を演じきるなど、以外とイタズラ好きな面も。

高い戦果を挙げながら問題児として
扱われていたカタヤイネン曹長と、絵に
描いたような優等生であるウィンド大尉
だが、互いに死線をくぐった戦友として、
強い絆で結ばれている。


見分け方・・・?おっぱい大きい方がニパだよ」

8/6 next world witches

下原定子
sadako simohara

第502統合戦闘航空団(502JFW)所属
扶桑皇国海軍

44年末17歳、少尉
使い魔はフソウウサギ

扶桑の学者一家の生まれ。

訓練生時代より常に中の上の成績を収め、
何事もそつなくこなす。
リバウへの遣欧部隊に選抜され、坂本の
元で実戦経験を積むが、厳しい指導に耐え
られず、泣いている所を竹井に慰められる
こともしばしばだった。
欧州随一の激戦区、カールスラント方面に
進出した際には、当時の経験が自信に
繋がったと坂本に感謝をしている。

遠距離視、夜間視の複合魔法視力を持ち、
危険探知能力が高い。
レーダー魔法は持たないものの、欧州では
夜間戦闘の訓練も受けており、502周辺に
展開する夜戦部隊と共同戦果を挙げた
こともあった。

扶桑文化を大切にしており、私物は扶桑の
小説や衣類が大半を占める。
正座という文化を502に持ち込んだ
のは彼女だが、精神修養や礼儀作法
のためという思惑をはずれ、懲罰措置に
使われたのは誤算であった。

扶桑料理はかなりの腕前で、気むずかしい
性格で知られる同部隊の管野少尉も、彼女
とは気軽なつきあいをしている。
その様子は「親子?」や「餌付け成功」など
冗談の対象となった。
得意メニューは肉じゃがと味噌汁。

おとなしい性格から、普段はルマール少尉と
行動することが多く、年相応の少女らしい
話題で盛り上がっている様子。
「小さくてカワイイもの」に目がなく、抱きつき魔。

「管野さんとニパさん、また正座させられてる・・・」


8/6 next world witches

パトリシア・シェイド
patoricia schade

第504統合戦闘航空団(504JFW)所属
ブリタニア空軍

44年末17歳、中尉
使い魔は白のイエネコ

商社を経営する父と、ウィッチの母との
間に生まれる。
幼い頃より、先代の祖父や父に連れられ
ブリタニア連邦に属する諸国に滞在し
見聞を広め、明るく社交的、その一方
年齢以上に落ち着いた性格に育った。

彼女の父は、リネットの父と大学時代の
学友で、勉学とスポーツを競った関係。
幼い頃には家族ぐるみでビショップ家との
交流もあったが、リネットはそのことをよく
覚えていないようだ。
父からは何かとビショップ家を意識した発言
を聞かされているが、本人はマイペース。
また、父の溺愛っぷりには呆れ気味。

味方全体が有利に行動できるよう、
サポートを重視した戦術を好んだため、
個人の撃墜数は伸び悩んでいたが、
地中海〜マルタ島方面での戦闘で
頭角を現し、504に招聘された。

シールドコントロール能力に天賦の才があり、
敵の攻撃に遭わせてサイズや強度を最適な
ものに細かく変更できるため、戦闘持続時間
が長い。

「ま、たまにはパパにいいとこ見せてあげないとね」


5/21 next world witches

エディータ・ロスマン
edytha rossmann

第502統合戦闘航空団(502JFW)所属
カールスラント空軍JG52

44年末19歳、曹長 1月11日生まれ
使い魔はキツネ。

長い軍歴を持つベテランウィッチ。
撃墜数は100機未満と、カールスラント
空軍内では珍しくない数字だが、その
実力は多くのトップエースからも評価
されている。

幼少時に大病を患い、体の成長が遅れ、
部隊最年長でありながら、管野に次ぐ
小柄な体格である。

陽気で前向きな性格だが、戦闘スタイルは
クレバーそのもの。
これは、長時間急激な機動を伴うドッグ
ファイトが行えない体のため、入念な観察と
一撃離脱を主軸にした戦法を身につける
必要があったためである。

