カスタムドール製作過程紹介
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ボークス製ヘッドを使ってのカスタムドールの作り方を紹介。
写真がヘタッピなのはご容赦下さい。
今回は来栖川芹香の製作過程を紹介します。刃物や熱湯を使う際には十分注意しましょう。
塗装にはボークス製のリキテックスを使っています。これは水溶性ですが乾きが早く、いったん乾燥させると耐水性になり、皮膜力も結構強いです。また、出来るだけいい面相筆を用意しましょう。
まずは買ってきたカスタムヘッドとエクセレント・ボディを箱から出した状態からスタート・
1.散髪
まずは散髪です。この作業は
切りすぎると取り返しが付かない
ですから、慎重に、少しずつ切って行くのがいいでしょう。私も今回は前髪を切りすぎて1個のカスタムヘッドをダメにしてしまいました(泣)。
来栖川芹香の場合、前髪もごく小さい範囲を切るだけにとどめ、他は左右に分けてしまう方がいいでしょう。全体の長さも少しずつ様子を見ながら切っていきましょう。
来栖川芹香は髪の毛を切ってそのままでオッケーなのでやってませんが、木之本桜などは直毛のままという訳には行かないキャラクターの場合、「
お湯パーマ
」という作業を行います。
「
お湯パーマ
」はヘアーを希望の形に整え、ビニールや輪ゴムなどで固定し、熱湯につけます。なべで煮てしまってもいいですが、ドールヘアーが鍋の縁に触れるとドールヘアーが縮れてしまうので注意が必要。
2.白目の塗装
ここから目の塗装です。私はガレージキットフィギュアを塗る時と同じ方法で塗っています。
まず最初に白目部分を塗ります。この時点で目の位置を決定しますから、少しずつ左右の様子を見ながら塗り広げていきましょう。
3.睫の塗装
続いて睫を描き込みます。先ほどの白目のふちにそって慎重に塗っていきましょう。
眉毛もこの時点で描き込みましょう。キャラクターが二重瞼なら二重の線もこの時点で描き込みます。
4.瞳を入れる
次に瞳の部分を描き込みます。
私の場合は黒で少しずつ塗り広げる感じで、ちょうど良い大きさをここで決めて行く感じで塗っています。
5.虹彩を入れる
続いて虹彩の色を置きます。リキテックスだと乾燥済みの下の色が溶け出さない為、この方法でオーケー。先ほど描いた黒の縁を残すように塗ると細い線が出来る。
5.瞳孔を描き込む
瞳孔の黒をぬります。瞳の上半分近くを黒く塗っておいた方が立体感が出ます。
6.瞳のハイライトを入れる。
最後に白で瞳のハイライトを入れます。
これにて完成!
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