2000東京おもちゃショー レポート
3/17(金)にトイ・ショウ(商談日)に潜入。独断と偏見に満ちたレポートをお送りする。紹介するメーカー、商品がやたらと偏ってる(笑)。
■バンダイ
まずはお約束、キャラクターものの大本締めバンダイから。
先日発表された猫型ロボット「BN−1」(写真)だが、写真を見てあまりかわいくない、という人もいるけど、実物はかなりイイ感じであった。
ていうか、今回のおもちゃショーではかなりの数のロボットペットが出展されていたが、これが一番完成度が高かったと思う。
たとえば、AIBOとかなりデザインが似ているトミーのi-cybeeなんかは写真で見るとかなり良さそうなのだが、実際にはAIBOには遠く及ばない質感で、いかにもおもちゃっぽく、動きもかなりへっぽこだった。まあこれはAIBOオーナーだからこそ強く感じたのかもしれないが…。
一方バンダイの「BN−1」はAIBOとは全く異なったデザインラインで、独自性がある。少ない間接と車輪でうまく動き回る工夫が施されており、好印象。動いている姿も結構愛らしい。
そしてIDスイングと呼ばれるペンダントから出る「光フェロモン」によって、スイングを身につけている人を飼い主として認識するというアイデアもイイ感じ。
もしかしたらAIBO最大のライバルかもしれない。
バンダイは他にも机の上で気軽に飼える「BN−2」(写真左)や、ワンダースワンとつないでプログラミング出来る「ワンダーボーグ」というロボットも出展していた。
さらに、参考出品していた「PATATA」(右の写真)というロボットを出品していた。これはかなりの可動部分があり、顔の表情なんかも機械で再現していた。デモ機では歩いていなかったが、声優の声も吹き込まれていろいろな表情と身振りでしゃべりまくっていた。声の主はおそらく西原久美子さんじゃないかなーとか思ったり。>この辺がダメ人間のレポートらしいっつーか(苦笑)
ロボット関係はブースの外側で大々的に展示していたので写真撮影可能だったが、ブースの中の展示は撮影不可だったのが残念。
キャラクターものではサンライズの「GEAR戦士 電童」という新作が展示されていた。これは四肢にタービンが取り付けられた巨大ロボット「ギアファイター」のお話。おもちゃの方も四肢に取り付けられたタービンが回転したりと結構ギミックがつまっている様で面白い。「データドライブ ギアコマンダー」という携帯型バトルゲームと連動して遊べるのがウリ。
個人的に気になっていた「仮面ライダークウガ」の商品もちょっとオドロキ。装着変身クウガが乗れる「トライチェイサー2000」が電撃ホビーマガジンに掲載されていたが、実は「トライチェイサー2000」単体での商品化ではなかったのだ。超古代時代に先代クウガとともに戦った昆虫戦士「バトルゴウラム」という飛行メカ?が登場するのだが、どうやらこれとトライチェイサーが合体して「トライゴウラム」というものになるらしい。で、おもちゃの方ではトライチェイサーとバトルゴウラムをセットにした「DXトライゴウラム」(左の写真)という形態での販売らしい。さすがバンダイ、戦隊ものなみとまではいかないが、商品は沢山出るね。
いよいよ放送が終了する「カードキャプターさくら」だが、教育テレビでの再放送のおかげで、「フリーポーズセレクション」は継続してリリースされる事が判明(^O^)/。写真撮影出来なかったが、第3期オープニングコスチュームやら李小狼もラインナップされる模様。また、セーラームーンも再放送開始で少しではあるが商品ラインナップがあるぞ。
そんでもって大きなお友達用の超合金他について…。
まずはS.I.C.シリーズだが案の定、「仮面ライダー」が続くようだ。夏までにライダー2号(ショッカーライダーダメージモデル付き、新1号ライダーコンパチ)とV3(ドクトルGダメージモデル付き)が決定。参考出品でロボット刑事Kあたりが出ていたので、是非出していただきたい。
超合金魂の次回作大空魔竜ガイキングは展示なし。コンバトラーVのブラックモデルが出るけど興味なし。
ポピニカ魂第1弾「ホバーパイルダー」兜甲児の間接可動モデル付きは買おうか迷うところ。第2弾の可動ライダー付きサイクロンは絶対買うつもりだけど、こっちはまだ原型段階での展示で製品化まで時間がかかりそう。ビッグポピニカ1/650「宇宙戦艦ヤマト」は全長40センチ近くでギミック満載との事だが、まだ図面段階だった。残念。
さて、ガンダムである。
限定版 可動戦士G−3ガンダムが出るそうだ。グレーで成形されただけなんだけど、しぶい色使いが心を惹く。しかし、これはGW期間中、大阪の阪急だか阪神百貨店のみでの販売だとか。買えねえ〜。
そして近頃続々発売されてるMS in Actionシリーズは、Z、Wガンダムと続くが、秋にはなんと「ビグ・ザム」が登場(右の写真)。一緒に写ってるのがMS in Actionのガンダム。そう、この「ビグ・ザム」は40センチもあるのだ。いったいいくらするんだ?