エーリカ・ハルトマン少尉(当時)の散々な
デビュー戦時に長機であった。

人当たりが良く、教え上手であることから、
新人教育を任されることが多く、エーリカの
空戦術の基礎は、彼女の指導による物。

一部のドッグファイターエースが持つ野性的
カンや、天才的センスに頼らない堅実な
戦闘法で、多くの新人を一人前に鍛え上げた。

育てた「生徒達」が自分の階級、撃墜数を
抜いていくのが楽しみという人格者。

「可愛いハルトマンをあんなにされた」という
ことで、同隊のクルピンスキー中尉から
新人達を守るべく奮闘する。
とはいっても、半分冗談で、個人同士では
頼もしい戦友といえる関係。

「あと何人の面倒をみられるかしら・・・ こら!
そこのニセ伯爵、なに新人に酒飲ませてるの!」


5/20 next world witches

ジョーゼット・ルマール
Georgette Lemare

第502統合戦闘航空団(502JFW)所属
ガリア空軍GCT/4第一飛行隊
502編入時、自由ガリア空軍所属

44年末17歳、少尉 11月16日生まれ
使い魔はペルシャ猫。
応急処置レベルだが治癒魔法を持つ。

ガリアで小さな宿屋を経営する両親のもと
に生まれる。
ウィッチ能力の発現が早く、ガリア撤退戦
では軍曹として初の実戦を経験した後、
西アフリカのダカール軍港へ退避する
ガリア海軍を護衛した。

その間ガリア臨時政府が乱立する政治的
混乱から、南方に退避した「ガリア空軍」
に所属し、アフリカ軍団と共同作戦を行う。

ダカール軍港に停泊中のガリア艦隊を
ネウロイが襲撃した際には、戦艦リシュリュー
を護衛しつつ、1日3機撃墜の戦果を挙げた。

1943年、自由ガリア空軍に合流し、オラーシャ
の支援を受けたガリア人部隊「ノルマンディ」
に参加、少尉任官。

戦闘では粘り強い防御的戦闘を得意とし、
治癒魔法の使い手でもあることから、
アレクサンドラ大尉が直々に502に招聘した。

常識人故に苦労人。
幼い頃の手伝い経験から、ベッドメイクや
掃除が得意。
流されやすい性格で、強いリーダーシップ
には従順。
治癒魔法を使うと「体が熱くなる」体質で
やせの大食い。

「私、大変なところに配属されたみたいです・・・」


5/15 next world witches

グンドュラ・ラル
gundula rall

第502統合戦闘航空団(502JFW)司令
カールスラント空軍JG52第3飛行隊司令

44年末18歳・大尉(後少佐に進級)
3月10日生まれ
使い魔は狼。

ハルトマン、バルクホルンに次ぐ、カールスラント
空軍第三位(つまり人類三位)のグレートエース。

くせ者揃いの502JFWをまとめる女傑。
さばさばした姉御肌の言動と裏腹に、
問題児扱いされていたマルセイユの
才能をいち早く
見抜くなど、鋭い人物
観察眼をもつ。

見越し射撃の名手で、芸術的な空戦技能を
持つが、カールスラント撤退戦の折、撃破した
ネウロイの破片で視界を遮られるという不運から
被弾、脊髄骨折の重傷を負う。

その後、懸命の治療と、不屈の闘志による
リハビリで、九ヶ月後前線に復帰した。
この入院期間中、後に統合戦闘飛行隊
「アフリカ」隊長となる加東圭子の取材
を受けている。

空戦時には古傷を保護するため、魔法繊維で
編まれたコルセットを着用。

502結成にあたり、いわゆる「クラッシャー3人組」
を推薦したのは彼女であるが、実際の現場指揮は
ポクルイーシキン大尉に丸投げしている。
そこも含めた人物配置の妙というのがあるのだろう。

