サクラとサツキの間で(一)


99・4・4

クリスタルC

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<登場人物>
高橋久美子(38) 主婦、旧姓大原
原田恵子(38) 喫茶店を経営、独身
秋吉美枝子(38) フリーのライター、独身
奥田修一(38) 元会社員
奥田千秋 修一の妻、2年前に病気で亡くなっている、旧姓坂口

1 某商店街(昼)
各商店がならぶ中「桜桃」という名の喫茶店がある。

2 喫茶店・桜桃・中(昼)
3つばかりのテーブルにカウンターという小さな店内、客は高橋久美子(38)だけである。
久美子と原田恵子(38)がカウンターをはさんでコーヒーを飲んでいる。
恵子「水曜日ってさ、なんか、あっと言う間に過ぎへん」
久美子「そーかな」
恵子「アンタみたいに旦那とか子供がいると、やっぱ違うんかな一週間の感じ方とか・・・・・・」
久美子「えー、そう?」
秋吉美枝子(38)が入ってくる。
美枝子「なんや、またアンタたち2人だけ?・・・・・・恵子、この店大丈夫?」
恵子「アンタに心配してもらわなくたって結構、それよりアンタこそどないしたん?」
美枝子「帰ってくんのよ」
久美子「誰が?」
美枝子「奥田よ、元クラスメートの奥田修一クン」
恵子「彼、東京ちゃうかったけ?転勤なん?」
美枝子「残念でした、・・・・・・リストラされちゃったのよ、・・・・・・でっ、こっちに帰ってくるんだって」
恵子「あんた、そんなことよく知ってるわね」
美枝子「坂口のお母さんから聞いたのよ、この前、バッタリ会ってん」
久美子「千秋が亡くなってそんな経ってへんのに、・・・・・・悪いことつづくね・・・・・・」
美枝子「(久美子を見て)アンタにとってはそんなに悪いことやないんちゃう?」
久美子「(びっくりして)えっ!?」
恵子「こらっ、ミエ!何言うてんの!」
美枝子「まぁ、えぇやん、彼、週末には帰ってくるらしいから、日曜日、この店に連れてくるわ、じゃ」
出ていく美枝子
恵子「なんやあれは、言いたいことだけ言うて出ていって」
久美子、黙ってコーヒーを飲んでいる

3 某商店街(昼)
美枝子と奥田修一(38)が歩いている、奥田は周りを懐かしみながら歩いている

奥田「・・・・・このあたりはあんまり変わってないね、閉めてる店とかもないし」
美枝子「ここは、駅からも近いし安いもん、・・・・・・それより奥田、もっとはよ歩きーな、大原と原田が待ってるのに」
奥田「でも、ふたりに会うのはちょっと怖い気もするな、・・・・・・イメージ壊さないかなー」
美枝子「何をうぬ惚れたこといってんの!それよりずーと気になってんねんけど、自分、喋りが標準語になってない?」
奥田「大学からずーと向こうだったし、しょうが・・・・・・しゃぁないやん」
美枝子「そうそう、その調子」
奥田、完全に食われている。