そしてガンダムといえば、2001年発売予定の1/48 リモコン ザクが出品されていた。残念ながら写真をとれなかったが、まだ試作段階で腕なしの歩行モデルと、上半身のみの射撃モデルの展示だったが、モノアイにCCDカメラ搭載、拙いながらも2足歩行出来る(しかも旋回可能)、BB弾発射機構と、夢に見ていた究極のMSミニチュアであった。5万円以下にしたいという事だが、出たら買うっすよ。ガンダムも出すとか。
■タカラ
タカラは写真撮影禁止だった。継ぎ目がないシームレス可動ボディ搭載の「フォトジェニックジェニー」が大量展示。この可動ボディをそのまま半分の大きさにした1/12スケールも新たにラインナップに加わるとか。これはかなり小さいながらもいい出来。
先日発表された水中ロボット2種(クラゲと熱帯魚?)も展示していたが、これは太陽電池だそうで、かなり面白そう。他にもAIBOもどきのロボットおもちゃなど、ロボット多数。
■トミー
先のi-Cybee他のロボットおもちゃ多数あり。i-Cybeeは思っていたよりちゃちいのでまあどうでもいいや。4万語の語彙がある「ほめ殺しロボット」が面白そうだったけど、噂の2足歩行ロボットは残念ながら見られず。
まあ、4/27発売の1/1ぬいぐるみピチューは是非欲しいところ。
■やまと
ドラゴンモデルのニュージェネレーションフィギュア輸入なんかで最近注目の同社。ここは俺的にかなり気になる商品が並んでいた。写真を見てみれ〜。
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メーカー名は失念したがやまとが6月輸入販売予定のマクロスプラス完全変形シリーズ。YF−19、YF−21の他に、VF−11までラインナップされている。これは出たら絶対買い。
そしておなじみの12インチフィギュア。ドラゴン社は女性ボディも投入。そして、大迫力の馬!そしてメーカー名は載ってないけど、同じく12インチサイズの「MATRIX」フィギュアも控えている。そして、すごいのがトワイライトマジックワークス社の1/6ミニチュアガン。12インチフィギュアにぴったりの大きさながら、スライドを引いたり、フィールドストリッピングまで出来てしまう。これって、「こち亀」で両さんが作っていたミニチュアガンを現実に作ってしまったという感じで、スゲーナスゴイデス。
■その他
その他気になった所を駆け足で…
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京商からはナムコのゲームから3人のおねーちゃんの塗装済み完成フィギュアがリリース。左からミント(テイルズ・オブ・ファンタジア)、長瀬麗子(R4)、アイヴィー(ソウル・キャリバー)。どれもなかなか出来が良いよ〜。
次はコトブキヤから…
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これまた塗装済み完成品の来栖川芹香(水着)、マルチに続いて、承太郎&スタープラチナセットが出品されていた。ちなみにマルチは帰りに買ってしまいました。いや、まじでかわいーんですわ。
同じくコトブキヤの塗装済み完成品可動モデルの「ガオファイガー」。こ、これは欲しい!
最後に気になったのがトロのUSB HUB。これはUSBキーボードやマウスをつなぐとユーザーの入力にあわせてトロがキーを打つ仕草などをするもの。か、かわいいぜっ。
と、いうわけで、思い切り独断と偏見で紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。後半の方が写真が増えているのは大手メーカーが撮影禁止がおおかったからです。
ここで紹介したものは基本的においらが欲しまっているものなので、実はおもちゃショーレポートというより散財日記予告編なんじゃないかという気がしてきました。っていうか金がもちましぇ〜ん。