「全機攻撃開始!化け物どもを地面にキスさせてやれ!」


5/10 next world witches

ヴァルトルート・クルピンスキー
waltrud krupinski

第502統合戦闘航空団(502JFW)に所属。
カールスラント空軍JG52、JG26司令など歴任。
一時JV44にも参加。

44年末18歳・中尉(原隊では大尉)
11月11日生まれ
使い魔はワイマラナー。

カールスラント空軍でもトップクラスのベテラン
エースで、バルクホルン、エーリカとはJG52在籍
時に旧知の仲。
新人時代のエーリカの長機を務めた時期もあった。
502内の撃墜数ベースでは、ラル大尉に次ぐ
トップエースである。

すらりとした長身、優雅な身のこなしから、「伯爵」
と呼ばれるが、酒好き女好きの享楽主義者で
楽天家。怒られたって気にしない。


空戦では勇猛果敢、射撃の腕も確かだが、
防御を捨てれば撃墜できるという状況下では
迷わず攻撃を選択する性格で、ストライカーの
破損が多く、被弾からの不時着も多数あった。

エーリカ達がJG52着任した当日、炎に包まれた
ストライカーで目の前に不時着、唖然とする
一同に涼しい顔で握手を求めたエピソードは
あまりにも有名である。

ただし、一機ストライカーを全損させる間に
稼ぐ撃墜数は中位のエースに比べても
抜群に優秀。

ユニット壊しで有名な同隊のカタヤイネン曹長、
管野少尉との3人組は、502JFWの愛称から、
「ブレイクウィッチーズ」と呼ばれることも。
本人は気にしていないが、上層部受けの悪い
年下の二人を守る役割を買って出ている。

「ニパ君、ナオちゃん、仕事の時間だぞ!給料分は
働かないと怖い熊さんに怒られちゃうからね」

5/9 next world witches

管野直枝
naoe kanno

第502統合戦闘航空団(502JFW)に所属。
原隊は扶桑海軍・第343海軍航空隊
44年末15歳・少尉 9月23日生まれ
使い魔は自宅の番犬であったブルドッグ。
固有魔法に圧縮式超硬度防御魔方陣を持つ。
一人称は「オレ」

扶桑海軍エースの一人。
勇猛果敢、猪突猛進のピュアファイター。

厳格な両親のもとに生まれ、幼い頃は読書を
たしなむおとなしい少女だったという。
ウィッチ能力に目ざめると、それまで隠れて
いた闘争本能が表出。
訓練生時代には教官にくってかかり、何度も
ストライカーを破損させ、「デストロイヤー」との
異名で呼ばれるまでに至った。

敵は大きいほど落とし甲斐がある、という大物
好きで、目標直上からの急降下による、すれ違い
ざまの射撃を得意とする。

固有魔法の超硬シールドは、通常体全体を覆う
シールドを、直径十数センチまで圧縮し強度を
高める能力であるが、そのサイズから防御には
不向きで、弾が切れれば刀で、刀が折れれば
体当たりでという、乱暴極まりない戦闘スタイル
を体現するために使用されている。
コアが露出さえしていれば、シールドをまとった
正拳突きでの破壊も可能であるとか。

一匹狼で協調性のない性格だが、同隊の
アレクサンドラ大尉には頭が上がらない。
これは、幼い頃特に優しくしてくれた実姉の
面影があるからだという。

「こちら管野一番!落とされたい奴からかかってこい!」


3/7 next world witches

アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン
Aleksandra I Pokryshkin

オラーシャ陸軍親衛第16戦闘機連隊長、のち
第502統合戦闘航空団(502JFW)に所属。
44年末16歳・大尉 3月6日生まれ
使い魔はホッキョクグマ
固有魔法に映像記憶能力を持つ。

オラーシャトップエースの一人。
502JFWでは戦闘指揮官を勤める。

機械技師の父を持ち、幼い頃より機械に慣れ親
しんでおり、整備の腕は一流。
今風の言葉で言えば、ややメカフェチな面も。

個人戦果の他、オラーシャ、カールスラント撤退
戦で得た戦術を教本として体系化するなど、
戦闘教官としても高い評価をされている。
他部隊との情報交流にも積極的。

502JFWはカールスラント奪還を主任務とし、
欧州随一の激戦区を担当する攻性部隊である。
加えて、所属するウィッチに「敢闘精神旺盛」な
ものが多く、ストライカーの損耗率が非常に高い。