4 喫茶店・桜桃・前(昼)
ドアの前に−本日休業日−の札がかかっている

5 同・中(昼)
恵子がカウンターで競馬新聞を読んでる、入ってくる美枝子と奥田

美枝子「不用心やね、休業の札、出してんのに、鍵かけとかな」
恵子「何言うてんの、アンタたちが来るから開けといてあげたのに、(奥田をみて)奥田クン?やっぱりあの頃の面影あるわー・・・・・・千秋のお葬式の時、みんな行かれへんでゴメンね」
奥田「いや、向こうで全部済ませたから・・・・・逆に悪かったかな思てたんや・・・・・・千秋のお母さんには会ってる?」
恵子「たまに、ウチの店にも来るよ、・・・・・・ねっ、奥田クン、太った?」
美枝子、笑っている。
奥田「あれから、20年も経つんだから、しゃぁないよ・・・・・・そんな太ったか?」
美枝子「ほんと、演劇部の頃は美少年だったのにねー、(奥田に)オーシノウ公爵殿」
奥田「何や、いきなり」
恵子「はいはい、シェイクスピアの”十二夜”ね、3年の文化祭でやったやった、ミエ、あんたなんだったけ?」
美枝子「ワタシ?・・・・・・道化の役よフェステ、アンタは確か・・・・・」
恵子「マルヴォーリオ、執事の役、・・・・・・でもなんでワタシたち男役だっのかな」
美枝子「そうそう、坂口はオリヴィアで大原はヴィオラでしょ不公平よね!」
奥田「高校の演劇部なんて女の子ばっかりだったから仕方ないよ」
美枝子「それって、男のくせに高校の演劇部に入るようなヤツはスケベって言ってのとちゃう?まぁ、実際、おモテになったしね」
奥田「(テレて)そんなことないよー」
美枝子「本気にしてんの?自分?・・・・・・それより大原は?あの子、恥かしがってんの?」
恵子「ちょっと家の用事で遅れるって、バツイチのアンタと違ってちゃんと家庭のある子やし」
美枝子「アンタだって人のこといえるの、ワタシは一回は結婚してんねんから、まっ自慢することやないけど・・・・・・(競馬新聞を見つけ)、ねっ、これからみんなで競馬場に行かない?」
奥田「でも、オレはあんまり無駄使いできない身分やし・・・・・・」
美枝子「大丈夫よ、原田の言うとうり買えばいいのよねー、例えばこのクリスタルCってゆうの・・・・・・これがいいわタイキダイヤ」
恵子「アンタはすぐ自分の欲しいものと結びつけるんだから、ここはミッキーのマンリーパースンがいいのよ」
奥田「タイキだったらタイキトレジャーもいいかも」
美枝子「なんだ、奥田も競馬やるの?」
奥田「ちょっとね」
美枝子「今の自分の身分考えて、無駄使いしたらアカンよ、公爵殿」
奥田「・・・・・・」
久美子が入ってくる、奥田を見るとあっと小さい声を上げる、奥田も彼女をみてびっくりした様子。
美枝子「ちゃんと自己紹介しなさいよ、おふたりさん」
久美子「えっ、・・・・・・あのー」
美枝子と恵子、久美子と奥田の様子を見て笑いだす。




とゆうわけで 馬連2、9、12のボックス買いに1000円!!


第3回中山競馬4日目 11R 競走成績 天候 曇 芝 良
第013回夕刊フジ賞クリスタルカップ
サラ4歳 混合 指定 オープン・別定 1200芝・外 14頭 ★ G3 ★

着順 番  馬     名   性齢 斤量 馬体重 騎  手 タイム 着 差 単オッズ
1着 2 タイキダイヤ    牝4 53.0 446 -8 小野 次 1:09:2   3.8
2着 4 エターナルビート  牝4 53.0 452 -4 河内 洋 1:09:2 3.7
3着 12 タイキトレジャー  牡4 55.0 454 -4 岡部 幸 1:09:4 1.1/4 5.5
4着 13 イカルスドリーム  牡4 55.0 480 -4 横山 賀 1:09:5 49.1
5着 10 ゴールドティアラ  牝4 53.0 438 -8 武  豊 1:09:7 1.1/2 6.1
6着 11 ユーセイシュタイン 牡4 55.0 436 0 柴田 善 1:09:7 81.7
7着 5 リザーブユアハート 牡4 56.0 440 -4 田中 勝 1:09:7 25.5
8着 7 シルバーサーベル  牡4 55.0 450 +2 橋本 広 1:09:8 1/2 73.7
9着 6 スズキドリーム   牡4 55.0 424-14 大塚 研 1:10:1 1.3/4 243.2
10着 14 バンダムウィンベル 牡4 55.0 488 -6 菊沢 徳 1:10:3 1.1/4 39.9
11着 8 サウスヴィグラス  牡4 55.0 476 -6 横山 典 1:10:4 3/4 16.9
12着 9 マンリーパースン  牡4 55.0 466 +6 松永 幹 1:10:5 3/4 10
13着 1 コウエイロマン   牝4 54.0 486 -8 江田 照 1:10:6 10
14着 3 エイシンマリアンナ 牝4 54.0 448 -4 中舘 英 1:11:8 7 148
単 勝 式 380円 複 勝 式 170円
枠番連勝式 2−3 820円 150円
馬番連勝式 02−04 840円 12 170円

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