装備がそろわず、オラーシャ撤退戦をリベリオンから
供与されたストライカーで戦った彼女にとっては、
出撃のたびに誰かのストライカーが全損、という
状態は大きな頭痛の種といえよう。
「ニパさんはそこに正座!」



3/4 world witches番外編

マティルダ(42年時)

マルセイユの従卒。マルセイユ個人の部屋、バー
の管理、ボディーガードを務める。
アフリカ大陸南部の出身(自称)で、鷲の化身を
探せ、というお告げによって一族の元を離れたという。

マティルダは自称で、本名、年齢、誕生日は不明。
陸戦型のストライカーを与えられているが、正式な
軍の所属ではない。

落ち着いた物腰で口数も少ないが、ジョーク好きで
陽気な人柄。

マジックシールド、肉体強化など、ウィッチ特有の
能力を持っているが、魔法使用時に使い魔を
必要としないなど、一般に言われているウィッチとは
違う魔法体系に属しているようだ。

生身でも非常に高い身体能力を持ち、特に視力、
聴力は魔力によるものと誤解されるほど
優れている。

一通りの歩兵火器の扱いは習得しているが、槍、
スリング等の狩猟道具を用いた戦闘が得意。
スリング投石の「88ミリ砲並」と言う評はさすがに
大げさな表現だが、実際小型のネウロイ相手ならば
まったく問題としない威力がある。

空を飛ぶことは頑として断っており、本人曰く
高所恐怖症。

3/3 next world witches

ライーサ・ペットゲン(42年当時・少尉)
使い魔・モズ

カールスラント空軍JG27、後、統合戦闘飛行隊
「アフリカ」所属。

マルセイユの僚機として、その背後と上空を守り
続けたウィッチ。子供っぽい見かけながら、
家庭的で面倒見のいい性格。

マルセイユの評は「いいとこのお坊ちゃん」

変則的なマルセイユの挙動に付いていく事が
出来るだけの技量がありつつも、常に自らの
戦果よりもマルセイユの戦果を優先し、
僚機のポジションに徹した。
マルセイユに対して、崇拝に近いほどの
思いを抱いており、彼女のサポート
役を自認しつつも、プライベートでは一定の
距離を置いている。

6機を撃墜してエースの一人となった時も、
マルセイユのおこぼれを貰っただけとして、
戦果を誇る事はなかった。

マルセイユが、統合戦闘飛行隊「アフリカ」を
扶桑陸軍から来た加東大尉に作らせた時は、
同じ部隊に入った稲垣軍曹に親近感
を抱き、その教育役を買って出ている。


2010 /01/13
今更ですが本年もよろしくお願いいたします

11/28 next world witches

ロマーニャの「赤ズボン」隊

中央
フェルナンディア・マルヴェッツィ fernandia malvezzi
10/22生まれ 44年末時点で17歳 中尉 
使い魔・マーモット

ロマーニャのウィッチ養成軍学校出身。
軽度の治癒魔法が使えたため、魔法医学科
に編入されたが、本人が強く戦闘職を希望。
ロマーニャ空軍では倍率の低かった、地上
攻撃ウィッチ部隊に潜り込む。
カールスラント急降下爆撃隊のもとで戦術
を学んだのち、軍学校での親友、ルチアナ、
マルチナの3人で出撃を繰り返し、大型の
地上ネウロイ撃破を記録。チームとしての
評価と知名度を確立させ、赤ズボン隊(注1)
に認められる栄誉に浴している。

その後、部隊の機種転換に配備された
mc.202ストライカーを使用し空戦に開眼、
44年以降はG-55を使用している。

直情径行で勝ち気、自信家ながら、憎めない
人懐っこさがあり、他人を強引に巻き込む
パワーを持ったリーダー気質。
チームでは、指揮官ながら前衛を担当する。


ルチアナ・マッツェイ luciana mazzei
1/10生まれ 18歳 少尉 
使い魔・グレイハウンド

無口でおとなしく、優しい性格の反面、
スポーツ万能で特に射撃に優れる。

本人はウィッチ用の機材や被服開発に
興味があったが、射撃の腕に目をつけた
フェルナンディアに、強引に戦闘部隊に
勧誘され、断り切れず今に至る。

研究熱心で理論家。趣味は裁縫。
事務手的なことがまったく駄目なリーダー
に代わり、上部との折衝や報告書の作成
を行っており、チームをまとめる名参謀。
狙撃、サポート担当。


マルチナ・クレスピ martina crespi
9/2生まれ 16歳 曹長
使い魔・ボロニーズ

ロマーニャ南部の良家の子女。
明るく社交的であるが、名家のレディと
しては行動的に過ぎ、両親を悩ませる。
その言動は、まるで少年のようである。

クラシックバレエを習っており、高い柔軟性と
独特の身体操作感覚を持つ。
敵機との超近接格闘戦を好み、コアを
ストライカーで「蹴って」破壊という珍しい
事例も過去記録している。(注2)
その反面、目の前の敵にこだわりすぎるなど、
戦略眼にかける部分も。
フェルナンディアとはケンカ友達のような関係。
ルチアナになつく。
遊撃担当。

(注1)赤ズボン隊は空、陸、海軍の所属に関係
なく選ばれ、ロマーニャ公の直轄部隊として、
書類上は独立した指揮系統を持っている。
実際には、ロマーニャ統一の際に活躍した
大ウィッチの服装を摸した、宣伝、士気高揚
部隊としての色合いが強かった。
3人は504JFW編入後も、このときの制服を
そのまま着用している。

(注2)魔動エンジン内を環流する魔力を直接
相手にぶつける・・・本人としては、弾切れ後の
苦し紛れの行動であったが、当然エンジンは
壊れるので、後でたっぷり怒られた。


6/22

世界の航空歩兵シリーズ番外編

マチルダII 機械化装甲歩兵

陸戦専用のストライカーを装着し、地上で
戦うウィッチ達
も存在する。

陸戦用ストライカーは、魔動エンジン出力の
ほとんどを飛行魔法に振り向けざるを得ない
航空歩兵と違い、シールド、火力、身体能力
強化を重視した設計となっている。

シールドの強度と主砲の破壊力は航空歩兵の
比ではなく、作戦行動時間も長い。
それだけ飛行魔法が大量の魔法力を消費する
ということでもある。

車種にもよるが、時速30キロ程度での走行が
可能。長距離移動の際は鉄道、車輌を使う
のが一般的。

画像は1942年、北アフリカに派遣された、
ブリタニア王国陸軍、第4戦車旅団C中隊の
隊長、マイルズ少佐。

少佐は部下11名とともに、ハルファヤ峠に
孤立した連合陸軍の援護に進出、現地で
大型陸戦タイプを含む多数のネウロイを撃破
した。

この戦闘にはカールスラント空軍のマルセイユ
中尉も参加しており、しばらくの間ネウロイの
勢力範囲を大きく後退させることとなった。

マチルダII走行脚は、火力は平凡なものの、
高いシールド強化能力に定評があった。


6/22

世界の航空歩兵シリーズ

アメリー・プランシャール amelie.planchard

自由ガリア空軍所属。使い魔はアナウサギ。
44年時15歳、軍曹。

ガリア北西部、ノルマンディー地方の農家に生まれる。
一族の家系では始めての魔女であったが、ために
国の養成機関に送られることとなり、幼い彼女には
家族とはなれて暮らす辛い経験となった。

ネウロイのガリア侵攻時には適正試験中の訓練生で
実戦には参加していない。
ガリア陥落の後は、ダイナモ作戦に随伴しブリタニア
に移り、自由ガリア空軍として訓練を受け、正規航空
歩兵となった。

軍服やストライカー(スピットファイアMk.V)、訓練施設
はブリタニアから提供を受けたもの。

魔力は低くなく、座学も優秀であったが、積極性に
かける性格が指摘された。
感動屋で、喜怒哀楽ことあるごとに大泣きする。
寂しがり屋の甘えん坊。

ペリーヌ・クロステルマン中尉(当時少尉)が
501統合戦闘航空団に招聘される以前に所属
していた、ブリタニア地方基地の防空部隊で、
一時期僚機を務めていた。

全てを失ってもなお、がむしゃらに前に進もうとする
クロステルマン少尉の姿は、彼女に何か感じさせる
ものがあったようだ。



3/26

世界の航空歩兵シリーズ

ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ中尉
(画像は42年時)
カールスラント空軍所属。使い魔は大鷲。

天才的な空戦技能と、輝く美貌から、「アフリカの星」
と呼ばれるウルトラエース。

幼少時は自らの力を持て余し、周囲と衝突しては
トラブルを起こす問題児だったが、恩師と出会い、
空軍を志す。

破天荒な私生活、編隊戦法を無視した単機突撃
などで軍内でも問題となったが、欧州文明と遠く
はなれた北アフリカ戦線に従軍し、超然とした
落ち着きを身につけるに至った。

こと射撃に関しては、人類最高の腕とも評され、
「標的が勝手に射線に飛び込んでいる」様にさえ
見えるという。

撃墜スコアは42年時で100機強だが、アフリカ方面に
出現するネウロイは、数さえ少ないものの、欧州では
要警戒〜難敵レベルとされるタイプの割合が多く、
このスコアには、2倍、3倍の価値があるとも言われる。

42年10月、受領したばかりの新型ストライカーを
駆っての激しい戦闘のさなか、大変珍しいことだが、
彼女の使い魔である大鷲が「死亡」した。
使い魔の魔力サポートを失ったマルセイユ機は、
出力の調整が効かずエンジンから発火、僚機に
助けられながら戦線を離脱した。

戦友であった使い魔の死を悼み、戦闘空域真下には
小さなピラミッド型の墓標が立てられている。


2/9

世界の航空歩兵シリーズ

ヘルマ・レンナルツ(44年時13歳)
カールスラント空軍所属。使い魔は黒猫。

配備試験中のエーテル噴流式ストライカー
(一般にはジェットストライカーと呼ばれている)
の実験部隊に所属。

その設立経緯から、部隊にはカールスラント空軍でも
中〜高位のベテランエースが顔をそろえている中、
軍暦が短く、若干13歳の彼女が選抜されたのは
異例のことであった。

生真面目で几帳面、世話焼きな性格な上、航空歩兵
足るもの、全軍人の模範足るべしと、先輩エースの
私生活にもうるさく口を出す。
もちろん適当にあしらわれているが、そんな姿が
隊のマスコット的存在として愛されている。

撃墜数はカールスラント空軍の中では目立たない
数字だが、その7割がジェットストライカーによるもので、
また、大型ネウロイの撃墜数が多いことから、新世代の
エース候補として期待されている。


理想のウィッチはゲルトルート・バルクホルン大尉。

44年時現役の航空歩兵、曹長

2/3

世界の航空歩兵シリーズ

竹井醇子(44年時18歳)
扶桑皇国海軍所属。使い魔は白犬で紀州犬の
血統と思われる。
(竹井が主に活躍するコミックでは、宮藤の入隊
経緯等アニメとはパラレル設定です)

扶桑皇国海軍遣欧艦隊に選出された海軍エース
で、坂本とは同僚であり、下の名で呼び合う仲。

根拠地となった軍港とその立ち振る舞いから、
リバウの貴婦人とも呼ばれた。

戦闘技能は坂本に一歩譲るものの、指揮、管理調整
能力に定評があり、戦場では坂本も、彼女の意見には
素直に耳を傾けていたという。
派遣終了後は扶桑に戻り訓練生の育成に尽力し、後に
504JSFに招聘された。

指導者としては、集団の連携、平均レベルの底上げを
重視し、マンツーマン・スパルタ教育の坂本とは好対照。

44年時 扶桑皇国海軍の現役航空歩兵


2/1

世界の航空歩兵シリーズ

穴拭智子(37年時14歳)
扶桑皇国陸軍所属。使い魔は狐。少尉。

候補生時代から、その飛行センスと剣術の腕で
将来を嘱望された陸軍エース。
1937年、扶桑海上空にネウロイが侵入した扶桑海
事変において特に優れた活躍をした。

半年後には本人主演の宣伝映画「扶桑海の閃光」
が製作され、一躍国民のスターとなる。

画像は撮影時に使用された特別誂えの飛行服
だが、魔法保護のある実戦用被服ではない。
当時の少尉のトレードマークであった長マフラー
も、白一色から赤に稲妻の派手なものに変更された。

映画はネウロイに扮装したウィッチや気球、飛行船
を用い、空中撮影にもウィッチが参加したため、非常
に迫力のある仕上がりとなった。

少尉は1939年、北欧スオムスの義勇飛行隊に派遣
され大きな戦果を上げ、後の統合戦闘航空団結成の
きっかけとなる。

扶桑では最も有名なウィッチの一人で、特に同性から
の人気が高く、少尉をモデルにした扶桑人形は、年頃
の少女への贈り物として喜ばれた。


使い魔は狐のコン平。
人語を理解し、自らも会話できるのは、使い魔の中
では珍しい存在。
歳を経て尻尾の増えていく妖狐なのかもしれない。


1/25

世界の航空歩兵シリーズ

ハイデマリー・W・シュナウファー(44年時15歳)
カールスラント空軍所属。使い魔は白隼。大尉。

カールスラント最強のナイトウィッチ。
44年末時点で100機に迫らんという撃墜数の全てが
夜間戦闘によるもの。

ナイトウィッチとして必須であるレーダー魔導針に加え、
星の明かりで暗闇を見通す夜間視能力を持つ。

幼少時には夜間視能力の制御ができず、常に薄暗い
屋内で生活することになった。
10歳でウィッチ養成機関に編入され、能力の制御を
学びながら、ナイトウィッチとしての才能を開花させた。

夜間視能力の暴発はなくなったが、以前に傷めた
視神経は魔法治療でも回復せず、かなり度の強い
眼鏡を常用している。

幼少時の生活環境の反動からか、同世代の友人を
求める気持ちが非常に強く、特にナイトウィッチに対し
てその傾向が顕著。

44年時現役の夜間航空歩兵。
後に撃墜100期達成、少佐に進級し、カールス
ラント最年少の戦闘航空団司令となる。


1/22

世界の航空歩兵シリーズ

ジュゼッピーナ・チュインニ(39年時16歳)
ロマーニャ公国空軍所属。使い魔は山猫。准尉。

ロマーニャ空軍のエースウィッチとして、地中海方面
からカールスラントまでを転戦したが、ネウロイ勢力
圏内で被弾、墜落し行方不明となる。

その後自力で帰還を果たすが、記憶とともに、華麗な
空戦機動までをも失ってしまう。

リハビリもかねてスオムスの義勇独立飛行中隊に
派遣されたが、その先で彼女を待っていた運命とは・・・

図は1937年、ロマーニャの原隊所属時。
当時14歳で、階級は曹長だった。

ヤマグチノボル先生の「ストライクウィッチーズ 参ノ巻
スオムスいらん子中隊はじける」に登場。
彼女のその後は、スニーカー文庫のスオムスいらん子
中隊シリーズでお楽しみください。



1/20

世界の航空歩兵シリーズ

黒江綾香(39年時17歳)
扶桑皇国陸軍所属。使い魔は薩摩犬

扶桑皇国陸軍の航空審査部にて、新型ストライカー
の開発、テストパイロットを努める。

かつては扶桑海事変で、穴拭智子、加藤武子らと
ともに戦った陸軍のエースウィッチ。
明朗快活で、部下への気配りも絶やさない好人物。

機械好きで、試作機や他国開発のストライカー
にも抵抗がなかったため審査部へと招聘される。
細かい性能の違いを、感覚ではなく数学的に表現
でき、技術者を喜ばせた。
ウィッチ用の衣装、装備品の開発にも協力しており、
図は試験中の貫頭衣タイプの戦闘服を着た姿である。

特に刀剣を用いた近接戦闘能力は、歴代の扶桑
ウィッチでも十指入る実力者とされ、扶桑刀の切っ先
に集中させた魔力を、突きとともに打ち込むことにより、
従来刀剣では撃破困難といわれた、体内深くにコア
を持つ大型ネウロイの撃墜も記録している。

20歳で一度退役したが、航空歩兵を天職とし半年後
再志願、魔力減衰の少ない体質であったため、前線
任務にはつかないとの条件の下、再び航空審査部へと
所属することになった。


1/17

世界の航空歩兵シリーズ

ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン
第502統合戦闘航空団(502JFW)に所属。
原隊はスオムス空軍・飛行24戦隊
15歳(1944年末現在)・曹長 5月31日生まれ
使い魔は雪イタチ

飛行24戦隊は、エイラを含め多くのエースが
所属する精鋭部隊。

少年のような容姿で、一本気な反面、
ナイーブなところも。

スオムス空軍内では10指に入るエースだが、
被弾、相打ち、エンジントラブル、不慮の
事故等でストライカーを破損させることが
多く、周囲から「ツイてない」カタヤイネンと
いうあだ名をつけられるほどだった。

仲間を巻き込むような事態や、致命的な
重傷に発展したことはないものの、上層部
からはストライカー壊しの問題児とされ、
一時は前線任務から外され、ハンガー掃除
をさせられていた。

このような扱いからか、上層部に反発し
、仲間とも距離を置く内向的な態度も
見られたが、エイラを初めとする、同僚達の
遠慮のない「いじり」や、戦闘の中で
培った信頼関係により、本来のひたむきさ
を取り戻している。


特殊な魔法体質として、特別な訓練もなく、
常に中度の治癒魔法がかかり続けている
という、超回復能力がある。


1/15

新年明けましておめでとうございます。
年末かぜ引いてそのままだらだらと寝正月、三が日明けから普通に仕事で、
年賀絵も描いていませんが今年もよろしくお願いします。

去年は1年ストライクウィッチーズ関連に忙殺されていましたが、おかげさまで
大変好評で、加えて初の個人画集を刊行していただいたりと、充実した1年でした。
ストライクウィッチーズに関しては、「まだまだこれから」の作品と頑張っております。


世界の航空歩兵シリーズ

ウィルマ・ビショップ(39年時16歳)
王立ファラウェイランド空軍(RFAF)所属
使い魔はスコティッシュフォールド

501統合戦闘航空団所属、リネット・ビショップ軍曹の姉。

妹とは異なり、行動力の塊のような人物。
ブリタニア空軍の入隊審査、訓練期間が長いと知るや、
新大陸のブリタニア連邦・ファラウェイランドに単独行、
航空歩兵の資格を得た後、ブリタニア防衛の戦力
派遣組として欧州に戻ってきた。

明るく、茶目っ気のある人柄だが、家庭的な部分は
妹と変わらず、お菓子は作るのも食べるのも大好き。
ただ、食べた分だけお肉になる体質が悩みの種。

航空歩兵として特筆すべき能力、大戦果はなかった
ものの、20歳まで無事に戦い抜き除隊した。

年上のおじさま好みの性癖の持ち主で、除隊後は30歳
差のファラウェイランド空軍将校と結婚し周囲を驚かせる。



*注
コンプエースコラム版とは外観に違いがあります。
これは、ひざの曲がるストライカーなど、コラムが企画
初期のパイロット版である点、アニメ本編のキャラを
食わないよう、意図的に特徴の少ないキャラデザインに
してある点などを、「リーネの姉」としてデザインを
再調整したため。
髪色はリーネと共通とし、使い魔の耳はモデル同様の
垂れ・伏せ耳としました。
(立ち耳のスコティッシュもいます)